第15話:呼び出しの呪文〜雷神の神殿〜

はあはあ。とりあえずなんかあそこに雷のなってるとこにあるのか?

「皆!あそこを目指そう!」「わかったのです!」

と、いっても俺たちは全員作画崩壊してる顔で挑まないと行けないから


(((精神も体力も気力もやばい!)))


全員がそう感じたのであろう。

皆がしんどそうにこちらを見ている。

やめてくれ!俺のメンタルHPはもうゼロよ!


皆が皆

(しんどい!帰りたい!)

そう思ってるときにクレーターのような穴が空いているところを見つけた。


「ここに雷神の神殿があるんだな。」「長かったです。」「.....」

椛は元々インドア派だったからまじで疲れてきているな。

とりあえずさっさと中央の神殿っぽいところに行くか。


歩いて約1時間ごくらいたってようやく神殿らしきところに着いた。

「はあはあ。ようやく着いた!!」「もう......あるけない.....。」

椛は相変わらず俺の背中でおんぶしてやっている。


ほんと歩けないからだ。

というか.........。

「「ぶふっ。」」


「面白い顔すんなよwww」「仕方ないでしょ?ww」

そう城之内フェイスのせいで顔が作画崩壊しているのだ。

なんなら椛もだ。


「とりあえず、これ読めるか?ミーシャ。」

「うん!一応読めるよ!」

「なんて書いてあんのか読めるか?」


「わかった!えーと。」

「数々の作画崩壊の元ネタとなったあの伝説の城之内の死んでしまう予告で流れたテロップはなにか。それが神殿の開放につながる。」

「と、かいてあるよ!」


「.....もう答えわかったんだが。」あの駄女神!

そんなもんを呼び出しの呪文にすんな!

ったくならいうか。


「次回!!城之内死す!!デュエルスタンバイ!」

「なんなんですか。それ。」

「まあまあこれで出てくるでしょう。」


逆にこれ以外は知らないからね。

ゴゴゴゴゴゴ......

やっぱりな。


「空いたです!中に入りましょう!!!」

「ああ、わかったから。」

そうして俺たちは神殿の中に入った。

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異世界旅路録〜異世界に飛ばされたけど勇者の仕事ほったらかして旅行しようと思います。〜 みさか/UN @misakaya

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