大義のためとはいえ、犠牲になっている側の目線の話は、胸が痛みます。いくら科学が発達しようとも、開発のためには生贄が不可欠なのではないかと思えてしまうほどです。
貧富の差を埋めるために、さらに貧しい者たちが犠牲になっているというのは、本末転倒な気がします。時間を遡って、その格差を生むきっかけを消せたのなら、万事が上手く行くという計算なのでしょうか。
息苦しそうな世界ですが、姉と弟の仲が良さそうなのが救いでした。過去も未来も、彼らはこうして支え合いながら生きていくのだろうなと感じられます。

最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました！

お金と時間のはなし。
きょうだいが出るお話はいつもすぐ好きになります。喧嘩してても仲良くても、

社会関係、仕事、生活、あとはやっぱりハッピーとは？それを改めて考えさせられます。

まさに地獄への道は善意で舗装されている。
それを地で行くお話でした。
目的と方法のずれが凄いですよね。

誤字報告です。
「そんなこと言われないで」⇒「言わないで」でしょうか？