第九話:衝撃の事実発覚
そこで刑が決まるまで居れ!
と、言われたまま俺はずっとナスカと喋っていた。
『へえ〜。あれに時間停止とかあったんだ。』
いやね、一応なんか時が止めれた。
『がくっ。そんな事わからないんかい!』
とりあえず誰か来たみたいだぞ。
「おい、そこのお前!でろ!釈放だ!」
「冤罪なのにねえ。」
「うるさいぞ!」
そうして俺は再び衛兵に連れられ、玉座みたいなところに来た。
「おい。図が高いぞ!」
「あーはいはい。」
で何故か玉座に誰も座ってないし。
誰に対してなのかねえ。
『かっこだけじゃね?』
たしかにな。
がちゃ。ん?誰か来たみたいだ。
「はじめまして、この姿ではですね。」
は?いやココに来た時点でそうなんだろうなっと思ってたけども!
「私はネコハ王国王女ミーシャ・ロードです。以後お見知りおきを」
ああ。めんどいやつだね。
「で?その横にいるのは?」
「ああ。彼女はロシアン・ロード。私の妹です。」
「顔が見れないのだけど...。」
「失礼だぞ!」
「いや、いいのです。先日記憶が戻ったばかりで記憶が曖昧なのです。」
「は、はじめまして。」
ん?なにか見たことが....。
ん!?あれって。
「一君!?」「椛!?」
「えっ?えっ?知り合いだったのですか!?」
「いや....。その....。」
「ここでは話しにくいのですから別室に...。」
「ワカリマシタ!」
=別室タイヘンヤデ=
「で?二人はなぜ知り合いなの?」
「えーと離せば長くなるのですが...。」
カクカク・シカジカ。
「なんと!二人は異世界転生者だったのですね。」
「まあ。そんなとこかな。」
「では、二人で旅をしてきたらどうですか?」
「何を言ってるの?お姉さま。貴方もこればいいじゃない。」
「え!?ですが...。」
「国の経営なら王に任せればいいでしょ?」
「確かに!」「では....抜け出します?」
....めんどいことになってきてない?
「一君!君の能力でなんとかできない?」
「お願いです!」あぅはははははっはは。
ですよね〜。そうなるよね〜。
「じゃあ、ふたりとも捕まって。」
「は、はい。」
「蓬莱宝玉:次元!
ポワワ〜ん。
「ふたりとも怪我はない?」
「はい!ですがこの格好では....。」
「ああ、なら。」
ナスカ!この娘たちにお似合いの冒険服を選んで!
『あまりそっちに話しかけてばっかりはやめてよね!』
すまんすまん。で?用意できる?
『ああ、よういできてるよ。』
ポワワ〜ん。
「はっ。なにかに襲われています!」
「ああ、しんぱいしないで。」
「ん?服が変わっているわ!」
「本当だ!ありがとうね!ルイン!」
「ちょっと!ルインって誰よ!」「一って誰よ!」
ああ。やっぱりこうなるか。
とりあえずなだめないとね。
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