断章:EPISODE:MURASHUGAMING
第4
1859年下総国館山藩の加藤村の漁師の息子として産まれたのが加藤純一。
加藤村で産まれたために姓を加藤として純一は剣術の師である北辰一刀流免許皆伝の柊純一龍友斎四郎洽郎衛門から幼い時に剣術を学び15歳の元服の際に加藤純一を名乗る。
「俺は一番になる。開国派と鎖国派で意見は真っ二つだ。俺はいつも通り魚さえ獲れれば文句はあるまいよ」
加藤村の沖合に漁業に出て館山沖合は豊富なプラクトンな漁場に出て当時は15歳の青年がまだ自分が監獄に逝く前であった。
同刻MURASHUGAMINGの前身M.A.N.A.K.Aは江戸城の二の丸に近い桑藩藩邸におかれていた将軍職を守護する内裏集団がMURASHUGAMINGの誕生秘話だ。
「で、あれば?徳川の世を乱すものがいるとか?」
「最近は江戸にそのような情報が入るとか、入らないやらで・・・念のためにMURASHUGAMINGの水瀬下総守加藤泊夜碁我は?彼女に急ぎ、文を」
この水瀬下総守加藤泊夜碁我は後に言うが加藤下総守雲刻斎純一の実姉にして加藤ひなたの祖である。20歳で江戸城に入城して23歳で家老となった若きエリートだが、この動乱の幕末国の動乱を一刻も早く抑えるのに必死に各藩に文を出していたのは泊夜碁我である。
「将軍には直に言いに行くぞ。まぁ、桑名藩邸のM.A.N.A.K.Aに命を出しておく。将軍をお守りすることが大事に決まってる。アメリカ・フランス・イギリスとこちらに来るのは当然だろうなぁ、んでよぉ、オランダは?」
「それはまだであります、オランダからの返答は依然とこの2週間は過ぎました。泊夜碁我様申しつけますが、弟殿は?」
「弟?あ”ぁ”純一の事か。純なら問題ない。私の自慢する弟だ。それがどうした?」
「奉行所に逮捕されたって話聞きましたか?」
まさに青天の霹靂の出来事だ。数日前だが、徳川家茂公の書状を加藤純一が国家反逆の大罪を濡れ衣に着せられて現在は奉行所に一時身柄拘束である。
泊夜碁我は慌てて奉行所に行くと、加藤純一が牢屋に入れられてそれが対面だ。
「姉ちゃん?がっつりと、ハメられたわ」
「純がそんなことをすると思えない。将軍に直に願うから待っていろ。純?私が先に江戸に上京してリ”-サ”ル”や”ぞ”ッ”!?ソレは申し訳ない」
「謝ることはねぇよ、姉ちゃん」
「ジャガイモみたいな面下げて、姉ちゃんは家老だろ?俺のことは気にするなよ。あの花押の書状は偽物だよ。将軍がこの国を明け渡す気はない。伊勢守?越後の人間の自筆に花押だな、俺は証言に言い出しても・・・・しゃーなし」
「キバってこーぜ、ブンブン!純、違ってこーぜ、当たってこーぜ、ズッコケだなぁ、こりゃぁ・・・ブンブン・・・純?信じてるわ」
「ハッハハハハハハハハハハハハ・・・・俺もオレで運が悪い。監獄塔に送られるのはこの身が天命だ。」
「監獄塔ってあの孤島の牢屋か?幕府が200年前に建造した絶海の孤島の監獄。嘘だろ?あそこ行ったらガチイクの地獄だぞ」
「姉ちゃん、泣くなよ。俺は加藤村の無二斎の子、純芳の子供、純一だぞ。生きて帰ってくるよ、そりゃぁ・・・幼馴染と幸子には申し訳ない」
「幸子は私が面倒みる。ここから先はこの国が佐幕派・討幕派・開国派と尊王攘夷に立たされる。時間はかかっても、私がお前を支える」
文久2年(1862)荒れ狂うこの絶海の孤島の監獄塔に加藤純一が送られた。
17歳の加藤純一はMURASHUGAMINGの草案をここ監獄で創った。
監獄に居たメンバーが寄り添ってこの絶望を終着点と考えた。
「俺はもう終わるのか?右ストレートでぶっ飛ばすぞぉ!?クッ、俺は絶対に国家反逆はしてない。復讐か・・・恩讐の焔か・・・・ハァ」
ある老人との出会いが加藤純一の運命を変える。DJシゲこと偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵がここに来る20年前のこと。老人は70歳で監獄の一室の防音室にPCをセットアップしてVALOとスプラを実況していた。
