登場人物【壱ノ章時点】


 壱章の現時点で公開できる分のプロフィールです。

 本編にまだ出せていない情報もちらほら。



★主要人物


名前:蘆屋圭一郎あしやけいいちろう

年齢:16歳 

職業:高校生(烏丸高校1年)、陰陽師

術士歴:0ヶ月(※術士登録の日から起算する)

術式:なし

外見:襟足長めの黒髪。こめかみから頬にかけて赤黒いアザがある。三白眼気味。学ランを着崩していることが多い。身長は167くらい。これからもう少し伸びそう。

・主人公、根がまじめな不良。蘆屋道満の子孫。

・幼少期からふつうの人に見えないものが見えた。そのせいで周りとなじめず、学校をさぼりがちになる。本人は気づいていないが、周りになじめなかった理由は外見みためも大きい。

・自分の特殊な家系や力、そして陰陽師という仕事を毛嫌いしていたが、とある事件がきっかけで陰陽師になることを決意する。(【序章】―Antinomy―六芒星の彼方―)

・ケンカが強い。負けず嫌いなので、テストの順位はなんだかんだで上のほう。


名前:勧修寺泉穂かじゅじいずほ

年齢:27歳

職業:八塚神社神主、結界術士

術士歴:9年

術式:なし

外見:かなりの美形。色素の薄い長髪を後ろで束ねている。浅黄色の袴を着ていることが多い。

・八塚神社の神主。平安時代の八傑はっけつの一人であり、結界術の始祖とも言われる勧修寺晴久かじゅじはるひさの子孫。

・蘆屋家専属の結界術士で、蘆屋家の陰陽師業をサポートしている。ただ結界術をマスターしている人は貴重で、いろんな所から呼ばれるので割と忙しい。

・温和な性格。いつもニコニコしている。圭一郎のことは小さいころから見てきているので、弟のように思っている。

・同じく結界術士の父と、2つ上の兄がいる。父は安倍家、兄は陰陽連(賀茂家)専属。


名前:藤宮華絵ふじみやはなえ

年齢:17歳

職業:高校生(烏丸高校2年)、陰陽師

術士歴:2年

術式:「月下操畳げっかそうじょう

扇子に描いた内容を具現化し、操ることができる。

外見:肩ぐらいまでの長さの明るい茶髪、毛先はウエーブ気味。前髪を真ん中で分けて、おでこを出していることが多い。華やかな顔立ち。身長は160ちょっとくらい。

・平安時代の八傑はっけつの1人、藤原道峰ふじわらのみちみねと同じ術式を持っている。

・県外出身。高校入学と同時に京都に住み始める。祖父母夫婦が地方で陰陽師っぽいことをしていた。それ以外の家族は一般人。3つ下に弟がいる。

・物怖じしない、強気な性格。ツンデレ気味。泉穂いずほに対してはデレしかない。

・学校の成績は中の下くらい。


名前:安倍清崇あべせいしゅう

年齢:18歳

職業:高校生(私立下鴨高校3年)、陰陽師

術士歴:10年

術式:??

外見:眉目秀麗。切れ長の目、天パ気味の亜麻色グレージュの髪。黒縁の眼鏡は伊達で、あやかしを見えにくくするためのもの。身長175㎝。弓袋を担いでいることが多い。

・安倍家現当主。安倍晴明の子孫。父親がとある”呪い”で早くに亡くなっている。

・できないことがなさそう。特に弓道の腕は全国クラス。

・目が笑っているかのように細いこともあっていまいち感情が読めない。

・八傑の血をひく者同士、圭一郎のことを意識しているようだが……?



★蘆屋家の人


〇 蘆屋征志郎あしやせいしろう……圭一郎の父。蘆屋家当主。厳しく頑固そうに見えるが、世間体や慣習よりも圭一郎息子の意思を尊重してくれるいいパパ。


〇 蘆屋観月あしやみづき……圭一郎の妹。5歳。幼稚園に通っている。「邪気」を集めやすい体質。


〇 小金井吉治こがねいきちじ……圭一郎の”自称”目付役。蘆屋家の遠縁で、圭一郎の母・笙子しょうこが亡くなってからは、夫婦で住み込んで蘆屋家の家業を手伝ってきた。術士ではないが、陰陽道の理論に精通していて、簡単な術であれば使える。圭一郎の修行の面倒を見てくれている。


〇 小金井多恵子こがねいたえこ……吉治きちじの妻。主に蘆屋家の家事・炊事を担ってくれている。観月にとっては母のようなもの。


〇 コノハ……蘆屋家で飼っているシマリス。たぶんメス。泉穂いわく「半分式神化」した状態。


★過去の人


〇 勧修寺晴久かじゅじはるひさ……八傑に数えられる平安時代の術士。結界術の始祖。

〇 蘆屋道満あしやどうまん……八傑の陰陽師の1人。変わり者で知られる。安倍清明と因縁があるらしい。

〇 安倍清明あべのせいめい……八傑の陰陽師の1人。式神の扱いにかけては右に出る者がなく、希代の陰陽師といわれた天才。

〇 藤原道峰ふじわらのみちみね……八傑の陰陽師の1人。恵まれた資金力を活かして、陰陽道の研究に貢献した。術式「月下操畳」の使い手。



★その他


〇佐々木……圭一郎の同級生で、隣のクラスの男子生徒。丸刈りで小柄。圭一郎のことをなぜか尊敬している。いつもうるさいくらい元気で、圭一郎の塩対応にもめげない打たれ強さを持っている。語尾が「~ッス」になりがち。


〇篠杜しのもり……祓具ふつぐを扱う店、「古物商・篠杜」の謎多き店主。仙人っぽい雰囲気が出ている老人で、めったに喋らない。みんなに「シノさん」と呼ばれている。








  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る