第七話:一方その頃現世では

プルルルルルル.....プルルルルルル....。

おかけになった電話は只今電波の届かない場所にあr。

ブチッ!!


「はあ〜。なんで一は電話に出ないんだろう....。」

これで電話をするのは5回目だ。

「もしかしたら過労で倒れているのかな?」


ならさっさと行って看病してあげないと!

それが彼女としての役目!


=ホワイトカンパニー会社内=

なんか服があったから変装できたから良かったけど....。

とりあえず一君が居ている場所は....。

あった!機械製造科第一課!


さて..とここからどうするか...。

ん。なんか.....。

目の前が......グラグラ........と


いけ.....ない....一...君...。













「起きてください!!起きてください!!」

なにかが聞こえる.....。

「起きてください!!王女様!!」


うーん。

はっ。え?ここは?

うっ頭が....。


「起きてくださいましたか!王女様!!」

「フェ?」

いきなり起こされたと思いきやどこ?ここ?


「えーと。ここどこなの?」

「はっ!もしかして記憶喪失!!雷に打たれたせいで記憶が飛んでしまったのですね!!では私が説明しましょう!!」


あ....めんどくさいことに...。

助けて〜!一君!!!!!


=一通り説明が終わった後=

「というわけなのです!記憶が戻りましたか?」

「あ、ありがとう...。」


危うく洗脳されるところだったわ!

危ない危ない...。

さて使える情報をまとめると....。


ここはネコハ王国で私の名前はネコハ王国次女ロシアン・ロードというらしい。

で、今王女である長女のミーシャ・ロードが連れ去らわれていて今国の実権を握っているのが私と.......。


はっ!?いやいや絶対無理だよ!?

どうすれば...絶対みんなの前で演説しないとだめじゃん!!

わたしコミュ障なのに.....。


ほんと助けて!!

一君!!


「ロシアン様!!今しがたミーシャ様と思わしき少女が男とともに賊に襲われています!!援軍はしますか!」

「ああ、するとしよう。」


「分かりました!」

ふう。これでお姉さまの身も安泰だろう。

見た事ないけど。


とにかくその近くにいる男が気になるのよね。

あわよくば王様の席を奪われないかしら?

っま私は一君が救えたら一件落着だもんね。


じゃあの衛兵がもう一回来るまでねーよっと。

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