野良に厳しく、味方批判して台パンの音が聞こえる。鐘の音が鳴る。
「そこの少年よ?どうした?生きる渇望のエネルギーが、ドラゴンエネルギーが感じ取れんぞ。情熱のテンションも足らんぞ」
「俺は・・・ただ何もしてないだけでよ」
「がっつりハッキリィ言うけど、ハメられたんだろうなぁ・・・待て、然して希望せよ。諦めるのはまだ早い、お前に生きる希望とワシの全てを授ける」
この時に俺の心を救ってくれたのはハンゼウ神父だ。
何十年が過ぎた時に加藤純一は加藤下総守雲刻斎純一として現在の千葉県の初代知事として明治初期の文明開化を築いた。
MURASHUGAMINGの基礎が出来上がったのは明治2年(1869)11月29日の日だ。
MRGは当初APEX部門VALO部門スマブラ部門の3部門しか創設時はなかった。
加藤下総守雲刻斎純一が初代オーナーとしてMURASHUGAMINGの祖として戊辰戦争が終結した明治初期の士族をかき集めてmillionの先祖である大榎草十郎俊輔・tonbo/トン兄の先祖である久遠寺播磨守夕起夫absolrの先祖蒼崎伊勢守武四郎一郎美鈴が純一の前に集った。
「俺はもう復讐の焔が消えた。時代が新時代の明治となっちゃ。ハンゼウ神父が病死したことも聞いた。さぞかし幸福であったとな、偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵そう名乗る人間が江戸に来たのか?大榎ォ」
「へい、加藤さん、戊辰の戦争で全員武士の時代は終わりを迎えた。今じゃ新政府の命に従うか、従わないかの世の中。言いたいことも言えないこんな世の中じゃね」
「戊辰が終わって間もない頃っすけどね、新政府に不満を漏らす士族が各地に蜂起中っすよ、加藤さん」
加藤は机をじっと眺める。17歳から27歳の10年間も無実の罪を着せられ監獄塔で生き抜いた。ハンゼウ神父から偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵の14の秘宝というのを聞き取り脱獄ごとある孤島の隠された神秘の隠匿を解放した。
表向きは千葉県知事として千葉県の基礎をかためて現在の千葉の祖を築いた人物で裏はMURASHUGAMINGの初代オーナーの祖として幕末から明治を生き抜いた志士たちがレジディア西新宿加藤邸宅に集まっていた。
「大榎、蒼崎、久遠寺、それに?夜一、伊織かぁ・・・世界には5人いる魔法使い《レディアント》
現在のムラッシュ高等学校の祖が誕生した。
「内務卿からの連絡です」
「
この時代において国内初のプロゲーミングチームはMURASHUGAMINGだけでアメリカ・オランダ・フランス・スペイン・イギリスの強国相手にAPEXシーズン1・VALOシーズン1もたった5人の魔法使い《レディアント》
「日本が欧米列強に負けないように国外との貿易と外交が大事だ」
「それはそうだな、お初にお目にかかります。幕末の亡霊、幕末の復讐者、
「おい、誰や言うてんねん!?俺は加藤純一。加藤下総守雲刻斎純一だぞ!?この木箱は何ぞや?」
「
黒服がフードを外すと金髪の女性だった。
「西洋人か?アメリカ人かい?オレに何用だ?この加藤純一に戦に出るってか?」
「申し遅れました。私はENYCOLARES初代マスターの星川。星川サラです。偉大なるブリテン王の血を継ぐ私はあの有名なアーサー・ペンドラゴンモデルとなったブリテンを救ったローマ軍に挑みブリテンを奪還したアルトリウス将軍の直系の子孫。父はイギリス人、母親は日本人で私はハーフ。それで、
「この木箱は何だ?意味わからねぇよ」
「それは火のネックレスネックレスは契約の継承者が代々受け取るべきだとな。
「んで?俺に何SHYって言いたい?用が無かったら帰れ。俺は知事で忙しい。それにMURASHUGAMINGが最初に起動にうまく乗ることが国内最初のプロゲーミングチームが泣いて恥をかく」
「それを承知に言うが、この日本に魔法使い《レディアント》がいると聞いた?それは本当か?隠して無駄だジオ、純一」
