第2話 料理

「いらっしゃいませー。空いてるお席へどーぞ」


一人で、寸劇やってる奴がいる中で、俺はメニューを考えていた。

俺の要望はガッツリ系の肉。

だけど、編集者はヘルシー料理。


「まだ浮かばないんですかー。早くしてくださいよー。こっちには生活がかかってるんですから」

「そう言うなら、お前も少しは考えたらどうだ!」


なんかすごいドヤ顔をしながら、こっちを見てる。


「足せばいいじゃないですか。ファッションも足し算、引き算って言うじゃないですか」

「ファッションは知らんが、ガッツリ肉系のヘルシー料理か?」

「そうです。じゃあ早速、材料買って来て下さい。私はここでのんびりしてますから」


そう言って、俺は追い出される形で、買い物に出掛けた。


「全く、俺をなんだと思ってるんだ。召使いじゃないんだぞ!」


俺はぶつぶつと文句を言っていた。

はたから見たら、変人だ。

俺は急いで、食材を買った。

俺の両手には荷物でいっぱいになった。


「急いで、帰るか」


そう口では言ったが、のんびり帰った。

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