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2022年7月5日 05:04 編集済
初登場の時は「陰険強欲ジジイ」だと感じたクラウス。エドゥアルドにしてやられた時に毒気を抜かれて「切れ者の公職家当主」と思った。盟友となってからは、エドゥアルドを可愛がる「好好爺」と言う感じなんだが…とんでもない!やはり海千山千の「大狸」だった!(爆)これから大物に成長して行くエドゥアルド。後を継ぐユリウスを「義兄弟」(身内)にすればなにかと融通を効かせてもらう事も出来る。何かを依頼した時に渋られたら「そこは、身内なんだから…」とか言って押しきってしまうケースもありそう。前回、「信用が大切」と言ってたのもここに繋がって来るのだね。今回の一件で「ノルトハーフェン公国に多大な影響力を持つオストヴィーゼ公国」と言う立ち位置を確保した。さらに大公を隠居して行動の自由を得る。もちろん、両大公への影響力はそのまま維持。これはクラウス殿の一人勝ちですな♪エドゥアルドは完全にしてやられた。領地紛争の時の「お返し」が決まってクラウス殿は晴れ晴れとした気分でしょうなぁ。隠居したクラウス殿はさらに暗躍し放題でしょう。従者を伴い、国中を巡って小悪を懲らしめたり国王や領主たちに諫言したり…あれ?どこかのご隠居様にそっくりだな♪(笑)
作者からの返信
隼 一平様、ありがとうございます!クラウス殿の作戦を見抜くとは、さすがとしか言いようがありません。熊吉、「なんで唐突に義兄弟になったの? 」という質問が読者様から来るのではないかと思っていたのですが、その答えをドンピシャで当てていただいて、嬉しいです!ユリウスも優秀な後継者なのですが、いかんせん、オストヴィーゼ公国は農業・牧畜が主体の国家でして、交易と産業化で発展し、勢いのあるノルトハーフェン公国とは国力に差があるのです。それに加えて、若く、おそらくはこれから長く公爵の地位にあるだろうエドゥアルドが有能だということで、ノルトハーフェン公国はこれからさらに強勢になっていくと、クラウスはそう考えています。ならば、そのエドゥアルドとノルトハーフェン公国と接近して、その恩恵をフルに活用しようと。遅れがちなオストヴィーゼ公国の産業化をノルトハーフェン公国の協力を得て進めていくことや、おそらく帝国内で強い立場を獲得するであろうエドゥアルドとの友好関係を利用して自国も相応の権勢をふるう。クラウスがエドゥアルドを評価し、好意を持っているのは本当なのですが、公爵として自国を守り、発展させていく必要のあるクラウスは、やっぱりこういう打算も含めて物事を考えています。策略家、政治家としてのクラウスをうまく書くことができて、熊吉としても嬉しいです。しかし、クラウス殿、諸国漫遊記ですか・・・。なんかめっちゃ楽しそうですね!腕っぷしの強い用心棒2人と、年齢不肖なセクシーな隠密を登場させたくなりますね。実は、クラウス殿の活躍は今回が最後で、後は徐々にフェードアウトしていく予定だったのですが、けっこうイイキャラなので、今後もなにかうまいこと活躍させられるように工夫したいなと思いました。隼 一平様、いつもありがとうございます。これからも熊吉なりに頑張って参りますので、もしよろしければ、今後も本作をよろしくお願いいたします。
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初登場の時は
「陰険強欲ジジイ」だと感じたクラウス。
エドゥアルドにしてやられた時に
毒気を抜かれて「切れ者の公職家当主」と思った。
盟友となってからは、
エドゥアルドを可愛がる「好好爺」と
言う感じなんだが…
とんでもない!
やはり海千山千の「大狸」だった!(爆)
これから大物に成長して行くエドゥアルド。
後を継ぐユリウスを「義兄弟」(身内)にすれば
なにかと融通を効かせてもらう事も出来る。
何かを依頼した時に渋られたら
「そこは、身内なんだから…」とか言って
押しきってしまうケースもありそう。
前回、「信用が大切」と言ってたのも
ここに繋がって来るのだね。
今回の一件で
「ノルトハーフェン公国に
多大な影響力を持つオストヴィーゼ公国」と言う
立ち位置を確保した。
さらに大公を隠居して行動の自由を得る。
もちろん、両大公への影響力はそのまま維持。
これはクラウス殿の一人勝ちですな♪
エドゥアルドは完全にしてやられた。
領地紛争の時の「お返し」が決まって
クラウス殿は晴れ晴れとした気分でしょうなぁ。
隠居したクラウス殿は
さらに暗躍し放題でしょう。
従者を伴い、国中を巡って小悪を懲らしめたり
国王や領主たちに諫言したり…
あれ?どこかのご隠居様にそっくりだな♪(笑)
作者からの返信
隼 一平様、ありがとうございます!
クラウス殿の作戦を見抜くとは、さすがとしか言いようがありません。
熊吉、「なんで唐突に義兄弟になったの? 」という質問が読者様から来るのではないかと思っていたのですが、その答えをドンピシャで当てていただいて、嬉しいです!
ユリウスも優秀な後継者なのですが、いかんせん、オストヴィーゼ公国は農業・牧畜が主体の国家でして、交易と産業化で発展し、勢いのあるノルトハーフェン公国とは国力に差があるのです。
それに加えて、若く、おそらくはこれから長く公爵の地位にあるだろうエドゥアルドが有能だということで、ノルトハーフェン公国はこれからさらに強勢になっていくと、クラウスはそう考えています。
ならば、そのエドゥアルドとノルトハーフェン公国と接近して、その恩恵をフルに活用しようと。
遅れがちなオストヴィーゼ公国の産業化をノルトハーフェン公国の協力を得て進めていくことや、おそらく帝国内で強い立場を獲得するであろうエドゥアルドとの友好関係を利用して自国も相応の権勢をふるう。
クラウスがエドゥアルドを評価し、好意を持っているのは本当なのですが、公爵として自国を守り、発展させていく必要のあるクラウスは、やっぱりこういう打算も含めて物事を考えています。
策略家、政治家としてのクラウスをうまく書くことができて、熊吉としても嬉しいです。
しかし、クラウス殿、諸国漫遊記ですか・・・。
なんかめっちゃ楽しそうですね!
腕っぷしの強い用心棒2人と、年齢不肖なセクシーな隠密を登場させたくなりますね。
実は、クラウス殿の活躍は今回が最後で、後は徐々にフェードアウトしていく予定だったのですが、けっこうイイキャラなので、今後もなにかうまいこと活躍させられるように工夫したいなと思いました。
隼 一平様、いつもありがとうございます。
これからも熊吉なりに頑張って参りますので、もしよろしければ、今後も本作をよろしくお願いいたします。