250.5 - 「回想録――運命の赤い糸」


「クロ、大丈夫……?」



 背赤セアカが目深に被ったフードを取りつつ、ベッドの上で苦しそうに顔を歪めていた黒崖クロガケへと語りかける。



「アカか……」



 黒崖クロガケがベッドの上から身を起こそうとすると、背赤セアカはそれを制した。



「そのままでいい…… 楽にしていて」


「ああ、そうさせてもらう」


「何かすることはない……?」


「そうだな…… 少しだけ背中を摩ってくれないか」


「分かった」



 横向きになった黒崖クロガケの背中を優しく摩る。



「このくらいの強さでいい?」


「ああ、ありがとう。どうも腰が痛くてな」


上級回復薬ハイポーションは?」


「不要だ。この痛みとともに腹の痛みも消してしまっては本末転倒だからな。それに、今はこの痛みですら尊くある」


「そう…… ならいい」



 本の数分の間、背赤セアカ黒崖クロガケの背中を摩るだけのゆったりとした時間が過ぎる。


 そこに会話はなかったが、二人ともとても満たされた表情をしていた。



「もう大丈夫だ。大分楽になった」



 背赤セアカの助けを借りて黒崖クロガケが身を起こすと、黒崖クロガケは自身の姉である背赤セアカの顔をじっと見つめた。


 肩ぐらいの長さで切り揃えられたボブ風の赤い髪に、シミ一つない綺麗な肌。


 瞳は紅く、顔立ちはとても黒崖クロガケに似ているが、その表情は憂いを帯びていて、黒崖クロガケとはまた違った美しさがある。



「アカもいつかは――」


「いらない」



 何気なく口に出した言葉を、間髪入れずに否定されたことに、黒崖クロガケが目を丸くする。



「まだ何も言っていないが」


「言わなくても分かる。いらない」


「フッ、数年前の私を見ているようだな。だが、私もアカも変わった。私達を取り巻く環境も。昔に縛られることはないんだぞ?」



 その問い掛けに、背赤セアカは黙ったままだ。



「まぁ、その前に私以外の者と話せるようにならなければ始まらないか」


「必要ない」



 後家蜘蛛ゴケグモがマサトの支配下になった後も、背赤セアカ黒崖クロガケ以外の者と会話することはなかった。


 それどころか、背赤セアカが素顔を晒すのは、昔と変わらず黒崖クロガケの前だけだ。


 黒崖クロガケが生まれた瞬間から、背赤セアカの全ては黒崖クロガケただ一人。


 それは、背赤セアカが毒人間となる前から変わってはいなかった。


 無表情ながらに少しむくれた背赤セアカを見て、仕方のない姉だと黒崖クロガケが笑う。



「人生、何が起きるか分からないものだな」


「……うん」



 そう一息付いたのも束の間、黒崖クロガケが顔を苦痛に歪めると、目を瞑り、お腹をゆっくりと摩り始める。


 そのお腹は、黒いローブ越しにも膨らみが分かる程に大きい。



「ふぅ…… 痛みの間隔が短くなっている。至急、竜信教ドラストのクララに連絡を入れろ。それと、灰色ハイイロにも」


「分かった」



 言伝を頼まれた背赤セアカは、ローブから紙とペンを取り出すと、すらすらとメッセージを綴った。


 それを見た黒崖クロガケは、やれやれと苦笑いを浮かべる。



「お前はまだ私以外の者には筆談なのか? 不便だろう。改善したらどうだ?」


「……努力はしてる」


「努力? それはどんな…… うっ」


「クロ!?」



 突然、黒崖クロガケが背中を丸め、お腹を抱えて苦しがる。



「大丈夫だ。このくらいの痛み、衰弱体質の加護が体を蝕んでいた時の痛みに比べれば大したことはない。あの痛みは絶望を感じさせたが、この痛みは幸福を感じさせてくれるからな。だが、そろそろ生まれるかもしれない」


「急ぐ」


「頼んだぞ」



 背赤セアカがフードを被り、窓一つない暗い部屋から音もなく消えるように退出する。


 背赤セアカを見送った黒崖クロガケは、再び自身の膨らんだお腹へ視線を戻すと、自身の鼓動とは別の鼓動を感じるお腹を優しく撫でながら、他の者には決して見せてこなかった愛しみの表情を向けた。



「フフ…… そう焦らなくとも、もうすぐ会える」



 お腹の内側を蹴られるような感覚を覚える度、黒崖クロガケはくすぐったそうに小さく笑う。



「フッ、お前は私に似て御転婆なのかもしれないな。私の子だ。それも良いだろう。だが覚悟しておけ。私は厳しいぞ?」



 その言葉に、先程までお腹の中で暴れていた赤子がぴたりと止まる。


 これにはさすがの黒崖クロガケも、普段見せないような無邪気な表情で、声を上げて笑った。


 だが、赤子の復讐は突然やってきた。



「はは、はぅっ―― く、ばか! まだ早い! もう少しだけ待てないのか!」



 急に陣痛が強くなり、ローブの下が濡れる。


 ――破水したのだ。



「く、間に合わないか……」



 黒崖クロガケが壁に手を向ける。


 すると、壁に通路が現れた。



「誰でもいい! そこにいる奴は手を貸せ!!」



 黒崖クロガケの叫びを聞いて、顔の色を変えて部屋に飛び込んできたのは――



「一体ナニがあったんダァ!? ンァァアッ!?」



 黒い毛皮に覆われた豹人――ガルアだった。



「よりによってこいつか…… だが、仕方ない。出産する。受け止めろ」


「出産ダァッ!? それに、う、受け止めろってナニをッ!? オ、オイオイまさか!? イ、一体どうすりゃイイッ!? ちょ、マジかよッ!? マ、マテマテマテマテマテッ!? は、早まるナッ! ホ、他の奴を――」


「お、遅い…… もう―― うぅっ――」


「あ、頭!? 頭! 頭ぁあぁああぁあああッ!? 顔ぉおおおおぉおおッ!? ギィヤァアアぁあぁあぁあぁあッ!?」



 ガルアの情けない悲鳴とともに、威勢の良い赤子の泣き声が響く。


 岩熊ロックベアと死闘を繰り広げた時以上に満身創痍の表情となったガルアの大きな掌には、赤い髪が少し生えた女の子が抱えられていた。



「はぁ…… はぁ…… やはり女の子か…… それなら…… お前の名は、フェイトだ…… 私の人生を変えてくれた運命の子――フェイト」



 ――それから5年



 背中まで伸びた赤い髪を風に靡かせながら、ガルアに肩車されたフェイトがキャッキャッと笑う。



「ガルちゃん次はあっち! あっちまで行って!」


「お、お嬢、もうそろそろアジトに帰らないとオレ様がボスに叱られ――イデェッ!? み、耳を引っ張るな耳をッ! ワァーッた! 分かったからヤメろッ! ヤメてくれェッ!!」



 すっかりフェイトの子守役となったガルアを、毎日連れ回して外の世界を探索するのがフェイトの日課になっていた。



「大丈夫だよ! お母様が様子を見に帰ってくるの、まだ少し先だもん!」


「まぁた変な事言ってラァ……」


「変じゃないもん! わたしには分かるんだもん!」


「ンなこと言ってもナァ、加護写しの水晶トレースクリスタルニァなんも表示されなかったじゃネェか」


「知らない! だって本当だもん!」


「ハイハイ、そーでございやしたね」


「信じてくれなくても良いもーん。ガルちゃんの運命の人を教えてあげようと思ったのになー。知ーらないっと」


「ンァッ!? お嬢! 今なんつったァッ!?」


「フッフッフッ、知りたい?」


「グゥ…… そ、それが本当ならナァ」


「あ! 良いこと思いついちゃった! じゃあじゃあ! わたしの言うことが嘘だったら、わたしがガルちゃんの家来になる! それでガルちゃんの言うことなんでも聞く!!」


「ンなッ!? マジかッ!?」


「で、もしわたしが言ってたことが本当だったら、ガルちゃんは一生わたしの家来ね!」


「ナンダそりゃ…… 一生って、そらぁ奴隷と何が違うんダァ? まぁ良いゼ。もしそれがマジならお嬢に忠誠を誓ってやらァッ! ガルァルァルァ!!」


「じゃあ決まり! あっちに向かって!」


「ア…… ハァ…… 何か上手くのせられた気がするガァ…… まぁいいか…… あっちでイイんだナ?」


「うん! あっち!」


「ワァーった。だが、何もなかったら次こそ帰るからナァ?」


「何もないわけないじゃん! 早く早く!」


「よーし、じゃあ交渉成立だ。ンナら、ちと飛ばすか。しっかり掴まってろよ、お嬢」


「うん!」



 5歳児を肩車しているとは思えない速度で、ガルアが疾走する。


 だが、フェイトはガルアの頭にしがみ付きながら、満面の笑みを浮かべていた。


 ガルアの疾走は、フェイトが尋常ではない身体能力を持っていると知っていたからこそできた芸当だ。


 フェイトが生まれてから5年間、伊達にほぼ毎日子守をしている訳ではない。



「ここの森の中カァ?」


「そう! 強かな野生の犬ワイルド・ドッグスに囲まれてるから助けてあげて!」


「ンァッ!? ンダァトォッ!?」



 その言葉にガルアが驚きつつも、肩車したフェイトを落とさないように絶妙な力加減で森の中を駆け抜ける。


 暫くすると、腕や足を負傷しながらも牙を剥き出しに剣を構えた黒毛の豹人と、その四方を囲んだ強かな野生の犬ワイルド・ドッグスの群れに遭遇した。



「マジカァ…… 本当に居やがった……」



 涎を垂らしながら獲物との距離を詰めていた野犬達が、突然の乱入者に驚くと、狩りを邪魔されたことに怒り、牙を剥き出しにして吠えた。


 野犬達の本能はガルアを強者と認識していたが、敵は一人に対し、野犬側は十匹以上。


 その事実が野犬達を強気にさせていた。


 だが、ガルアは野犬達には目もくれず、その視線は野犬達に囲まれた中央で血を流していた豹人の女に釘付けになっていた。



「スゲェ美人じゃねぇカァ……」


「あの人がそうだよ」


「アイツがお嬢の言ってた奴カァッ!? ガルァルァルァ! コリャ俄然やる気が出て来たゼェッ! お嬢ちと降りてろッ!」


「分かった!」



 フェイトがひょいとガルアの肩から飛び降りる。



「オイッ! そこの女ァッ! 名はナンダァッ!?」



 ガルアがそう話しかけるも、女の豹人はガルアにも警戒していて答えようとしない。



「ンダァ? 無視かガルァ? まぁイイゼェ、今、オレ様は猛烈に気分が良い。そっちがダンマリでも、勝手に助けてヤラァッ!」



 啖呵と同時に、ガルアが踏み込んだ地面が爆ぜる。


 爆発音と大きく舞い上がった土煙に、野犬達が驚き、身を竦めた次の瞬間、ガルアの拳を受けた野犬の一匹が木っ端微塵に弾け飛んだ。



「ガルァルァルァッ! 脆ぇ犬っころダナァッ! ザコもザコ! これじゃあ手応えすら感じネェッ!!」



 その光景に、豹人の女は言葉を失う。


 なぜ強かな野生の犬ワイルド・ドッグスが爆ぜたのか理解できなかったのだ。



「……つ、強い」



 豹人の女が冷や汗を流しながら、ガルアの戦いを見つめる。


 戦いの決着はすぐに付いた。


 勝てないと判断した強かな野生の犬ワイルド・ドッグス側が早々に尻尾を巻いて逃げ出したのだ。



「ガルァルァルァ! 犬っころが豹人様に敵う訳ネェだろガルァッ!」



 逃げる強かな野生の犬ワイルド・ドッグス達に中指を立ててそう吠えたガルアは、一息付くと豹人の女へと向き直った。



「ンデ、何でこの森の中に居やがる。オメェ、南部の奴だろ。黒毛の豹人なんて珍し過ぎるからナァ。近くに居ればオレ様が知らネェ訳がネェ。で、どこの暗殺ギルドだ?」


「……く」



 女の豹人が苦渋の表情で歯を食いしばり、剣をガルアに向けて構える。


 だが、その表情はとても勝てるとは思っていない思い詰めたものだった。



「よせよせ。あんな犬っころに追い詰められるような間抜けがオレ様に勝てる訳がネェ。それに、オレ様はここら辺を掌握してる暗殺ギルドの幹部様だゼェ?」


後家蜘蛛ゴケグモか…… よりによって…… だが、アタシにも矜持がある。ただで死ぬものか!」


「ガルァルァルァ! そう命を無駄にするもんじゃネェ。大方、弱小ギルドの使い捨ての偵察かなんかダロォ? 偶にいるだよナァ、そういう勘違いヤロウ共がよ。だが、オメェは運が良い! 物凄く運が良いッ!!」



