第14話:目的地の一つ〜雷神の神殿〜

「はあはあ。なんでこんなきっついところに行かないとだめなんだよ...。」

「そんなん知らないですよ〜。(泣)」「やばいよ。これ...。」

そう俺たちがこんなきついところに行っているのかは...。


=遡ること1時間前=

「雷神の神殿に行きましょう!!☆」

「な、なんで?」「さっき寝てるときに見たのですが、目的地と設定されたからです!ムフン。」「いや、なんでそんなん見てんだよ...。」


「じゃ、決まりですね!それでは行きましょう!!」

「ええ〜....。」そんな悲しい声を出さないでくれ..。

椛よ。


=ジョウノウチ湿地=

いやいやいや突っ込ませろ!なんでこのアーチにジョウノウチ湿地って書いてあんだよ!!!....なんか嫌だな。


しかもその下にやばいこと書いてるし、

_____

ジョウノウチ湿地

主神ナスカ様が作られた偉大な湿地。

名前が既視感を覚えるが、なんと言っても危険なのが精神だけでなく肉体のダメージまで加算されてしまいます。

入るものはカードバトルをしないでください。

________

いやしねえよ!!なんでそんな危険なんだよ!意味わからねえ!

そういえば前に...。


『この湿地にはね雷の強化素材があって〜、俺が名付けたのはデ◯エルマスターズを読んで爆笑したからこの名前にしたんだ。』


そう言ってたな...。あのバカ女神。

とりあえず、さっさと行くか。

「ッサ行くぞ.....。は?」


なんで入った瞬間顎が...ってまさか!

俺はなにかに感づき、看板を読み返した。

そこに書いてあったのは、

「この湿地に入ると、顎が城之内型になります。」


「..............................は?」「何が書いてあったの?.........うにゅ?」「え!?何々?.....は?」そら皆するだろな。

「....入りたくないのです....。」


「いや、お前がいったのだろ?ッサはいるぞ。」「うにゅ〜。」

「....嫌だな。」さあ嫌々入るぞ。

うにゅ〜ん。


顎が痛え。城之内型になったせいでみんなが作画崩壊してやがる。

....これこのままなの?

そして今に戻る。

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