応援コメント

第119話:「銃士隊:1」」への応援コメント

  • なるほど。銃士とは現代で言う所の
    自動車化歩兵 なのですな。

    三銃士については物語のタイトル位しか知らなくて
    銃士は
    「銃を装備した親衛隊のエリートを」
    示す呼称だと思っていました。

    実際は騎馬化歩兵と言う部隊だったのですね。
    解説ありがとうございます。
    勉強になりました。

    大砲があれば陣地へ集中砲火を浴びせて
    混乱させた所へ突撃すれば
    突破出来ると思うけど

    おそらく撤退に際して
    軽量砲も全て遺棄してるだろうし
    騎兵は負傷者輸送のために
    馬を使われていて編成から外れてる。
    まともに戦えば被害甚大になりかねないし…。

    さて、どうしますかな?

    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    熊吉の場合、解説、などという詳細なものではなく、あくまでご紹介させていただくことしかできないのですが、これからもお楽しみいただけるように頑張らせていただきます。

    ただ、フランス王家の場合、銃士隊は王家とけっこうつながりが深かったようです。
    WIKIでお手軽に調べただけで恐縮なのですが、フランスにおける銃士隊は下級貴族の次男、三男といった、さほど身分の高くない者たちが入る部隊で、フランス王家の護衛には別に護衛部隊や、スイス人傭兵がついていました。
    しかし、次男、三男は、自分で手柄を立てないとのしあがれないため、銃士隊は士気が高く、腕っぷし自慢の荒くれ物が多かったようで、その点がフランス王から信頼されていたようです。
    また、銃士隊に所属していた、というのは一種のステータスのようになっており、自慢できることだったようです。

    こういったことから民衆にも人気があり、銃士隊は[三銃士]として物語化されていったらしいです。

    現実では、19世紀末には銃士隊は財政難によって(馬はお金かかりますから・・・)解散されてしまっていてないはずなのですが、騎馬化歩兵というのはおもしろい存在なので今回ご紹介させていただきました。

    エドゥアルドたちにとってはピンチでありますが、帝国軍の渡河点はもう目と鼻の先です。
    なんだかんだお人好しで周辺諸侯への配慮を貫いて来たエドゥアルドですから、ちゃんと待っていてくれる諸侯がいたりします。

    もしよろしければ、これからも熊吉をよろしくお願いいたします。