第17話
いよいよ鍛錬を開始する日がきた!
早朝にも関わらず皆んなヤル気が漲った顔をしていて、俺も気合いが入る。
「今日は初日だから基本的な体術を教えていこうと思う、今から俺が1人1人と模擬戦をしながら指導していくから真剣にやる様に。」
女性達に説明をしてから俺は魔法を唱えた。
「ドッペルゲンガー!」
創造スキルにより生み出した俺のオリジナル魔法ドッペルゲンガーは分身を生み出す魔法で、強さは本人の100分の1ぐらいと劣るがスキル並列思考を併用する事により、分身体にも俺のスキルが使用できる様になる。
但し生み出す程に分身体の能力が下がっていくのだが、今回は個別に指導する方が効率が良いので50体の分身を生み出したので5000分の1の強さとなっている。
それでも俺のレベルと能力からの分身なので、かなりの強さを誇っているのだが。
いきなり現れた俺の分身に驚いた女達ではあったが、どうやって個別に指導するのか疑問に思っていた者もこれで納得したらしい。
「流石はご主人様だわ!」
「1人1人にご主人様が!」
「皆んな独り占めできるのね!」
などと頬を赤らめながら喜んでいる者も多数いたのだが構わずスルーしておいた。
これから女性達には分身体と互角に戦えるぐらいの武術や魔法の戦闘力と俺のサポートをさせる為の料理や身の回りの世話での支援力を覚えていって貰う。
更には個人の良さを伸ばしつつ、悪い所があれば直していけば良いだろう。
「よし、それでは始まるぞ!!」
「「はい!ご主人様!!」」
そして俺の鍛錬が開始されたのである。
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