応援コメント

第127話:「紛糾(ふんきゅう):2」」への応援コメント

  • ふむ。
    バ・メール軍救援で時間稼ぎと恩を売りつける。
    悪くない手ですな。

    兵数は1万程で十分でしょう。
    要塞を落とすには守備隊の5倍から8倍の兵力が必要ですからね。

    バ・メール軍の残存兵力が3万程だとして1万が加われば
    共和国軍が用意しなくてはならない兵数は20万以上になる。
    これは先の決戦で用意した兵力と同等ですから、まず揃えられない。
    長期戦になれば物資の消費もバカにはできないので
    数か月も籠城すれば包囲も解けそうです。

    誰かに救援策の口火を切ってもらわないといけないのですが。
    いるじゃないですか!

    クラウス殿、出番ですよ!
    口八丁手八丁でこの手の発言もお手の物でしょ?
    それに黒幕を気取るならこれくらいはやってもらわないと、ねぇ。(笑)

    作者からの返信

    隼 一平様、いつも、本当にありがとうございます。

    おかげさまで、熊吉、昨日はギリギリで完徹コースを回避することができました。

    ぶっちゃけた話をいたしますと、帝国にはこれから、改革をする時間が必要なんですが、その改革のための時間をどうやって稼ぐか、というのが、今、熊吉が一番悩んでいるところであります。
    もし著しく弱体化してしまったバ・メール王国がアッサリ陥落してしまうと、帝国は改革する時間なく、共和国との対決をすることになり、その時、周辺諸国の動き方次第では、さすがの帝国もどうなるかわからないといった状況です(熊吉なりに、架空の世界の小説ではありますが、なるべくリアルさを追求したいので、こういったところも考えていこうと思っております)。

    そして、実は本章の主題はバ・メール王国救援のことではなく、アントンという人物の運命についてでして、ここでは、「旧態依然とした帝国は、何も決められなかった」という、絶望感のようなモノを表現するシーンとなります。
    いよいよ、エドゥアルドは「自分が何とかしなければ」という気持ちを強くするわけです。

    アントンを、どうやって救うのか。
    そのキーになるのは、意外でもないかもしれませんが、あのコであります。

    ですが、クラウス殿黒幕説は、めっちゃ面白いですね!
    皇帝陛下を動かして密かに王国を救援するのに、クラウスに活躍してもらうのは熊吉は思いつかなかったのですが、アイデア、いただいてしまってもいいでしょうか?

    応援、感想等、いつも本当に嬉しく思っています。
    もしよろしければ、これからもご指導、ご鞭撻、いただけますと幸いです。

    編集済