第11話
「これわかる人いる?」
僕がそう聞いた。
蒼太はテーブルに近づき、懐中時計を手に取った。
そして懐中時計を開けて「なるほど。」と呟いた。
「一体どういうこと?」
と、蒼太に聞くと「これ、俺らのステータスだよ。」と答えた。
そう聞いて僕も懐中時計を手に取り開く。
するとそこには僕の名前、僕のアバターが映し出され、HP、攻撃力、防御力と並んでいた。
確かに蒼太の言う通りかもしれない。
「なるほどね。」
海月も納得していた。
とりあえず、その懐中時計を身につけて生活するようにした。
それだけ決めて僕は部屋へ戻った。
そして少し考え事をしていた。
そして気がついた時には夜になっていた。
ドアを叩く音で目が覚めた。
「ご飯できたけど…。食べる…?」
と、外から嬉歌の声が聞こえた。
あまりお腹は空いていなかったがせっかく嬉歌が作ってくれたのだ。
食べることにしよう。
「作ってくれてありがとう。食べさせてもらう!」
そう言い、ドア開けた。
そこには不安そうな顔をした嬉歌がたっていた。
┈┈┈✄┈┈┈キリトリ線┈┈┈✄┈┈┈
ちなみにみんなのステータスです
☆小倉花音
攻撃力 1.5/1.5
防御力 0.9/1.5
体力 0.4/1.5
☆藤野海月
攻撃力 0.6/1.5
防御力 1.2/1.5
体力 1.0/1.5
☆如月蒼太
攻撃力 1.3/1.5
防御力 0.9/1.5
体力 0.6/1.5
☆小野田嬉歌
攻撃力 0.5/1.5
防御力 1.0/1.5
体力 1.3/1.5
☆蒼乃小夜
攻撃力 1.4/1.5
防御力 0.8/1.5
体力 0.6/1.5
☆一ノ瀬蓮
攻撃力 0.3/1.5
防御力 1.3/1.5
体力 1.2/1.5
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