第13話 おっぱいはうめえですわ〜!

 あむあむあむ。スバルはユニのおっぱいをほおばり、堪能している。

  

「いたいいたいいたいいたい!」ユニは目に涙を浮かべながらさわぎだす。

 

「ん〜感触はマシュマロみはいでたまりませんわね〜!」スバルは満足そうにかみしてめいる。

 

「ひぃんひぃん! エムリアさま、助けてぇ……!!!」ユニは馬のような泣き声をあげながらあわあわ慌てる。

 

「もう、しょうがないわね」エムリアは後からスバルのほっぺを左右につまみ、ひっぱる。「んあ」と口が開き、ぽんっ、と離れる。

 

「スバルさん、やりすぎよ」とたしなめる。

 

「はっ、とってもやわらかいからつい……」てへ、とスバルは舌を出す。

 

「うう……もうお嫁にいけません」ユニの胸は服の上からでもわかるようにくっきりと歯型がついていた。

 

「そんな大げさな……1日ぐらいすれば治るわよ。それにお嫁に行けなかったら私が面倒みるわよ」とエムリア。

 

「えっそれって……こんや「ところでスバルさん、これから先何するかとか考えてるの?」ユニがいいかけた言葉を遮るようにエムリアはスバルに話しかける。

 

「ん〜何も考えてませんでしたわ」

 

「行くあてはあるの? 帰る家とか……」

 

「んー、わかんねーですわ」

 

「なら、私のお屋敷にこない?」

  

「食べ物ありますの?」

 

「もちろん、たくさんあるわよ」

 

「じゃあいきますわ」とスバルは二つ返事でOKした。

 

「決まりね〜」とエムリアは立ち上がる。「じゃあユニ、帰る支度しましょ」と従者に話しかける。

 

「えーと、じゃあもう人探ししなくててもいいんです?」

 

「とりあえず、今日はいいわ。それに貴方ひとりにしたらサボるじゃない」

 

「うっ……それはそのぅ」サボり従者はばつが悪そうに指をつんつん突き合わせる。

 

「それに……この子、適任だとおもわない?」「とっても思いますね」エムリアとユニはうんうんとうなずく。

 

「ね、スバルさん。改めて聞くけど……」

 

「なんふぇすの?」ドナドナの最後の残りをあむあむしながらスバルは答える。

 

「食べることはすき?」

 

「もちろん、三度の飯より大好きですわ!」

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