第9話 仲間は南条知世ただ一人
「どうしたものか。一体自分の何がいけなかったのか」
1人で考えてもどうしようもないが、discordで対面して話す南条知世は、自分についてきてくれる感じであった。そしてその後の番組運営の方針が話し合われるのであるが、やる気を失ってしまった博は、元気がない様子である。
「あれですよ。思い切って番組のイメージアップを図りましょう。だから宇宙ラジオも『宇宙・反地球ラジオ』に変えませんか? それがいいと思いますが。
南条知世はピンポイントで自分の思いの中に入り込んでくる。時代の先端を行くような感じは持っている感じだ。素人ではないそのやり方で、リスナーがどの程度ついてきてくれるかわからないが、彼女に任せてみるのもありかなと思ってしまう。
「いいね、宇宙・反地球ラジオ同盟でどうだい? これなら自分もOKだ。知世さんそれでいいかい」
「大丈夫です」
今の時点で博についてきてくれそうなのは、南条知世ただ一人であった。人望が無いのかなと思う博は、南条知世を失う事だけは避けたい模様である。
女ヒロインと共に戦う宇宙創世記 ディスカバリーkkopan @kkopan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。女ヒロインと共に戦う宇宙創世記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます