あれは何か
私たちは仲間である
デカコロナを倒したあの後
私たちはのんびりとしている
のんびりと
のんびり
コロナがあるのでまだそこまで外出はでき兼ねるが、大分収束もしてきたように思う
そろそろ外出もできそうだよね
この前は他の県へ日帰りバス旅行へ行ったし
うん。これ以上気にすることもあまりなさそうだのう。
そういうことを考えながら私はスバルくんや主様、トドルたちの執筆をしている
ある日のこと
夜だった
今日も執筆をしている時
アリア「なあ!あれ、何なんだ.....?」
彼が急に叫び出した
うちは、リビングの後ろにさらに部屋がひとつあって、そこに小窓がついているのだが、彼はそこから窓の外を見ていた
何だ?とみんなも行く
イヴがアリアの元へ駆け寄り、窓の外を見た
ちなみに私は怖くて行けぬ
イヴ「......何だあれは。道化師か?」
続いてみんなも見に行く
ここでみんなのことを紹介する
アリアは男性。イヴはその弟。双子だ。年齢は10代後半。
アルト、ザン、スバル、クオン、タクト、マル、カラス
そして、国王様
全員男だ
全員、20代半ばより下である感じだ
そして、全員美男だ
詳しく言うのは難し過ぎるので、お話の雰囲気でどういう感じの者なのかを解釈をしてほしい
これから書く話は、本当にあった話しだ
勿論、登場人物も皆、本当にいるのでその辺りはご注意を......
どれどれ、行ってみるかなあ
そう思ったのだけれど、未だに足がすくむ
彼らは何を見たのか
カラスやアルトも続いて見に行く
アルト「......何だあれ」
みんなも見に行く
スバル「道化師だろ」
タクト「それ、イヴも同じことを言っていたが実際はどうなんだろうな」
なになに、道化師って?
魔術師みたいってことかなあ
あたしも見に行くかなあー
足がすくむなあ
アルト「あれは何だか物騒な感じだよね。」
マル「スバル。これは君の出番ではないか?」
スバル「いいや。残念ながらこれは俺の専門ではないな。あれは霊体という存在ではない。生きている。」
マル「参ったなそれ」
カラス「ん?花華、君も見てみるかい。その表情、気になっているよね。」
あ、バレた
ということで私も恐る恐る見に行く
そして窓から顔を覗かせて外を見てみる
何かおかしなのがいるのかな
......いた
何だあれは
それまるで、ピエロのような感じの容姿をした何者かがこちらを見て気味の良くない笑みを浮かべている
あれは、何か?
背筋に悪寒が走ったような気がした
思わず私は国王様の名前を呼んだ
花華「センタロウ様!」
国王「おや、花華、いかがなさいましたかな。我が嫁。」
花華「助けてー なんか、変な人がいるよ」
国王「ふむ。」
そう言って国王はこちらにきた
そして窓からその存在を確認する
国王「......なるほど。」
アルト「ねえセンタロウ。あれって、良くない感じがするんだが、あれは良くないか.....?」
国王「あぁ。あれは悪いものだよ。」
その瞬間、みんなは背筋に悪寒が走った
国王「まあ、あまり悲観的に考えるな。一つ確認をさせてくれ。お前達は、花華が好きだな?」
カラス「勿論!俺たちの天使です。」
アルト「当たり前だね。」
それに対しては皆んなが同じ意見で賛同した
国王「ようし。ならいいんだ。君達は、あれに対して対抗ができる。」
アリア「対抗。やっぱ悪いものなんすね。」
国王「あぁ。そうだよ。君たちで頑張って、花華を守るんだよ。」
その言葉にみんなは疑問に思った
アルト「センタロウは?対抗しないの?」
国王「いいや。そうではない。俺は少し用事があるから出掛けてくるぞ。留守番を頼んだ。」
ええ、センタロウさん、離れてしまうの?
国王「花華。大丈夫ですよ。何ともありませんよ。彼らが花華さんを守れますよ。」
何となく、不安になった
タクト「国王様。なぜ、俺たちを置いて行ってしまうのですか?」
国王「簡単な理由だよ。君達の花華を守る存在としての成長を見てみたいからだ。」
ザン「そんなあ。なるほど。守れているかなあー。」
国王「これからお前達の力を見せてくれ。ではら私はそろそろ行くぞ。またな。なるべく直ぐに戻ってくるようにする。」
そう言って国王様はどこかへ行ってしまった
私一人ではなく、みんながいてくれる
しかし、国王の言葉が気になる。何か深い意味がありそうだ
それを理解しているスバルくんは発言をする
スバル「お前達。ここでぼーっとしていても何もないぞ。先ずは、あれが俺たちにとってどういう害を齎すのかを考えるんだ。」
クオン「あの道化師な。あれは何故そもそも、最初からこちらを見て笑っているのかなのだよな」
カラス「あぁ。なんか、何気に窓を見たらあれがこちらを既に視覚していたのだよな。」
アリア「あぁ。そうだよ。俺が最初に見た時に既にそうだった。」
ということは、あれはいつからか我々を認識していたということになるのだが、それは何故だろう
あれは何者なのか
私たちはあれを知らない
イヴ「あれはそもそも何者なんだよ。なんで俺たちを知っている。」
アルト「そこなんだよなあ。何であればそもそも俺たちを知っているのだろう。俺が経験した限りでは、ああいう感じのは会ったことも見たこともないなあ。」
タクト「俺も分からないな。あれは何なんだ.....」
私も何も記憶にない
どうやらみんなが同じ意見のようだ
マル「ITかもしれないぜ。あれ。」
ザン「何だ、ITって。」
マル「ホラーの映画であっただろ?ピエロを題にしたホラー映画が。」
アリア「あれ、あからさまに映画っぽくないし、雰囲気的に違うだろあれ。」
その存在は、あからさまに映画のような存在の容姿ではない
まるで、肌も服もそのままピエロのような感じだ
不気味である
あれはそもそも
クオン「なあ、あれはそもそも人じゃないよな」
カラス「あぁ。雰囲気的に間違いないと思う。」
イヴ「生きている何かで有るようだけどね。」
タクト「害は何だろうな」
アルト「うん。良くないものだとセンタロウ言っていたもんね。」
ザン「なー。こういう時に国王様がいらっしゃらないのはかなり辛い」
スバル「国王様は俺たちの成長を見て見たいと言っていたじゃないか。つまり、俺たちに出来るということでも有ると思うんだ。」
タクト「確かに。無責任な人じゃないからなあの人は。」
確かに。嫁である私を危険においては置かない筈だ
イヴ「俺たちで出来る。」
アルト「力を合わせよう。あれは何だろう。」
カラス「あれは.....」
カラスはまた、窓の外を見る
カラス「まだいるな。」
マル「こうしていても仕方のないことだから、取り敢えずは動こう。生活をしよう。」
タクト「害は?」
マル「今のところはないじゃん。こうしていてもねえ。」
みんなが確かにと思う
そしてそれぞれはまた自分の生活を始めた
私はシャワーを楽しんでいた
シャンプーをつけて体を洗って
流して
いい湯だった
そうやって楽しんでいる
みんなもそれぞれで楽しんでいる
するとタクトが「エネルギー欲しいからエナドリ欲しいわ。直ぐそこのセブン行ってもいい?」と言った
うん。生きているのだからそりゃあそうなるよなあ
みんなも賛同をしたが
何か気に引っかかるのはみんな同じだった
花華「いま、外、いるかな、あれ」
するとイヴが見に行った
そして返事
イヴ「いるね。普通に。こっちを見てるよ。」
あぁ。そうかあ
タクト「参ったな。エナドリ欲しいんだよなあ。」
ザン「いいと思うよ。買いに行くといい。ただ、みんなで一緒に。」
マル「いいや。それはやめた方がいい。少なくとも何人かはここの部屋にいた方がいい。部屋の中攻撃されないために。」
アルト「確かに。あれはどういう感じかよくわからないけどさ。」
マル「うん。では、買い物に行く人、手を上げろ。」
私は上げにくかった
この世界線上での肉体を持つ私が行かなければいけないかもしれないが
タクトくんが自分でいけないかなあ
クオンが手を上げている
アリアもだ
ザンもだ
マル「うん。まー、このようなものだろ。いい感じの人数だね。じゃあ、行ってくるからね。戸締まりはしっかり、な。」
アルト「勿論さ。」
そうして彼らは外へ出て行った
出て行った
何だか気分が寂しくなった感じ
それを紛らわしてくれるスバルくん
スバル「俺たちはここに残るよ。君を守る。」
花華「うむ。スバルくんの体が、今はとても暖かいね」
まことのことだった
この不安な時によく効く
嬉しくて涙が出そうだ
スバルくん、ありがとう
するとタクトくんもこちらに来てくれた
何か背筋が冷えた
ありがとう
こういう時に出てくる感情はありがたい
みんな好きであると認識をさせられる時だ
傷つけられたことがある故、普段はそのことに対して恨みがあったりしているが、それが解けているのである
私はお留守番でいいんだ
彼らは今隣のセブンイレブンで何かを買っているところだろうか
早く帰ってきて欲しい
待てよ?
そういえば
アリア「なあ!あのさあ。あいつら隣のセブンイレブンへ行ったじゃん。それってマズイんじゃね......?」
タクト「あぁ!確かにそうだな」
やはりか。疑問に思う人はいるんだ。
あれっ?
アルト「やはりそう思う?隣へ行くってことはさ、強制的にあれと出くわすね。」
するとスバルは窓へ様子を見に行った
スバル「......なるほどな。いるぞ。普通に。あれが。」
何だか疑問に思ったところがあった
普通にいる?
花華「ちょっとあたいにも見せて」
そうしてわいは窓際へ行く
そこにはあれがいた。普通に普通な感じで。そこに。
? ? ?
何か疑問を感じながらもわいは戻った
タクト「何だかなあ。何だか疑問に思うよなあ。」
あれっ?
