第3話

一日だけ遊ぶと約束した。当日。

君は待ち合わせ場所で、ちゃんと待っててくれた。


「ごめん、待った?」

「さっき来たから別に、待ってない」

「そっか」


メールでのやり取りを通じてちょっとだけ仲良くなった。


「じゃあ行こっか」

「どこ行くの」

「着いたら分かるよ」


電車に揺られて一時間。

やっと着いた。


「歩くよ」

「うん」

「ちゃんと付いてきてね」

「わかってる」


僕の服を掴んでついてくる。

僕たちが住んでるとことは違って…都会


「人いっぱいいるね」

「うん」


周りの人の視線が僕たちのほうに集まる。なんでかって、

僕についてきてるこの子。


相当可愛い。





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ねむ @nemu123

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