「あぁ、そうさ、そうさ、星川サラ?魔法使い《レディアント》ならいるよ。大榎草十郎俊輔・蒼崎伊勢守武四郎一郎美鈴・久遠寺播磨守夕起夫この3人が?」
「
「話は済んだか?俺も俺だ。ハンゼウ神父から聞かされたことがある。俺はもう一つの名がある。偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵だ。魔法使い《レディアント》だ。戦なら俺が出る。ガキには参加させられん」
「・・・・・・了承しました。では第4次にて貴殿の覚悟を見届けさせますね」
これは加藤下総守雲刻斎純一の過去だ。第4次が始まる前星川サラと話していた。
――――――第4
昭和44年(1969)明治2年(1869)の100年後に行われた第4次に。
MURASHUGAMINGの大活躍と裏に加藤純一が戦死したのが確かだ。
加藤純一にトドメを刺したのは大淫婦の
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
加藤純一はネックレスを掴み偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵の14の秘宝全てを自身が死亡と同時に隠匿に移した。
「馬鹿野郎がぁ!?魔法は7つ。その7つの魔法には意味がある。タルタロスの最奥にはみけねこが眠っている。だがよぉ、お前らがタルタロスに逝ってでもみけねこに負ける。所詮、闇のド3流の事務所が。ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
第4
遺体は故郷の千葉県館山市の沖合の孤島の洞窟に埋葬された。
偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵の14の秘宝を継承したのがDJシゲとそしてMURASHUGAMINGの初代オーナーに水瀬下総守加藤泊夜碁我の長男加藤無二斉純芳の娘である加藤ひなたがプロゲーミングのオーナーに就任した。
「魔法か」
当時の加藤ひなたは魔法を知らない。
その何も知らない加藤ひなたを教え込んだのが
出会いは1990年(平成2年)この頃の加藤ひなたは大学1年生で釈迦は某ゲーム会社のプロデューサーで東京には単身赴任の出張で来ていた。
1ルームのマンションで釈迦は魔法加藤ひなたに7つの魔法を習得と亡き加藤純一の遺志を受け継ぐようにレジディア西新宿一帯の新宿区を買い取ってムラッシュ高等学校の設立に動いていた。
「魔法には7つある。それぞれが意味ある」
「はぁい、簡単に言うが原初の魔法は?」
「んなっこったぁよぉ、こちとろ一般人のチンパンジーだぜ。亡きオーナーはいや・・・母さんも親父も何も言うてくれなかった」
「原初の魔法は、一なる魔法はゼロは一を生む。あらゆる構築には5つ必要だ。火・水・木・土・金の5つが構築とこの世界を育む。陰陽五行説だね」
「ちな、俺は『水』のネックレスを持っている。それにこの魔銃には触れないように」
≪誰が触れるなや?お前との付き合いは長いだろうが。人を酷使するのも大概せいよ。私は騎士団長だ。好き好んでこの銃にはなった覚えがない≫
「魔法を装填して魔弾として第5節の工程をフェーズ移動して圧縮した魔法の弾丸を撃つ。それが魔銃の魔弾。俺の相棒、
≪とりまな、どういうわけだが私の霊基をこの銃に取り留めてあるわけだ。あろうことか、愛する家族を人体錬成でタルタロスから連れ戻そうとした魔法使い《レディアント》は生まれて初めて見たぞ、ハッハハハハハハハハハハハハ・・・・≫
「私に素質があるって言いたいか?」
「火のネックレスその継承者にお前が選ばれた訳だろ?ムラッシュ高等学校初代総長に就任して若き学生に日本のプロゲーマー界を育成していく。時代は平成。俺はぁ・・・明治・大正・昭和と駆け足気味で生き抜いてきたのも事実。加藤?ほかに3人いる」
「私は・・・・」
