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願わくば花の下にて

願わくば花の下にて

新巻へもん

おすすめレビュー

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★★★
★34
12人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 雨 杜和(あめ とわ)
    1628件の
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    ★★★ Excellent!!!

    タイトルが心臓に直球できました。いい物語です。

    『願わくば花の下にて』

    このタイトルでやられました。

    下の句が、『春死なんその如月の望月の頃』

    西行の最高に好きな句です。

    物語は、不世出の智将が描いた負けぬ策。それだけでは勝てないが。
    落ちぶれはじめた足利氏に従う知将は、その後の将来を見越したように、桜の下で酒を酌み交わす。

    その思いが切なくて、満開に咲き、すぐ散る桜のような儚さを感じます。

    お読みください。

    • 2022年2月18日 11:28