仕事が終わり、割引食材を買い込んで帰宅した、主夫である作者さまの目の前には、阿鼻叫喚の戦場が拡がっていた。
訪れていた友人たちによってもたらされていたのは、酒、酒、さけの数々。既に、奥さまも、その仲間と化していた。
「早くつまみ作りぇ~♪」
そんな、奥さまのかわいらしいお願いと共に、奴等は、作者さま用のコップに酒を注ぎ始める。
このままでは貴重な土日の休日が潰される!! と、危機感を感じとった作者さまが、先手を打とうと動きだすの……だが? 既にできあがりつつある猛者たちの胃袋を、作者さま渾身の一皿で満足させられるのだろうか……?
軽快なテンポで紡がれるお話が、とてもおもしろい!
そして、毎回、登場する、お酒に会うおつまみのオンパレードも、実に美味しそうだったり……。
さぁ、この究極のおつまみで、奴等を先に酔い潰せるのか……? それとも……?