第2話 クラスマッチ
この学校にはクラスマッチがある、
皆の目は少しづつ変わり僕には偏見の目も向かなくなっていた。
皆も優しく接してくれる、僕は皆から別れるわけがないと思われていた。
少し気になる人なんていないはずだった、
僕の競技はバレー運動部は入ったことがなかったが、小学校のころから
空手を続けていたこともあり、それなりに運動ができた。
全部で4クラス、二連勝し、勢いの乗っていたそのままの勢いに乗って
バレー部のかたまっているクラスに、勝てなかった。
僕は応援にはいかないのでずっと暇だった。
クラスで暇そうに中庭の木を眺めていると、
Sさんがやってきた、クラスマッチにはトランプの含まれている
おそらくトランプだったのだろう。
僕らはしばらく話していた教室には僕たち二人、
次第に話題もなくなり、僕は何を話そうと、顔を見ていた。
急にフッと笑ったので聞いてみた
「なにかおもしろいことでもあった?」
「ごめん何でもないよ」
僕はこのころから少しづつ気づきつつあったもしかしたら両想いなのかと
僕はちょっぴりうれしい気持ちになった
同時に悲しくなった、君と付き合うことは僕はできないと思うから
3年付き合った彼女に対する、大切にしたいという愛と
惚れてしまった彼女に対する、情熱的な恋の間で揺れ続けていた、、、
その日寝不足で寝ることはなかった。
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