加藤ひなたは火のネックレスを首にかけた。そして原初の魔法と終焉の魔法を釈迦が重たい荷物のカバンからジェラフバルト書の教典を取り出した。
「ジェラフバルト卿はこの世界に君臨する最悪にして最凶の黒魔導士。彼の本名はマルドゥーク・ファンス・ヴァン・ジュリア・ヴェスタニエという人物だ。歴史上においてジェラフバルトは7つの魔法とタルタロスについて・・・・」
釈迦はアイコスを吸いながらもジェラフバルト著書の教典を開いて加藤ひなたに火のネックレスには人類の灯火が灯されている。
≪多少の犠牲ってモンが大事だぜ、娘よ。私は騎士団長だったがこの有様。ひなた?お前は火に強い。教えてやってもいいぜ、釈迦さんよぉ!?土井無二斎純芳の一番弟子にしてアンタは土井に心酔している。土井と寝た。土井が好きすぎるだろぉ!?≫
「話過ぎだ、俺はそこまで土井さんとは。土井さんには俺は未来が視える。俺は『水』水面に映る鏡面世界で・・・俺の眼は未来が視えるまぁ、
「なんだい、それは?私は一般の大学生だぞ。そりゃぁ、少なくとも魔法使い《レディアント》は縁には感じないがAPEXなら
「ひなた?これからはまずは簡単な挨拶程度の一なる魔法の原初の訓練だ」
釈迦が術式の展開を詠唱する。
「原初の魔法、汝は我、我は汝、ここに一なるを告げる。第一魔法創世
カートリッジの弾丸。
大気中の濃度が急に濃くなってこの現実世界でも分かるが魔法使い《レディアント》の総エーテル濃度値5000倍の熱量の温度摂氏120000000度の太陽にも匹敵するような高温の熱のエネルギー体を凝縮圧縮したのを魔銃に装填。
「Eins, eins über null.Schöpfung, Hintergrundbeleuchtung, dieser eine magische Herzschlag, reagieren auf meine Magie.」
釈迦の5重魔法の重ね掛けの大規模な術式が1ルームマンションの固有結界として平成2年8月17日の東京に領域が拡張される。
「真紅なる魂の紅赤見カルビ深淵なる黒焔を祓う
――――――バレット
釈迦の放たれた弾丸を受け止める加藤ひなただが息を切らして瞼が重たい。全身に力が入らない。神経が軋む。
≪コイツを受け止めつぁだと!?マジで肝が据わってるな。おい、釈迦、加藤ひなたは半人前だが化ける逸材の魔法使い《レディアント》になれるぞ。ジェラフバルト書は魔法の魔術書と悪魔書が存在する。聖書にも言えるが、旧約と新約。こっち側の世界で
「カナンちゃんが言うたとおりだ、加藤ひなた」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
「私の叔父はぁ・・・加藤泊夜碁我の実弟加藤下総守雲刻斎純一は偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵だぞぉ!?舐めるなよなぁ!?ようやく理解した。この身に流れる血と魔法使い《レディアント》ってヤツをな」
受けた魔弾のエーテル値反転。大気が逆行していく。時間が巻き戻されていく。火のネックレスが吸収した熱量を超える加藤ひなたは覚醒してごく普通の大学に通う黒髪の大学生が視た眼に反して長身で真紅の髪をした透き通るその曇りがない蒼の眼。加藤純一の実姉である加藤泊夜碁我の遺伝子と眠れていた魔法使い《レディアント》がこの釈迦の撃った魔弾の影響で第一なる魔法に覚醒と至った。
「これが一なるはゼロの魔法、原初って味か。熱がクソ不味ィ、喰えた味じゃねぇがようく覚えたぜ。」
「喰った?」
「あぁ、そう言ったぜ。喰ったって。食事をするように喰うんだよ。魔法を」
≪おい、おい、聞いたかい?初耳の化け物だぜ、この娘よぉ!?魔法を喰ったって言うのか?マジやべぇーぜ、でもなぁ、少なくともこういったヤツがいれば安心だ。全ての魔法を今から時間かけて教わっていく、お前はどうしたい?≫
「だってさ、加藤ひなた?もう一度聞くが、これ以上はもう後戻りできない。魔法使い《レディアント》になったらこの社会とは断絶だ。こっち側の世界で生きてくことなる。だが、MURASHUGAMINGの初代オーナーとしては?君が最も大事にしないといけない存在のはずだ、守り切りたいだろ?」