マル「雰囲気的に、か。取り敢えずは彼らの帰りを待とう。」
気にしていても何も変わらないので、普通に待つことにした
みんなと何かをしようかな
しかしすることがない
執筆をしていよう
私の作品の赤ずきんトドルが最近人気になっているから、それを書こう
あ!なかなかに面白い作品が書けそうだ
今回もみんなやアレクさんの活躍がいいね
なかなかに面白い作品が書けそうだよ今回も
こう、ドラゴスのセリフをこういうように書くといい感じに彼の良さもでるね
愛らしいスザナは
と書くことによって今感じている恐怖を紛らわしている
みんなは
あれっ
みんなは特に何も気にしていない
私は抑えきれなかったので声を出した
花華「ねえ、みんな」
カラス「気にしない方がいいよ。俺たちも疑問に思っているよ。多分これ、闇があるんだと思う。」
闇かあ
イヴ「ひょっとしたらあれの仕業だったりして」
ええ
アルト「可能性としてはあるよ。だって、こんなに間近で声が聞こえてくるのだもの。」
距離はまあ、あれが霊魂を使ってるからかなあ
マル「あれの悪戯だろうね。」
いたずらなあ
なんとまあやめてほしいイタズラである
するとドアがノックをされ、開いた
タクト「ただいま。お前達、静かにしていたか?」
タクト達だ!
このタクトは本物だ
カラス「あ!お前らおかえり。途中でタクトの声が聞こえたり見えたりしていたから驚いたわ。」
タクト「俺の?」
スバル「恐らく、あれの霊魂から生み出された悪戯だ。」
花華「タクトくんによく似た容姿と声が聞こえていたんだよ。君らが行った時から。」
タクト「マジかよ。」
スバル「そういえば、行き帰りなどにあれと遭遇をしていなかったか?」
ザン「うん。遭遇したよ。」
タクト「道路を挟んだ向こう側にいたんだけどな、俺たちが道を通る時にあれは俺たちを見ることは無かったよ。相変わらず、俺たちの部屋の窓の方を見ていた。」
アリア「不気味な笑みを浮かべていたよ。何もしてこなかったけどな。つまりさあ」
クオン「つまりさ、あれは俺たちを狙っているというよりは俺たちのここの部屋を狙っている感じなのだろうな。」
なるほどなあ。
イヴ「そうとも考えられるが」
イヴは顔を下に落とした
クオン「何かおかしいよな」
花華「何が?」
イヴ「そもそもそれならどうしてあれは俺たちの部屋を観察しているのだろう」
マル「偶々ここの部屋に何かあるのでは?」
イヴ「そうかな。」
ザン「この何の変哲もない普通と変わりない部屋を観察するというのは少しおかしな気がするな」
マル「あぁ。」
確かにそうだ。
少し変だ
イヴ「ということはだ、この部屋には何かがあるか或いは、あれは俺たちをやはり狙っているかだと思う。」
クオン「国王座はあれは悪い存在だと言っていた」
アリア「このことから導き出されるのは何だろうか」
私も考えるが、特に何も浮かばなく
何も害もまだないし
そして眠たくなってきた
花華「なあみんな。おら、そろそろ眠くなってきたのだけど」
タクト「あ!そういえばもうこんな時間か。」
イヴ「深夜2時」
アルト「早く寝ようか。」
カラス「それが一番。眠ろう。何もわからないし。」
私はもうしばらく執筆をしていたかったので、このリビングでお話を書く
みんなは寝所に入る
そして眠るのだ
すると部屋で眠るアルトが叫びを上げた
何だ?
みんなもその声で目が覚めてその部屋へ向かう
するとアルトが窓を見つめて立っていた
何だ?
ザン「おいアルト、どうしたんだよ?」
アルト「今、この部屋の窓を何気に見たらあれがいたんだ」
悪寒が走った
スバル「あれって」
アルト「あれだよ。窓の外、浮かんでいた。風船のように丸くなって顔が大きくなって浮かんでいながらこちらを見て笑っていた」
その瞬間、みんなは固まりそうになった
クオン「えぇ、それってアレとよく似た別人じゃないか」
アルト「あれがそう何人もいてたまるか..... あれは一人単体であれだったと思う」
イヴ「アルト!本当に見たんだな?」
アルト「あぁ。見たんだ。あれはあれだった。」
みんなは固まりそうになった
カラス「参ったな。あれは形を変えるのか。」
ザン「だがまだ害はないよな」
アルト「今日のところは一先ず寝てしまうのがいいのだと思う。」
そう言うアルトくんの顔はこわばっていた
緊張しながらも適切な答えを言う彼は賢い
みんなはそのとうりに再び寝ることにした
私も寝ることにした
そうして朝を迎える
私は熟睡ができたようだ
いいことだ
目覚め
するとタクトの顔があった
タクト「よう。おはよう。花華。これからみんなで一緒に外へ散歩をしに行くぞ。」
おらは気が困った
花華「えぇ、どうしていきなり」
タクト「あれは未だにそこにいるよ。こちらを見て。」
花華「えぇ、まだいるの」
タクト「あぁ。太陽光がある時間で人も通っているのに誰もそれに対して見向きもしない。ということはだ、人には見えていないんだ。あれが。」
私達にだけ見えていると言うことか
それは何だかゾッとした
やはりあれは私達に対して訳ありか
タクト「だからだ。俺たちで外に散歩をしに行ってあれの動向を観察するぞ。」
何だか怖い気もする
あれに見つかるのか
タクト「何かを不安に思っているような顔だな。大丈夫だ。俺たちがいる。」
なるほど。ユー達がいる。
ならば安心して、行こうか
ようし。行こう。
みんなは既に身支度をしていた。私より早くに起きていたようだ。
私も身支度をして
みんなで外に出た
ここはマンションの○階なので、先ずはエレベーターに乗って下へ向かう
その時に「それまでにあれと遭遇しないだろうか」という不安かあったが何もなかった
一階へ無事に着き、マンションの守衛さんへ挨拶をして、その玄関から外に出ると
あれはいた
感情が急に詰まる
ザン「問題ないよ。行こうよ。あれは何もしてこないよ。多分。」
多分って
そしてあれの表情を見てみると
どうやらこちらを見ているようだ
既に部屋は見ていないようだ
何ということだ
クオン「あー。あれこっち見てるよ。部屋は見てないわ。」
タクト「本当だな....。ということは、あれは部屋ではなく、俺たちを狙っているのか。」
ザン「俺たちがセブンイレブン行った時はあれいなかったぜ」
タクト「それは俺たちが狙いではなかったからだろう。取り敢えず、歩くぞ。あっちだ。」
タクトはセブンイレブンとは反対の道へ歩み出した
我々も行く
スバル「なあ、タクト達狙いではないということは、セブンへ行ったのは誰だ、タクト、ザン、クオン、アリアか。この4人が狙いではないようだ。」
ザン「それは俺も考えてる。多分、狙いは花華さんかもしれない。」
タクト「花華さんなあ。」
私を狙っているのか?
そして他の人には見えていない
何者だろうか
あれは
タクト「いいか、このまま○○公園へ行くぞ。」
みんなは頷いた
そして何気にみんな、後ろを振り返ってあれの表情を確認する
それはこちらを見ていた
そして
付いてきているようだ
カラス「なあ。あれ、付いてきているよな」
アリア「ついて来ているねえ。」
ついて来ている
しかしその体は全く動いていない
止まったまま、こちらについて来ているのだろうか
みんなはまた前へ向き直って公園へ行く
するとそれもこちらに来ているようだ
スバル「やっぱあれついて来ているな。攻撃をしたいところだがそれはできないな。」
イヴ「それは何故かな」
スバル「俺たちはそもそもここの世界線の住人ではない上、俺たちの力を使うことで何らかの害がこの世界にありそうだからだ。火事になったりしそうだ。」
アリア「あ!なるほど」
スバル「しかもだ。それをあれにすることで何かあったりしたら困る。」
ザン「頭いいな。確かに。」
スバル「様子を見守ろう。」
みんなも同感だ
あれはついてくる
私達は公園へ行く
もうすぐで着く
進んで進んで
進んで
着いた
ここだ
○○公園
広場に私達は集まっている
振り返るとそこにはあれが変わらずにいた
ついて来ている
クオン「参ったな。あれ、どうしようか。」
アルト「どうしようも何も、できないよ。」
カラス「ついて来ているという事が分かったというだけで何もないよな」
うん。そうだ。
花華「特に何かをしてくるというわけでもないし......」
イヴがピクンとしたようだ
イヴ「花華、それだ」
花華「んっ!?」
イヴ「あれは何もしてこない。ということはだ」
クオン「あっ!そうか。あれは俺たちを認識しているし、襲えないのかもしれないな!」
花華「そう、なのか?」
アルト「なるほど。やはりそうか。あれは俺たちがいるから花華さんを襲えないんだ。」
えっ!我、狙われていたのは我か
アルト「そうだよ。大丈夫だよ。俺たちがいるからね。」
アリア「そうそう。あれは俺たちを襲えないんだ。」
クオン「国王様が言っていた、花華を守れというのは恐らくこの事だ。」
なるほど。
アルト「そして、あれは花華さんを狙える機会をずっと伺っている。そうはさせるか。」
みんなは団結してる
あれは相変わらず不敵な笑みを浮かべている
そうして私達は再び、部屋へ帰ることにした
戻っている時にも振り返ってみてみたが、あれはついて来ていた
そうして部屋に戻る
あれはマンションの中には入って来ていなかった
私達は部屋の中でまたまったりとしている
事情が知れると怖くもなくなるというのはこの事だろうか
しかしなにやら気に引っかかるような
国王様はあれは悪いものだと言った
何もないのだが
悪い存在というだけで、それ以上ではないのだろうか
私を狙っているようだったそうだ
私はあれにそもそも見覚えがあるだろうか
いや、ない
ないぞ
あれは何者だろうか
私にしか見えていないというのがポイントかもしれない
彼らに見えているが
考えても分からないので、テレビをつけることにした
すると料理番組がやっている
平和にさせてくれる
私は何気にその番組を見ている
すると番組の向こうにドアがあるのだが、そこから何者かがこちらを覗き出した
それは徐々に姿を現しだ
それはあれだった
私は悲鳴を上げてみんなを呼んだ
するとみんなが来てくれた
私はテレビ番組であれがのぞいているのを指す
タクト「まさか」
ちなみに、番組の人々はそれに気が付いていない
タクトは窓へ見に行った
タクト「いない.... いないぞ、あいつ!」
数人も見に行った
そして「本当だ、いない!」と声を上げた
どういうことだ
再び番組に目を向けるとそれは既にいなかった
みんなは再び、窓へ目を向けた
するとそこには誰もいなかった
アリア「何だこれ。終わった、のか?」
スバル「いいや。雰囲気的にはそうじゃないだろう。」
みんなは黙る
どうなったのだろうか
あれはいなくなった?
