第三話:火山に行くまでのピクニック

『ほい、なら次は何処に行くの〜?』

え。行かなあかん!?『行かなあかん。』

ちっくしょ〜!!シガンとの戦い(逃げただけ)が終わったところ〜!!


ならさ歩いていくと何時間かかる?

『1日』まじか〜。ちょっとピクニック行きたかったのに〜。

最悪だ.....。でも考えは変わらない。歩いて行こう。


『え!?あるいていくの!?』うん。歩いていく。

『なら、これを挙げておくよ。』え。

【蓬莱宝玉:火】


いや、絶対強いやつ〜!

『うん。強いよ?』やっぱり?てかなにげに今やけど...。

お前思考読んでるよな。


『え、いま!?』なにげに今だったわ。

とりあえずっと。火のやつ技なにかあんのかな。


__________

召喚火之獣サラマンダーリジェクトサラマンダーという上位精霊を呼べる。

火之玉ファイヤーボール小型の火。燃やす相手に向けて放てる。

永遠之火エターナルファイヤー永遠に燃え続ける火。放った者が解除するまで消えない。

__________

うん。やばっ。

『やばいように設定してるからね。』

うっわ。何気にお前のゲス顔が想像できるわ。


とりま出発!と言いたいところだが、食べ物が無い!

『そっちにお金送っといたよ。』チャリンザラザラ....。

おいおいおいおい。送りすぎだ。


え〜と?何々?

......おい。何だこれは。


________

10000ナスカ

主神ナスカの絵が彫られている。貴族しか使えない裏硬貨。

________

おれ。大丈夫かな?

『大丈夫だと思うよ!』

嘘つけ。


なら、試しに買い物に行きますか。


=パン屋・ウルフブレッド=

カランカラン。

「へいらっしゃい!」

うおっ。この店は狼がやってんのか。


「なら、このウルフパンとゴブリンバーガーとヒポクテサンドイッチをください。」

「はいよ。お支払いは...。」

「ならこれで行ける?」


そう言い、俺は1ナスカを出した。

「うおっととととと。えっ!?これは幻のナスカ金貨じゃないっすか。」

「あっはははは。」「こんなしがない店にこんなけの金を...。」


「ああ、お釣りは別にいらないからね。」

「貴方は神様ですか!?次来たときはこの金貨分サービスしますので!どうぞお贔屓に!!!」

「ああ、ありがとな。」「いえいえ、こちらこそ!!」


なんかやばかった?

『ナスカ金貨は一個であの店一個を買収できるからね。』

はっ!?え!?まじ!?

『まじ。』


ま、まあでもいっか。

ではピクニックにいっくぞ〜。

『おお〜!』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る