たかが詩じゃないか

詩音 悠

『祈りながら、願いながら…』

すがる腕がほしくて 涙 頬をすべる

頼る人もいない

夢を見続けること 笑う人もいるわ

何も知らないのに

いつだって傷ついていたの

笑顔の裏にある 悲しみに気づいて

現実という冷たい風 打ち砕かれてゆく心

祈りながら 願いながら

生きている私の想いわかって


光降り注ぐ場所 いつかたどり着ける

空に問いかけてる

夢は叶うのかしら 答えなんか出ない

深い孤独の中

粉雪が静かに降ってる

悲し気な微笑み 隠してほしいの

現実という冷たい風 唇を強く噛み締め

祈りながら 願いながら

心に広がる不安と戦う


同じ気持ちを抱く 人は必ずいる

私 信じている

夢を追いかけること 分かち合える人と

いつか出逢えるはず

いつだって嘘などつかずに

優しさ忘れずに 前を向くこれから

現実という冷たい風 押し返せる強い心

祈りながら 願いながら

自分らしく生きてゆくと誓うわ


現実という冷たい風 押し返せる強い心

祈りながら 願いながら

自分らしく生きてゆくと誓うわ

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