 警戒する女へ指をさし、自信満々に言い放つ。



「オレ様の女になれば後家蜘蛛ゴケグモに入れてやる!」


「……は? 正気か?」



 女は訝しむも、ガルアは上機嫌に笑うだけだ。



「ガルァルァルァッ! オレ様に二言はネェ」


「そうか…… 奴隷としてアタシをこき使おうって腹か…… だが、アタシは…… アタシは弱い男に従うつもりはない!」



 女が剣を構えたままガルアへ飛び込む。



「ガルァルァルァッ! なら丁度イイッ! 豹人は強い奴に付き従うが本能! オレ様の強さをその身体に覚え込ませてヤラァッ!!」


「ガァアッ!!」


「ガルァッ!!」



 牙を剥き出しにした、二人の豹人がぶつかり合う。


 だが、力の差は歴然で、決着はすぐについた。


 攻撃の全てを正面から相殺してみせたガルアに、女が先に戦意喪失したのだ。


 地面にへたり込んだ女の頭へ、ガルアが上級回復薬ハイポーションをかける。



「……何の真似だ」


「ンァ? 傷だらけのままでいてぇのか? さてはマゾだナ?」


「誰が!!」



 傷の癒えた豹人の女がすぐさま距離を取る。



「ちたぁ元気になったか? ほら行くゾ! これ以上はお嬢の門限に遅れちまう」


「……お嬢?」



 女がガルアの背後から顔を出した少女に視線を移すと、驚きで目を見開いた。



「アンタ!? どうしてここに――ッ!?」


「ナンダァ? お嬢知り合いだったのか?」


「会うのは初めてだよ? でも、お話するのは初めてじゃないかも?」


「ンァ? 全く言ってる意味が分からネェ」



 頭をかくガルアを余所に、フェイトは嬉しそうに両手で手招きした。



「サブレアちゃん! 一緒に帰ろ?」



 名乗ってもいないのに、突然自身の名を呼ばれたサブレアが、口をぱくぱくさせながら狼狽する。


 その顔は見てはいけないものを見てしまったかのような驚きで染まっていた。



「オーイ? どうしちまったんだコイツァ」



 ガルアが固まったサブレアの目の前で手を振ってみせる。


 すると、サブレアは膝をつき、剣を地面に置いて頭を下げた。



「まさか導きの女神様が目の前に現れるなんて――無礼を許してほしい。アタシはサブレア。アンタが言う通り、南部にある暗殺ギルド――影に潜む者ラーカー・オブ・ザ・シャドウのメンバーだ」


「アー、あの弱小ギルドか。大方、どっかの貴族に依頼されて潜入しようとして失敗した口だろ」


「……そうだ。ここまで警備が厳重だとは思わなかった」


「オメェ以外の奴らはどうした」


「死んだ。生き残ったのはアタシだけだ。それも、そこにいる女神様の導きがあったお陰だ」


「ン? ちょっとマテ。オメェ、さっきからお嬢のことを女神様女神様って、ナンダァ? そりゃ?」


「その子はアタシの夢に何度も出てきては、アタシに進むべき道を示してくれたんだ。そのお陰で何度命拾いしたことか」


「ナニィイイッ!? そういや、お嬢は何でコイツの名前を知ってんダァ!?」



 ガルアが驚いた表情でフェイトを見る。


 フェイトはしてやったり顔だ。



「ね? 本当だったでしょ? わたしにはそういう力があるの!」


「マジか…… 仕方ネェ。オレ様に二言はネェからな。だガァ、まさか本当にお嬢に不思議パワーがあったなんてナァ。なんで加護写しの水晶トレースクリスタルに映らなかったんだ?」


「それは知らなーい。あ、早く帰らないとお母様帰って来ちゃうかも」


「ゲッ! んじゃ、お嬢。コイツを連れてくが、いいんだよな?」


「うん! その人は、ガルアのお嫁さんになる人だもん! 皆で一緒に帰ろ?」



 フェイトの言葉に、サブレアが目を丸くし、ガルアへ振り向く。



「ガルァルァルァ! そういうことらシィんでな! マァ宜しく頼むわ」



 ガルアが伸ばした右手を、サブレアが唖然としながらも掴む。



「あ、ああ。アタシなんかで良ければ……」


「ガルァルァルァ! オメェみてぇな美人なら大歓迎だ! ガルァルァルァ!」


「にしし」


「ほら、お嬢乗れ! 帰りも飛ばすぞ!」


「うん!」



 その後、サブレアは黒崖クロガケ達からの尋問を受けたものの、何のお咎めもなく後家蜘蛛ゴケグモに迎えられると、すぐさまガルアの妻となり、元気な六つ子を授かった。


 この件がきっかけとなり、フェイトには加護写しの水晶トレースクリスタルにも表示されないその特殊な加護があると認知される。


 それは、とある条件に該当する相手を探し、導くことのできる [魂の願いソウルウィッシュ] と呼ばれる特殊な加護だ。


 この強力な力がきっかけで、フェイトは後家蜘蛛ゴケグモに入った際、赤糸アカイトというコードネームを授かることになる。



 そして――



「あ! お父様! やっと見つけたわ! あれ? 誰とお話しているの? あ! そっちには行っちゃダメ! お父様こっち! こっちだよぉ! うぬぬぬぬ!」



 虚空を見つめて一人力を行使するフェイト。


 時空の狭間を彷徨っていたマサトが、このフェイトによって救われていたことを、この時のマサトは知らない。


――――――――――――――――――――

▼おまけ


【R】 魂の願いソウルウィッシュ、(虹)、「ソーサリー」、[対象を一つ取る。その対象と関連するマジックイーター、またはモンスターをサーチ]

「嫁がこの力をもってなくて良かったゼ…… だってヨォ、常に居場所がバレちまうんだろ? それじゃ浮気も何もできやしネェ――サブレアの尻に敷かれるガルア」

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