「あったりめぇ、当たり前田のクラッカーだぜ、MURASHUGAMINGの初代オーナーとして今、PEXやVALOの世界大会やVCJ、VCT、ALGS、えぺまつり、超滅、私の背中には100を超える選手の人生が乗っかってる」
「分かった、覚悟は決まったようだね」
「第二魔法、第三魔法は?」
「気が早いな。第二魔法は世界あらゆる次元と多重に重ね合った世界の均衡のバランス。第三魔法は聖杯或いはスターオメガイエス・キリストが最後の晩餐で口づけたワインを吞んだ杯が一般的に言う聖杯、だが聖杯とはイエス・キリストの血と聖母のマグダラのマリアの血が遺る子宮。つまりは聖杯とは子宮を意味する。イエス・キリストの血筋の子孫を聖杯と呼ぶ。それをエクソソームだ。神の遺骸を聖杯と呼ぶ。世界を支配できる新しい支配者はスターオメガを手にする。第三魔法って言うのはスターオメガだ。宇宙の夜明、新時代の指導者だ。」
「マジで言ってるのか?それがこの世界にガチイクで存在するって言うてるのか?」
≪そう、そうだって言うてるだろ。一番信ぴょう性が高い話をするとだ。その聖杯を?イヤチガッ、モノが違うって言い方をすると、テンプル騎士団・カール大帝・リチャードⅠ世・フリーメイソン、イルミナティ、ヴァチカン、ホロライブ、ジェラフバルト、みけねこ、Hitomi(田中瞳)、ビル・ゲイツ、himari、イーロン・マスクが聖杯を得た。言い方を変えると聖杯であるイエス・キリストの血筋を庇護もっとこれを砕いて言い方をするとイエス・キリスト直系筋にあたる正真正銘神の子孫。そしてスターオメガって言うのは神の遺伝子だ。神の血を自分自身の肉体に取り組んだそれが第三魔法ってやつよ≫
「間違ってはない。あぁ、間違っちゃない。カナンちゃんの言うとおりだ。それは真実だ。あれほどの力と財産を一代で手に入るのは無理がある。その理論、俺はこの眼で見た。『水』のネックレスは未来も過去も視える。カナンちゃんが言うてるのは悉くは事実にあたる」
「教科書とは・・・学んだのが意味わからねぇや、でもわかるぜ。スターオメガを掴んであの力と財を得た。ロジック展開、なるほど。第三魔法は覚えたぜ。」
ズボンに入ってる錠剤を一口呑み込んだ。加藤ひなたが持ち歩いてるこの錠剤。釈迦が錠剤を眼にして、指を指す。
「その服用してる錠剤は何だい?」
「あぁ?コレのことか?栄養剤だよ。一般的に売ってる。アリナミンゴールド」
「誤魔化すな。それは第三魔法のエーテル値が高い」
「チッ、けどなぁこの錠剤の味が旨いんだ。第三魔法って言うのか?イエス・キリストの味。スターオメガは宇宙の味。これが人生で最高に旨いんだよなぁ!?」
ここは平成2年当時の秋葉原の裏の路地裏を抜けるとビル街ではない広々とした空間に出る。
「ひなた?率直に言うと、3つの魔法を既に得ている。が、残り4つが他とはモノが違う」
≪だとよぉ、マジで言うけど、ガチで逝くレベルだぞ。私の身体はこの銃身だがまぁ一時人には戻れるけどな。タルタロスはこの世界の真下、裏側だ。地下世界ってヤツか?宇宙人がバチバチにそりゃぁ、この地球が惑星が統べる前の話後だぞ。古代に核戦争を使ってこの地上に住めないと判断した宇宙人からの直の子孫である人類は地下に空間を作ってそこから地上に出るのがUFOってヤツよぉ、今になってタルタロスが完全に顕現とかイカレてるレベルだぞ≫
「そ、そそ・・・そうなんだ・・・」
「釈迦さん!?連れてきたんですか?仲間を」
1990年時の湊天凜月こと川村大介は人気絶頂時の√5のメインボーカルでテレビとかに出てるスターが笑っていた。
「紹介するよ、俺たちの仲間だ。湊天凜月がペンネームというかネット活動の名で本名は川村大介。父方はイギリス系アメリカ人のクォーター、それであってる?」
「合ってるよ。俺は川村大介。みての通り歌い手でバンド。君みたいな若い子が最後でよかったよぉ」
