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一回目を開けてスマホ見たら7:15だったから後45分は寝られると思い寝る。8:00に起床。首が痛い。肩が痛い。腰も痛い。痛い痛いと言いながら、頭を台所の給湯器で濡らす。陰鬱で爽やかではない朝。晴れやかな朝って迎えたことがない。常に陰鬱。

着替えて外出。駅。走る人が多い。なぜ10分前とか、あるいは自分が乗る電車の1つ前の電車を目指して出かけるとかしないのか。出来るだけ家にいて、ギリギリまでエロスなことがしたいとか、そんな感じか。何やらツガイの若い男女も走る様子をしている。やはり、ギリギリまで家にいてエロスなことをしていたのだろうか。疑惑は深まる。だが、一般人は政治家みたいに追及されない。走る人がやたらいる。俺は一個前の電車に間に合うように家を出るので走ることはまずない。

また缶が、待合室に捨てられていた。日本人は民度が低い。一次資料があるんだから、堂々と宣言。

電車移動。立ちっぱなし。腰が、首が痛い。疲れている。すでに。なんで?と思う。まだ起きて1時間も経過していない。肉体の疲労、それを嫌に思う精神の疲労。

エリオット・カーター「ダブルコンチェルト」オーネット・コールマン「チェパカ組曲」チマローザ「序曲集」を聴く。

昨日からカクヨムにポエムを投稿し始めた。今まで書いてきたもの同様の無意味さ、不愉快さ、不毛でしょうもないものである。

仕事。疲弊。何も面白くないし楽しくないし好きではない。凄まじい殺人衝動を抑える。死ねとか生きているべきではない、一回みんな死んでしまえばいい、そんな怨念が湧き上がり続ける。

仕事終わり。もうなんか全てが面倒になりツイッターも見ない、自分が書いているものもあまりにもゴミとしか思えず、というか全てがゴミ捨て場の形がないただ臭いだけの塊というか。そんな気分でガストに行き、ギャアギャア騒ぐ連中のなか、死体みたいに静かに鳥の死体を食べた。隣の席には料理を食わず何個もコップを並べてにやにやしながらスマホを凝視している化粧していないズングリ体型の眼鏡をかけた女。奴も静かであった。しかし、周囲はめちゃくちゃにうるさい。一体、何をそんなに話すことがあるのか、スマホ凝視で誰かとやりとりしているのも多いが、一体、何をそんなに伝えることがあるのか。全くわからない。隔絶された世界で生きていると感ずる。つまり誰にも話さず、誰にも話しかけられることなく、それは死体と同じだ。あるいは、死体の方が、誰かに「ごくろうさん、安らかにね」とか、話しかけられることが、あるやも知れぬ。死体以下か。鳥の死体を早く食い金を電子マネーで払い店を出る。

サティの「グノシエンヌ」を聴く。笙野頼子「柘榴の底」を読了。

帰宅。ゲイ動画を見てチンポを気持ち良くする作業に邁進。

寝る。


(了)

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モグラ研二の日記 モグラ研二 @murokimegumii

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