第1章:異世界召喚後の旅
第一話:勇者の仕事!?めんどくさいから放棄しま〜す。
「勇者よ.....勇者よ.....勇者よ!目覚めるのだ!!」
キーン.....その声を聞き、俺は跳ね起きた。目の前にいるのは太った人。
周りには金装飾がいっぱいあった。
「勇者よ。そなたの世界から私達は貴方を召喚した。」
「what!?」
「ソナタを召喚した。」
......マジ?いやいや、なんでだよ!神!!!!
ゆっくり過ごしたいって言ったよな!?
『勇者になればいいじゃん。旅できるよ?』
....こいつ。殺すことができたら殺してやろう....。
「して、今は魔王軍が我が国土に攻めてきておる。助けてくれんかの?」
「.....ゆっくりスローライフはないんかよ...。」
「ん?なんと言ったか」
「俺は....異世界に来て!!ゆっくり旅を!!したかったんだよ!!!!」
「ぬおっ!?そんなことはわしが保証するぞ!?」
「嘘をつけ!!こんな危険なことをするぐらいなら俺は....俺は...に〜げるんだっよ〜ん!」
「あっ!!勇者よ!逃げるでない!衛兵。衛兵!!そいつを捕まえろ!!」
やべえ。勢いで逃げたはイイが、何処に逃げよう....。ん?
頭の中に直接語りかけてくるやつが....。
『やっほ〜。初っ端大惨事だね〜。』
うっせえ。くそがみが。
『そんなことを言わずね♬』っち。走るだけでも疲れるのに...。
『そっちのポケットにプレゼントが入ってるから。それを使って逃げてね〜。じゃ。』
あいつ...使えね〜。
とりあえず隠れてっと。
プレゼントがあるんだっけ。と、ん?これは?
....勾玉みたいなやつが入ってる。
これどうやって使うん?....わかんね。
【蓬莱宝玉:次元】なんか、書いてある...。
え?これを読めと!?はっず!
でもいいか
「蓬莱宝玉:次元!」
すると、勾玉が開き色んな所が映し出された。
{カイセイ・ナダ・ラサール学園}...ここに移動しよ。
その名前をタップすると、白い光が自分を覆った。
俺は眩しすぎて、目を閉じた。
しばらくして目を開けると目の前には学園とよんでいい場所があるではないか。
ええ......。
『な?わかっただろ?これのやばい性能が。』
ってまた来やがったな糞神が
いやこれやばすぎん!?テレポートできるって最強かよ。
『とりあえずこの学園にその宝玉を強化する素材があるから、取ってきてね〜。』
いやいや、俺この格好だぞ!?
サラリーマンの服ですよ!?
『なら〜。ほい。』
え?服が...。
『一応この学園の制服にしといたよ。』
いや、有能かっ。有能かっ。
で?何を取ってこればいいんだ?
『この学園についてるいわゆるエアコンやクーラーのような設備のかわりをしている魔道具だ。』
へえ〜。それがあったら便利だな〜...。
ってそれ取ったらだめじゃねえの!?
『神が言うんだから大丈夫大丈夫。』
ええ〜。まじで?
はあ〜。文句を言っても仕方がない。
じゃあ行きますか。{カイセイ・ナダ・ラサール学園}に!
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