応援コメント

第364話:「査問:1」」への応援コメント


  • 編集済

    ルーシェの頑なな信頼が
    エドゥアルドにとって安らぎになっている訳ですね。

    自身の言動全てを肯定してくれる人が
    身近にいると
    精神的に余裕が生まれ、より良い判断が
    しやすくなります。
    もっとも、周りにいる人が全てそうだと
    独善的になって行くので問題ですが。

    皇帝陛下が到着翌日に査問会を開くのは
    エドゥアルドに
    「余計な情報を与えない」ように
    するためでしょう。

    前々回で書かれていたように
    「知ったために判断を誤る」情報もあるわけで、
    それに触れさせないようにする。

    また、いろいろと準備をさせない事で
    エドゥアルドが真意を話さざるを
    得なくする意図がありそう。

    私、査問会を切り抜ける魔法の言葉を
    思い付いてしまいましたよ。

    「今の所は」。

    皇帝選挙の旗色を明らかにしていないのは
    「両公爵の内、どちらが皇帝に相応しいか
    精査しているのです。今の所は。」

    こう言って置けば
    両公爵とも、エドゥアルドを
    陣営に引き込めるチャンスがあると
    思うでしょう。

    ただ、逆にその言葉こそが
    謀反の意がある証拠である、と
    付け込まれる可能性もあるので
    難しいかなぁ…。


    作者からの返信

    おお!
    今のところは!

    いい手ですね!
    もしかしたら使わせていただくことになるかもしれません・・・!

    査問会が急遽開かれるのは、この査問を仕組んだ側、ベネディクト公爵とフランツ公爵の「嫌がらせ」ですね。
    皇帝が臨席するとは言っても、直接査問するわけではなく、別の人物が査問を行います。
    エドゥアルドと皇帝が2人きりで会っても疑惑は解消されないので、別に査問を担当する人物がいます。
    皇帝は、査問担当がエドゥアルドを査問するのに立ち会う、という形式になります。

    そして、ちょっとネタバレですが、その査問を行うのは陰謀の当事者のベネディクトとフランツ。
    査問の日程が急なのは、2人が本気でエドゥアルドを潰しにかかっているからでもあります。

    ひとまずはエドゥアルドは自身の思うところをはっきりと述べるのですが、何度か続くことになる査問の間にクラウスが工作して、エドゥアルドたちにもあれこれ指示を出してうまく調整していく、というのを考えております。

    これからもお楽しみいただけるよう、がんばらせていただきます!