応援コメント

8 母の怒りとマルグリット」への応援コメント

  • 暗殺未遂のシーン、ドゼの事情が間接的ながらすごく伝わってきて…良かったです。

    作者からの返信

    嬉しいコメント、ありがとうございます。
    ドゼは、(愛国者として)フランスの道徳の教科書に載っちゃうくらいの人らしいのですが、彼の葛藤する二つの心情を、私はこの辺りから感じました。革命軍の将校として最前衛で勇敢に戦いながら、けれど心のどこかに王党派としての要素を抱えていたのがドゼだったと思います。

    なぜフランスなのかと自分でも思うのですが、日本史では、ドゼのような複雑な人はなかなか見つからないというのが率直な感想です。あるいは存在したのかもしれませんが、忠義とか滅私とかの日本特有の美学に隠れ、私には見つけられないのかもしれません。
    逆に日本でもっともっと、ドゼのような人がいたことを知ってもらいたいと願っています。生き方はひとつではない、みたいな? そうすれば、生きやすくなるのではと思うのです。