「そうそう、第4魔法とかの話は確かに俺らで説明だね、釈迦ぁ」
川村大介は頭が長髪の金髪で耳元はピアスを開けて、目元はメイクして肌とか白い。ヴィジュアル系の見た目が10代~20代だがこの時は38歳の40代前だ。
「私は蓮実ヶ先心鶴。このネックレスの基を作ってかつてはホロライブ所属であった夜空メル。利香って言うね。利香の落胤がこの私。よろしく」
「最後に私ね。私は清水美紀。みけねことまふまふの落胤だけど、実際はみけねこと不倫した男性との間に生まれた子よ。だから言ったじゃない?まふまふとは関係ねぇって。親子関係とか遺伝子の調査も出したけど、血縁関係は不一致よ。呪われたこの世に生を受けたのが私、清水美紀よ」
ここに5人が終結した。
そしてMURASHUGAMINGはこの1990年~動き出すのであった。
「第四魔法剪定第五魔法破壊第六魔法起源第七魔法終焉これだこのジェラフバルト書でも書かれているが本来はタルタロス消滅とジェラフバルト卿を自ら殺すために書かれた、造られた魔法の真髄だ」
「さてと!?」
こうして加藤ひなたは7つの魔法という魔法という概念を喰らいこんで、1999年の11月にMURASHUGAMINGに顔を出した。
「オー、オーナーッ!?」
「よぉ、mirionかぁ」
mirion(15)そう加藤下総守雲刻斎純一こと偏屈王ネモウス・ファンザ伯爵ともに戦った大榎草十郎俊輔の子孫である。
天才的なエイムと鋭く相手を狙うハンターズフューリーが得意なデュエリストであり作戦の担い手を狙うジェット担当だ。
「初戦メインステージよくやった」
「オーナー、来てたんすね。待ってましたよ。オーナーの指示と顔を見せないから少々不安抱いてたんすけど、初めて顔を見せましね。あっ、tonboって言います」
tonbo(16)まっすぐでさわやかな少年だがCrazyRaccoonにかつては所属していたVALOの申し子。スタイリッシュヌーブ(関優太)の声と似ている為Ⅱ代目関優太の名を赦されてそうtonboは久遠寺播磨守夕起夫が先祖であり、その子孫。MURASHUGAMINGのオフィスは後のVOLTROOMESが入るオフィスの12F~20Fまでが入ってるビルだ。スタジオ入りして先にVALOの射撃訓練所で練習していたのは若手でトライアウトして入ってきたabsolだ。先祖は加藤下総守雲刻斎純一ともに戦った蒼崎伊勢守武四郎一郎美鈴だ。
他にもスタジオでアイコスを吸いながら金髪の青年がモニターをみつめていた。
―――――MURASHUGAMING初代オーナーの実績―――――
1990年8月17日創設
1990年9月5日~15日レッドブルチャンピョンズシップ参加
1990年10月10日・11日同大会メイン会場・優勝
1990年12月9日~26日VCJSP準優勝
1991年3月フィリピン
1991年5月アメリカ
1991年9月~12月欧州
1992年1月VCJ優勝
1995年8月フランス
それから世界中を相手に戦ってきた5人の勇者に加藤ひなたは期待に応えてきた。
「お前らに言うておくわ、当分、私は離れる。今日は2代目を連れてきた」
「マジで何を言い出すんですか?」
「明日から予選で・・・・2代目って誰ですか?」
「私の子供だ。2代目は土井家の土井石舟斎湊純がMURASHUGAMINGを継ぐ」
「初めましてです。俺がきちんと初代から受け継いで・・・・名前は土井家の土井石舟斎湊純です。無二斎純芳の子であり、偉大なる先人から学び俺を信じてくれ!」
拍手が鳴る。
その日から加藤ひなたはごきげんななめのVtuberのガワを被ったのと日本から姿を消してハワイのオアフ島一等地に高級別荘30億円の別荘を購入して、ハワイからイスラエル・エジプト・イラク・ドバイ・イギリス・スコットランド・南極と第7次が始まる前単独でタルタロス消滅の為の動いて回ってきた。
そして、時代が2020年4月14日某所に5人が佇んでいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます