第12話 輝く宝石は(第八十四回 #Twitter300字ss お題「捨てる/棄てる」)
揺れる橋の上に人影があった。下を見れば谷底に細く流れる川がある。歩みを遅くして様子を
どうやら女性のようだ。何故こんな山奥でと考えつつ、
彼女の涙がするりと
西陽が差し込み輝く宝石が落ちていくようで目が離せなかった。息が詰まりどくどくと脈打つ鼓動は、足を止めたことで感じる揺れへの恐怖か、それとも。
彼女がこちらを振り返る。ごめんなさい、すぐ
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