念のために部屋の中などを見て回るが何者もいなかった
何者もだ
終わったのだろうか
考えても分からなかったので、それぞれが再び生活に戻る
仕方がないものだ
そこからは何もなかった
ずっと、何もない
平和な日々を何日か過ごした
普通に買い物も行けた
私達は平和だった
ただ、国王様がまだ帰ってこないのが気になる
数日経つのに
やり取りの機器では「今トラブルになってしまっていて戻れない。もう少し待っていてくれ。」とあった。
そうなのか
早く戻って来てほしい
なんとなく、終わったような気がしないのだ
私は何となくイヴに聞いてみる
花華「ねえイヴ、物事はこれで本当に終わったのかなあ」
イヴ「俺の考えではな、終わってはいないと思う」
花華「あぁやはり」
イヴ「まあ、みんなも同じ意見だと思うよ。」
花華「なるほど。」
イヴ「だからこそみんな、気を緩めていない。」
その言葉に胸が温かくなった
イヴ「花華を一人にはさせない。」
ドキドキした
するとどこかから「カーカー」と声が聞こえてきた
カラスか
どうやら部屋のベランダから聞こえるようだここの部屋に止まるなんて珍しい
そうして私は行ってみようと思った
イヴ「待て。俺も行く。」
そう言った
私達は行く
するとそこにみんなが集まっていた
カラス「あぁ花華か。イヴ。こんにちは。ここにカラスが止まっているよ。」
見ると、真っ黒なカラスがベランダに止まっていた
クオン「珍しいよな。ここに来るなんて。」
花華「うん。珍しいよね。よく見せて。」
アルト「それはダメだよ。」
花華「えっ」
スバル「俺たちはこのカラスは睨んでいる。」
クオン「恐らくこいつは普通のカラスではない。」
カラス「俺と同じ名前だけど混合はするなよ。こいつは怪しい気がするんだ。」
タクト「怪しいよ。」
イヴ「スバル。こいつから何かを感じる」
スバル「いいや。特に何も感じないがな。行動の仕方がおかしいんだ。どうしてここの部屋に来たんだ。」
確かに。
するとカラスは飛んでいった
アリア「飛んでいったなあ。」
タクト「のどかな風景だよな。」
のどかだよねえ。
スバル「とまあ、それだけなのだがな。」
アルト「警戒は続けておくさ。」
ザン「そのとうり。」
みんなは元に戻る
何気ない日常にあった些細なこと
そういうのもたまにいいなあ
のどかに考えてみる
そしてお話を書く
みんなはすっかりいつもどうりだ
のんびりとした日常を過ごしている
それで暫くすると
ベランダのドアがコンコン、と叩かれた
その場にいたみんなは気を引き締めた
ここはマンションの○階であり、地上からはかなり離れているし
玄関ならともかく、ベランダのドアがノックをされるというのはどう考えてもおかしい
そのためみんなは気を引き締めているのだ
アルト「.....何者だ?」
クオン「やっかいなのじゃないといいけどな」
アリア「人では無さそうだよな」
私達は恐る恐らくベランダへ近づく
するとまたベランダのドアがコンコンとノックをされた
不気味だ
するとなんと
ベランダのドアが開かれた
! !
みんなは攻撃をする構えに入った
そしてベランダから出てきたのは
なんと一人の美しい男だった
とても長身で、金色がある美しい髪の毛と美しい顔立ちだ
そして頭に黒色の頭巾を着けている
そして何かを喋り出した
?「いきなりここから出てきてすまない。俺は怪しくない。貴方達の味方だ。」
その言葉に私達は安堵をした
すると向こうからみんなが来る
物音で来たようだ
スバル「貴方は何者だ?」
?「俺は貴方達の味方だ。この言葉で理解できると思う。」
タクト「知っているのか?俺たちの事情を。」
?「あぁ。あの不気味な道化師だろう。」
!
