第7話 配信業
そして絞り込んで番組のパーソナリティーを選んだ結果、明石雪風という女性の方と知り合うのであった。南条知世は惜しくも三次予選で落選してしまうのであるが、明石雪風を選んでしまった博は、2人で番組を進行させることにするのである。そして明石雪風に、1人で原稿を読んでもらうのであるが、それだけでは何だか物足りない気がする博であった。
「あの、宇宙ラジオって何をするのですか?」
宇宙ラジオにドン引きの明石雪風は、博から説明を受ける。それによると、現代社会に絶望した地球市民を宇宙の神秘がそれを救うと説明するのである。
「はい、何とかわかりましたが、原稿がちょっと雑っぽいですね」
「ああすみません、この業界初めてなものなんで」
博がなんとか明石雪風に取り繕ってやり過ごすと、早速収録を終えてもらうのであった。そして無料の編集ソフトを使い、それに音楽を足して形にすると、早速それを世間に出すことになる。チャットツールを使い、お互いがコミュニケーションを取る中、配信業に興味を持つ博であった。
そして肝心のPVはまずまずであり、これをやり続ける意味があるように思える博であった。たまに海外のフリーランスの人に記事を書いてもらう中、それをやり続ける事数か月で、まずまずの成果を残すのであった。
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