第3章 トラブルからのガクブルです!7
「………は、初めまして…。朔と申します…」
ガイア様配下。【神使】の朔は、現在…。周囲を…、空間保護の周囲全域を、手のひら大の無数の昆虫に囲まれてます。蠱毒でも作ったら、飛んでもないのが出来そう……。
…うん。虫が平気とはいえ、流石にこれは怖いな…。
『ごめんねぇ…。今、ちょっと世界を創り治してるから、【神使】を皆戻してたのぉ…』
頭の中に響く声は幼い男の子の声なのに、姿が見えませんよっ!?
そして、この無数の虫さん達は、【神使】ですか。そうですか……。
こちら、創造神ガチャガチャ様の所です。
世界創造中なのか?いや、創り直してるそうだから、世界改変中?
何にせよ。ポストどうすればよいですか?
「えぇっとですね。ポストの方を設置したいのですが…」
『あー。チビチビの所の御影から、連絡もらってるよぉー。ちょっと待ってぇ』
その言葉の後に、虫さん大行進とゆーか、虫さんの器械体操?を見させていただきました。すごいな。
『お待たせぇー。初めましてぇ、僕はガチャガチャだよぉ。チビチビの所のチュンチュンには、【ガッチャン】って呼ばれてるのぉ♪』
あー。チュンチュンってことは、小鳥遊さんかな?
無事に設置ーー光景はともかく、一番穏やかに終わったな…ーーが終わり、御影さんに連絡した所、【チュンチュン】の正体が夢乃さんと知り、驚きました。
「ユメがピーピー騒ぎまして……。ピーピー泣くからと…」
……ですよね。どっかの漫画みたいなんじゃなくて、人間サイズのまんま○キでしたもんねぇ…。
前もって聞いてなかったら、私も多分固まってたな…。
最後に向かったのは、創造神キャイル・キャラルン様。
この方、なんて言えばいいのだろう。
盛り髪?かなり前にキャバ嬢の髪型で流行ってた?
そんな盛りに盛り上げた髪に、ジャラジャラと連なった黄金のネックレスです。
服装もドレスだから、余計にキャバ嬢に見える…。
「…初めまして。ガイア・ナテラ様の【神使】で朔と申し「お前を殺して、あたしも死ぬぅっ!!」」
挨拶途中で、突然叫びながら、巨大な斧を振り下ろされました。
ガッシーーーーン!
「……ぅえぇ…?」
空間保護がいい仕事してくれました。
そして、何で殺されかけたんだ、私っ!?
「こんちくしょうっ!何だよ、これはっ!!」
キャイル様は斧を振り回しながら、ギャインギャインと、空間保護を破壊しようとしてくれてます。
………何でやねん!?
速攻、御影さん達にSOS出しましたよ!
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