第3話 その店の名は・・酔っ払い天使

とある地方の小さな酒場の名物

多少 古ぼけてはいるが なかなか悪くない


ひいきの客が多い もちろん2Fは宿屋 


たまに客たちが暴れて 店の頑丈な元冒険者のコックにやっけられ

叩きだされたり 酔った魔法使いの暴走で半壊するなどよくある事


七色に輝く美しい虹色の麦酒(エール)味も もちろん絶品


料理は何といっても スライムを蜂蜜につけた甘い菓子!


それに巨大かたつむりやお化けカボチャの料理にガーゴイルの煮込んだ物

モンスター巨大目玉のスープなどなど


蜂蜜に漬けられて金色に光るスライム菓子以外は実に見た目はえぐく

初めて見た者は青くなり 引きまくる


しかし 食べてみれば その味は絶品!

もちろん、普通の料理もある


今日も酒場は おおいに賑わっている


エルフの可愛い店員が 客ににこやかに笑いかけ

注文を取って回る たまに彼女らのお尻を撫でて 

彼女たちにけり倒されるのもまた日常・・・


酒場の名前は 「酔っ払い天使」

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