その言葉にみんなは安堵をした
イヴ「貴方は何故、俺たちがここであれに付けられているのを知っている」
?「先程、こちらに黒色のカラスが来ていたと思う。」
アルト「あぁ。来たね。」
?「その子は俺の使いだ。あれの被害に遭ってしまっている人々を探している。」
クオン「なるほど。あれは不気味だよな。あれは何者なのだろうな。」
?「それを説明する前に先ずは今の状況を聞きたい。貴方達は、あれに何かをされなかったか?」
クオン「いいや。俺たちは何もされていないよ。というか、防いでいるのが正当かな。」
アルト「あれは俺たちには何もしてこないんだ。」
?「なるほど。あれの狙いは恐らく、貴方だ。レディ。」
そう言って彼は私を言う
タクト「やはりか。」
?「あれは貴方を狙って付き纏っていたんだ。そして、既にお分かりかと思うがあれは人ではない存在だ。」
やっぱり
?「そしてだ。あれは今はどうしている?」
カラス「何か、何もいなくなったよ。消えたというか。」
?「なるほど。それは消えていない。」
みんなは凍りそうになった
アリア「姿は何もないよ。」
?「見えなくしているだけだ。」
その瞬間、みんなは凍った
ということは
もしかしたら今までのんびり暮らしていた時にそれは既に入ってきていた可能性
?「ここにあれはいない。安心なされ。」
みんなは安堵をした
クオン「じゃあ、あれは今どこだ」
?「.........知りたいか?」
なんとなく、背筋に悪寒が走った
?「フッ。言わないで置いたほうが良さそうな雰囲気だな。大丈夫だ。そこまで不安になることもないさ。ところで、自己紹介がまだだったな。俺はアレクサンダルと言う。アレクで構わない。日本人じゃない。」
イヴ「アレクか。宜しく頼む。雰囲気的に俺たちと同じ感じの力あると思う。」
アレク「そのとうりだ。」
アレクは笑顔になった
何だかこのアレクという男、どこかで見た事があるような気がするのは気のせいだろうか
いいや。彼は有名人というのではないのだが
心がどこかで見た事があると言っている
花華「アレク。君は何人なの?」
アレク「国名を言ってもいいが分からないと思う。そうだな、南スラブだ。」
南スラブ、と言われてもよく分からなかったがこの男はとても美しかった
ザン「それってどこだ、ロシアの下?であることは間違いないよな。」
カラス「ボスニア辺りだよ、ザン。」
ザン「んー。その辺はよくわからないなあ。」
みんなは考え込むが、よくわからずである
しかしこの男は美しい
タクト「貴方ならあれを倒してくれるのか?」
アレク「良いだろう。と言いたいところだが、あれは恐らく一筋縄にはいかない存在だ。センタロウさんはどこだ」
あ!そういえば国王様
ザン「まだ戻ってきてないよ。どこかへ行ってしまって」
やり取りの機器にも「もう少しだ」としかない
アレク「なるほど。国王には考えがあるようだ。お前たちも分かっていると思うが、あれに攻撃をするのは避けたほうがいい。」
アリア「あぁ。やはりそうなのか。」
アレク「そうだ。あれは攻撃を寧ろ吸収してしまうと思う。」
アルト「吸収って」
アレク「そのままの意味だ。吸収され、強くなってしまう。」
タクト「そりゃまずいな。攻撃はせんほうがやはり良かったのか。」
スバル「なるほどな。不気味な予感がしていたのはそれか。」
アレク「そういうことだ。国王が戻る間まで、俺も花華の護衛に付けさせろ。」
クオン「良いだろう。って」
ザン「なあ、何で貴方は花華の名前を知っている?」
アレク「簡単なことだ。お前達は花華の隣の存在なのだろう?ならば分かるはずだ。」
タクト「あぁ!そうか。貴方も、俺たちと同じ感性を持つのか。」
アレク「そういうことだ。お前達の感性は俺も通じる。」
つまりは彼はみんなと同じ世界線上の出身で、力も同じものを保有しており、脳内に持っている記憶は共有しあえたりするという訳なのだ
ん?ということは
私が彼を知っているような気がするのもそれが理由か。
クオン「いいぜアレク。俺たちも一緒に行こうぜ。」
アレク「行く、か。いいぞ。ただいるだけだがな。」
アリア「日本語完璧だね。」
アレク「あぁ。それはそうだと思う。」
そうしてみんなはみんなでのんびりまた過ごし始める
またあれがやってくるのではないかと思うとひやひやした
今来たこのアレクという男は何者だろう?
日本人ではない
しかし日本語は堪能
気になった
花華「あの、アレクさん。どうして日本語がそこまで堪能なの?」
アレク「それはな」
アレクさんがこちらにやってきて、私の耳を優しく掴んで私の顔を口元に寄せた
アレク「君のためだからだ」
その瞬間、あれっ?って思った
そしてその心地良さでほてった
花華「私のため、え」
マル「花華さんのため。なるほどねえ。」
アレク「そのとうりだ。」
その場が何やら納得をしている感じの様子であった
私にはよくわからない
この人と会ったことは、ナイ
いや待てよ?不思議とどこかで会ったことがあるような気がする
どこだろう
思い出してみるが、思い出せない
なぜか、頭の中にもやがかかっているような感じだ
アレクサンダル......
うーん.......
思い出せない.......
