第2話
知らないくせに なんて言われたけど
君の表情。どこか悔しそう。
腕、切った跡がいっぱいついてる。
体型も瘦せ細って、足にはあざまでできてる。
分かるよ。それくらい。
「よく頑張ったね」
褒めた。腕にできてる跡も君が頑張ってきた証拠。
君は泣いたまま話してくれない。けど、、
さっきと表情がちょっとだけ変わった気がする。
「頑張ったんだ、偉いね。君が死にたいなら僕は止めないよ。
あ、さっきは止めたけど笑 だって辛いまま終わってほしくないからさ。だから、」
君が顔をあげてくれた。
「一日だけ僕と遊ぼっか」
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