生物・無生物
種族・魔物
エレドラの世界に存在する種族、魔物(モンスター)です。知的生命体から魔物までごっちゃ混ぜです。
言葉が話せるのが知的生命体、マナ(魔法エネルギー)を含む「魔核石」から生じたのが魔物、それ以外が動物です。よって知的生命体から転じたもの以外の魔物は死ぬと塵になり、「魔核石」が残ります。
■ヒト(
世界中に分布する種族。現実の現生人類とほぼ同じ。
高い学習能力により他種族を抑えて繁栄している。 外見、能力、嗜好、思想などは集団、個体によって多種多様であり、最も多様性に富んだ種族と言える。ヒトとエルフ、ヒトとヴァンパイアは生物学的にも近縁種であり、混血が生まれることがある。
肌の色は薄褐色から茶褐色が見られる。頭髪の色は黒髪、栗毛、赤毛、金髪、銀髪が見られ、真っ直ぐな髪、うねりのある髪、縮れた髪まで様々。頭髪は老化により代謝が低下して白くなったり(白髪)、特に男性は頭髪が禿げることもある(個体差あり)。目の色は
平均寿命は高い集団では八十歳ほど。集団によってばらつきがあるが、十六歳から十八歳くらいで成人するとされる場合が多い。
男女の間に子どもは生まれる。多くの場合、子どもは女性が一人ずつ妊娠し出産するが、同時に二人以上の子どもを妊娠し出産することもあり、こうして産まれた子どもたちを「
食性は雑食で、「調理」された多様な食物を食べる。
ドワーフと同様、火の文明を持つ。部族ごとに
■エルフ
主にエアレシアに分布する種族。
ヒトによく似ているが、耳が長く尖っているのが特徴的。ヒトと比べるとほっそりして華奢な体格の傾向があるが、身長は同じくらい。美しい容姿をしている傾向があり、エルフ自身も美意識が高い。男性の髭は生えていない。金髪に
平均寿命はヒトよりはるかに長い(五百歳ほど)が、成人年齢はヒトとあまり変わらない。
食性はヒトと同じく雑食で、「調理」された多様な食物を食べる。
多くはエアレシア北西部の森で暮らしている。森と共に生き、森とそれが育む生命を慈しむ。知的好奇心が強く、知識を得ることを良しとし、ヒトの文化に興味を抱いてヒトの生活圏に進出する若者も少数派ながら存在する。男性でも髪は長く伸ばす傾向がある。弓矢の使い手が多い。魔法、特に精霊魔法を得意とする個体が多い。信仰はアニミズム。
※メラニン色素が薄いだけで、北欧人がモデルというわけではないです。
※以前はダークエルフの設定も載せていたのですが、この世界にダークエルフは存在しないことになりました。
■ドワーフ
主にエアレシアに分布する種族。
ヒトよりも背が低いが、男女ともに筋肉質でずんぐりむっくりした体格が特徴的。成人の身長は男女ともにおおよそ一二〇から一四〇センチメートルくらい。肌の色は薄褐色、頭髪の色は黒髪、栗毛、赤毛、金髪、銀髪が見られ、目の色はブラウン、ヘーゼル、アンバー、グレー、グリーン、ブルー、稀にバイオレットが見られる。
平均寿命はヒトより長い(百歳ほど)が、成人年齢はヒトとあまり変わらない。
食性はヒトと同じく雑食で、「調理」された多様な食物を食べる。酒に強く、大酒飲みが多い。
ヒトと同様、火の文明を持つ。成人男性は髭を蓄える習慣がある。手先が器用で鉱山から掘り出した貴金属を加工する事に長けており、優秀な鍛冶職人が多い。骨格が非常に頑丈で、筋力も強い。魔法はあまり得意ではない個体が多い。
■ヘアビット
主にエアレシアに分布する種族。
見た目は二足歩行のウサギといった感じである。二足歩行以外に動物のウサギと大きく違うところは、ヒトと同じく言葉を話し、道具を扱い、一度の出産で一人ずつ産む場合が多いところだろうか。
柔らかい毛で覆われた身体、長い耳、赤い目が特徴的。毛の色は主に黒色、茶色、薄褐色、白色がある。ドワーフよりも小柄で、成人の身長は男女ともにおおよそ百センチメートル前後。他種族から見ると、外見で年齢を推測しにくく、男女の見分けもつかない。
平均寿命はヒトよりやや短く(六十歳ほど)、成人年齢は十歳ほど。
食性は基本的に植物食だが、家畜の乳やクリーム、ハチミツを塗ったパンも好む。
ヒトの生活圏で暮らす個体は、大道芸や商売をしていることが多い。使用人として働いている個体もいる。
※ブラウニーなどの妖精の要素を少し入れました。
■マーフォーク(
魚のような下半身が特徴的な、水中で暮らす種族。男性は「マーマン」、女性は「マーメイド」と呼ぶ。
他の種族とは異なり水中で暮らすため、生態はわかっていない部分が多い。
その血肉を食らうと不老不死になるという伝説があり、そのため人魚狩りが横行しており、個体数が少ない。
●
湖や川に棲む人魚。
●
海に棲む人魚。
※人魚の設定はリアル妹が考えてくれました。感謝!
