応援コメント

第151話:「待ちわびた人」」への応援コメント


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    戦訓1・敵を侮るなかれ。
    戦訓2・敵の情報を可能な限り集めよ。
    戦訓3・軍を動かす際には十全な補給計画を立てよ。

    パッと思い付くのは、こんな所。

    2の情報には敵国の地勢などを含むのは当然です。

    ナチスドイツが開催したベルリンオリンピック。
    この時に初めて「聖火リレー」が行われました。

    ギリシャからベルリンへ聖火を運ぶ。
    そのために経由する国々の交通網を詳細に
    調べあげました。

    このデータが第二次世界大戦で
    ドイツ軍の進攻に役立つ事になるのです。

    「平和の祭典」の裏側で
    戦争に向けた準備をヒトラーは
    行っていたのですよ。

    さて。
    この「戦訓検討会」で今次戦争の
    全体象が明らかになるのか?

    期待しております。




    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます。

    戦訓についてですが、まったく、おっしゃるとおりであると思います。
    熊吉も、ほぼ同様な戦訓を考えておりました。

    本章での軍制改革では、戦訓の取りまとめと同時に、その戦訓を反映して、例の新しい組織を設立していくこととなります。

    例の組織、参謀本部の設立経緯については、ちょっと熊吉には難し過ぎて理解が不十分な点もあるのですが、その出発点は補給・兵站と強く結びついた組織にあり、その点がなかなか面白いなと思っております。
    うまく作中に落とし込めるよう、知恵熱を出しつつ、冷却ファンをフル回転しながら熊吉も頑張らせていただきます。

    しかし、ベルリンオリンピックの裏側で、そんなことをやっていたんですねあの人たちは・・・。
    史実でやらかしたことを考えるとまったく評価はできないのですが、やはり頭は良かったんだなと思います。

    ふと思ったのですが、実は、参謀本部についてですが、「参謀将校には旅行をさせよ」っていう提言を行った人もいまして・・・。
    つまりは地理を普段から知っておけということなのですが、もしかするとそういう経緯がオリンピックの件に関係していたりするのかなと思いました。

    これからも頑張ります。
    どうぞ、今後も熊吉と本作をよろしくお願い申し上げます。