何という国かなあ
私が今までに出会ってきた外国人にもこのような男の人はいなかったなあ
うーん
私のために学んだって
何だろう
まあ、それはおらの思念系の者であることは間違いないのだが
うーん
タクト「なあアレク。君ってギリシャ人か?スロベニア人か?」
アレク「地理的には近いと言ったら良いのだろうか。だが、違う。」
タクト「じゃあ、イタリア人か?あっ、スペイン人か?」
アレク「........。」
タクトはアレクへ問い始めていた
他のみんなは各々が自分の趣味をしている
楽しい空間である
私も何だか楽しくなってきた
恐れていることをすっかり忘れている
すると突然、部屋の中が急に真っ暗になった
何故だろう 今はまだ昼だ
すると突然、国王からメッセージがきた
この手持ちの機器だ
「もう直ぐ帰る。すなまいな。何日も待たせてしまって。みんなは無事か?」
ときた
私は返信を直ぐにした
「うん。大丈夫だよ。みんなも。おれも。センタロウ様、どこへ行っていたの?」
すると返事がきた
「ちょっとしたところ、だ。あれをどうにかする為に出かけていたんだ。また帰ったら詳しく話す。」
そうだったの?
あれをどうにかするためかあ
なら最初からそうと言えば良いのに
それを伝えた
すると「それを言ってしまうと更に怖がらせる事になるかと思ったんだ。すまなかった。」ときた
なるほどとして、早く帰ってきて欲しい
センタロウ様
あっそういえば
私はまた機器でメッセージング
「そういえばね、少し前に、謎の男性がこちらに急に現れて」
上手く言えずにそこで送った
「そうなのか?!それは、黒い頭巾を纏った男か?」
ときたのでほうほうと思った
「うん。そうだよ。」と送った
すると「.....そうか....!」ときた
次に「その男はお前達にとって良い味方だよ。もう少し待っていてくれ。もう直ぐに帰るから。」
と、乗り気になっているメッセージだった
ほうほう
では、もうすぐで帰ってきてくれるんだね
嬉しいなあ
すると部屋の中の真っ暗は続く
この真っ暗は何かしら
みんなも焦っているのだが
アレク「なるほど。では、これだ。」
アレクさんがそう言って、何かをしたようだ
すると部屋に灯りが戻った
同時に、窓の外に大量の黒色のスライム状の何かがぎっしり張り巡らされていた
あれは何だ?
アリア「なあ、あれ、アレクがやったのか?」
アレク「そうだ。俺だ。あれは俺の力から作り出したゲル状の生物だ。あれでお前達を守る。」
アルト「守るって、何からかな」
アレク「決まっているだろう?あれからだ。」
アルト「やはり」
みんなはそうだ
カラス「あれって生き物なのか?単にスライムのように見えるが」
アレク「あれは生物なんだ。しかも、一つ一つが纏まっている。」
カラス「ほう。纏まって。つまり、何個体かの生物が集まっている状態なのか」
アレク「そういうことだ。」
スバル「良いな。それで確実に花華を守るんだ。」
アレク「勿論だ。お前達を守る。」
そうしてその状態のまま、しばらくをする事になった
何も起こってないからだ
安全そのもの
これはいい
私は安全の中にいる
みんなも安心している
そうして夜になる
するとみんなはすっかり眠くなっていそうだ
アレクさんは起きた眼で何かを考えているようだ
タクト「なあ、お前達は何を眠そうにしているんだ」
スバル「俺も眠くないな」
クオン「ことは終わったのでは?」
スバル「考えろ。まだだろ。」
クオン「そうなのか。まあ、それならそうとするが。」
ザン「何も無いとな」
アルト「それでいいじゃん。」
確かに
そうして徐々にみんなは眠くなっていくように見えた
すると玄関のドアに気配が
みんなはハッとなり、身構えた
そしてドアが開くと、センタロウ様だった
みんなは安心した
そして嬉しい
タクト「センタロウさん。戻ってきたのだね。」
イヴ「待っていました!」
マル「もうどこへも行かないでー」
みんなは国王に抱きつきたい
花華「センタロウ様、さっきお部屋が真っ暗になって大変だったの」
国王「みんな、ただいま。すまなかったな。待たせて。真っ暗に....?そうか...」
すると国王はみんなを宥めた
そしてアレクへも挨拶をする
アレクもした
アレク「国王。初にお目にかかる。」
国王「初めまして、アレク。君のことは聞いたことがあるよ。」
アレク「俺を、知っている?」
国王「あぁ。そうだよ。アレクサンダル・ステヴァノヴィッチという者の存在はそれはそれは強いということで有名だよ。花華の元に来たのは、花華を知っているからかな」
アレク「そうだ。貴方達が知っていることは俺も知っている。」
国王「なるほど。ありがとう。守ってくれて。」
アレク「礼になることはない」
国王「流石だ。では、君は今外で何が起こっているのかを知っているか?」
アレク「知っている。国王が来たのであれば、もう良いだろう。窓を開ける。」
そうしてアレクさんは窓の外のゲル状を解いた
すると徐々に外の風景が出てくる
夜の外の風景
は、こうなでは無いはずだった
外に、大きく丸く膨らんだ
あれがいる
こちらを見て笑っている
不気味だ
思わず悲鳴をあげそうになったが、センタロウ様が私の体を後ろから優しく抱いた
みんなもいたので
私は何も言わずに済んだ
国王「そうだ。あれが、今回のことの発端だ。そして、今からあれを元の場所へ帰す。」
帰す?