■エンジェル(
エアレシアの神々の血を引く種族のうち、神々に従う存在。天界にいるとされ、悪魔と対立している。
背中に白い大きな翼を持っているという。
■デーモン(
エアレシアの神々の血を引く種族のうち、神々と対立している存在。魔物化した元天使とされる。ローターシュタイン公国に住んでいるという。
天使とは異なり、ヒトに近い姿をしている。
■ヴァンパイア(
動物の血を吸う種族。魔物化した元ヒトとされる。
現実世界の吸血鬼のイメージとは異なり不老不死ではないが、寿命は長い。
美しい姿をしており、肌は青白い。
感覚が鋭いため、太陽光などの強い光やニンニクなどの強い匂いが苦手。
■オーク
豚に似た顔が特徴の種族。魔物化した元エルフとされる。
体格はヒトよりも若干大きく、強靭な肉体を持ち、その力強さはドワーフをも凌ぐ。
粗暴なイメージによらず知能が高いが、魔法は得意ではない。
■ドラゴン(
太古の時代に世界を支配していたとされている種族。現実世界の恐竜のようなポジション。伝説上の存在であり、現実の現代人が生きている恐竜を見たことがないのと同じように、生きているドラゴンを見たことのある種族は、現在存在しない。
化石から、コウモリのような翼、鋭い牙と爪を持つ巨大なトカゲのような姿をしており、卵生だったと推測されている。
■ゴブリン(
小柄な鬼のような魔物。
貪欲で腕力が強いが、強い相手には臆病。知能はあまり高くない。
■サキュバス
角とコウモリのような翼が特徴の、女性だけの魔物。男性を誘惑し、精を奪う。
■ピクシー(
蝶のような二対四枚の
非常に小柄で、成人の身長は十センチメートル前後しかない。「妖精の光」と呼ばれる微光を放つ。葉っぱや花びらをまとって衣服にしている。
植物のマナを吸って栄養とする。
キラキラした鱗粉「
■スケルトン
白骨死体に憑依した魔物。
■ミイラ
全身に包帯が巻かれている魔物。
■ゾンビ
腐乱死体に憑依した魔物。
■ハーピー
翼を持ち、空を飛ぶ女性型の魔物。
■インプ(
暗色の身体に翼を持つ、小さな魔物。
■ユニコーン(
額から一本の角が生えた馬に似た魔物。角には解毒作用があり、薬の原材料として重宝されている。
■オルトロス(
魔物化した双頭の犬。
■グリフォン(
ワシの翼と上半身と、ライオンの下半身を持つ魔物。その美しい羽毛は装飾品として重宝されている。
■ニジドリ(虹鳥)
虹色の羽毛を持つ鳥の姿をした魔物。その美しい羽毛は装飾品として重宝されている。
■ガルーダ(
金色の羽毛を持つ鳥の姿をした魔物。その美しい羽毛は装飾品として重宝されている。
■スライム
半透明のゲル状の魔物。動物の死体を体内に取り込んで消化する。
■イービルアイ
一つ目の魔物。身体の大部分を目玉が占めており、下部から脚が生えている。邪視の力を持つ。
※TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場した「ビホルダー」というモンスターが元ネタらしいです。権利上の問題で、他のファンタジー作品には「バグベアード」「イビルアイ」「デスアイ」「バイホルダー」「ゲイザー」などといった名称で登場しているそうです。エレドラでは「イービルアイ」という名称を採用しています。
■ウィル・オ・ウィスプ(
火の玉の姿をした魔物。
●ジャック・オ・ランタン
カボチャをくり抜いたランタンの頭を持つ魔物。
■ゴーレム
土、石などで作られた人造人間。ロボットのような存在。自我を持たず、主人の命令だけを忠実に実行する。
●アースゴーレム
土で作られたゴーレム。
●ストーンゴーレム
石で作られたゴーレム。
■
自然に宿る存在。
●ノーム
●ウンディーネ
四元素を司る四大精霊の一種で、水の精霊。流動性の象徴。青い髪を持つ美しい女性の姿をしている。
●シルフ
四元素を司る四大精霊の一種で、風の精霊。
●サラマンダー
四元素を司る四大精霊の一種で、火の精霊。他の三元素より微細で希薄な元素。赤い炎をまとったトカゲの姿をしている。
●ジャック・フロスト
冷気の精霊。雪だるまのような姿をしている。
●ドライアド
樹木の精霊。丸くて白い毛がもふもふした姿をしている。
■
動植物(ヒトなどの知的種族を含む)の精神体。肉体を持たない霊的な存在で、霊感を持つ者にしか認識できない。
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