あれは元々どこの存在なのか
アルト「あれは元々どこの存在なの?」
アレク「異星だ。人工的に作られた星の、な。」
イヴ「異星....。やはり.....。」
タクト「お前は知っていたのか?」
イヴ「いいや。そうとは思わなかった。ただ、地球上の存在では無いことは思っていた。だってあれじゃないか。」
なるほど
カラス「確かに、ピエロの肌をした地球人はまずいないよねえー。」
呑気に話し合ったが
これを送り返すことが先だった
国王が「外に出ろ」と命じた
そしてみんなが外に出る
マンションの外
すると乗り物があった
センタロウ様の?
国王「これに乗るんだ。そしてあれの故郷の星へ行くぞ。あれを連れてな。」
あれを連れて
みんなは乗り物に乗った
そして発進をした
宇宙へ
国王が「後ろを見てみろ」と言ったので後ろを見てみる
するとあれが付いてきていた
膨らんだまま
ザン「気味が悪いな。こうして見ると何だか風船みたいだ。生き物なんだよな....?分からないが。」
カラス「そもそも、あれはどうして花華を狙っているのだ?」
アレク「花華の力を察しているからだ」
国王「あれも、花華のように俺たちと繋がる力のある存在が気になるのだろうね。そして、花華が一人の時を狙って、花華を自分に取り込もうとしている」
タクト「なるほど。俺たちには何もしてきませんでしたね。」
アレク「俺たちの力を恐れている」
国王「同じく力のある存在とは交わりたくなかったのだろうね。」
花華「今でも消えないあの不気味な笑みは」
国王「元の顔立ちかな。」
なるほど
そうしてみんなは宇宙船に乗って宇宙を旅していく
やはり宇宙は綺麗だ
星々がいっぱい並んでいる
常に夜
国王「星につくまでしばらくの間、宇宙空間を眺めていたら良いよ。」
みんなは星々を眺める
アレク「その言葉、前に俺も言った事がありますね。うちの団体の子達へ。」
国王「優秀な団体だと思うよ。いつか俺も会ってみたいな。」
アレク「叶えば、ね。」
国王「楽しみにしてるよ。」
星々を楽しむみんな
私も楽しむ
後ろからあれがついてきているのが気になったが
そうしばらくして
乗り物は星に着く
徐々に見えてきた星
歪な形をしていた
人工的に作られた星だと言っていたな
形が歪だ
その星へ侵入する
徐々に近づいてきて
侵入できた
内観も歪だが、所々自然があるのが人工的とは外れていた感じがした
そのまま発進をし続けて、どこかへ向かっている
後ろを見ると相変わらず、あれはついて来ている
そうして暫くすると建物の目の前に着いた
歪な形をし建物
みんなもさっきからこの星の内観に見蕩れている
するとセンタロウ様が「このまま乗っているんだぞ。」と言って乗り物をそのまま建物の中に入らせている
みんなの顔色は筋肉が張っている
建物の中に入ると
そこには多数のあれがいた
すると乗り物の後ろのあれが前方へ行き
乗り物を越してみんなと合流をした
何だろう?
するとあれの膨らんだ顔は徐々にすぼんでいき、元の人型に戻った
するとそのピエロは初めてこちらに向かって言葉を喋った
「今まですみませんでした。付け回していて。今は、お腹いっぱい力を貰ったので、何もいりません。」
みんなはやんわり受け入れた
センタロウが「貴方らはそうしてここの星にいれば良い。力は取ろうと思わない方がいい。平和的のために。」
するとそれが「はーい。すみませんでした。」と言った。そして「お詫びに、僕の力でみなさんを地球の元の場所は送り戻しますね。」と言った
すると乗り物は急に風景が変わった
色とりどりの線が見える
これは?
すると乗り物は地球に戻ってきていた
元の、夜の地球だ
みんなは帰ってきたことで一安心
花華「あの色だらけの線、何だったんだろうなあ。」
国王「ワープしていたんだよ。長距離をね。」
なるほど。
カラス「みんな帰ってきたね。無事。これで事は解決、かな。」
国王「そのとうりだ。さて。お前達はそろそろ眠いだろう?寝ると良い。」
そうしてみんなは眠りにつく事にした
ふわっふわの布団だ
そして、国王はアレクと話をしていた
国王「ではな、また遊びにおいで。」
アレク「勿論だ。直接貴方を間近で見れて良かった。」
国王「俺もだよ。また会おう。」
アレク「勿論。また。」
そうして二人は帰った
こうしてことは終わったが
何というか、おれは誰かから狙われている可能性があるかもしれない
常に
こういう出来事が起こったのはどこだか知らない場所だったし
やはり私は常に彼らと一緒にいる必要がありそうだ
もしかしたら、明日にまた何が起こるか分からないし、危険だ
そういえばあのアレクさんという男
どこかでみた事があるような気がしたのだが
その疑問の状態が今分かった
それと同時に、私の腕に「赤ずきんトドル」の執筆欲が湧いた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます