第Ⅹ章覚醒まこうTHESHININGSTREAMER

 ――――――指輪戦争エンゲージリング――――――

 8日目上野・秋葉原

 立石豊もこうは秋葉原のエリアを探索していた。

 サングラス姿にグレーのユニクロ¥1500のスウェットにMURASHUGAMINGのパーカーと革サンダルを履いてここ秋葉原に居た。

 ♪The soul of the second coming cat that burns life♪

 作詞作曲MASAYOSHIOOISHI編曲YUYUUTA

 The glorious one, the one who was once hailed as a hero.

 Those chosen by the stars, those who protect the mother planet, I will not sleep until my wish is fulfilled.

(Star, is the answer to life the question? The hero's awakening will revolve around the memories that this star has protected and this blood.)

 My soul, the birth of the returning Savior will exorcise all earthly sins from this earth, and return to your heavenly Father from whom everyone will be saved.

 Through the long darkness, the darkness of eternity to the highest heavens, my mother, I am the cat, the hero of your savior, the flames of enmity, your journey burns with blood and fire.

(The glorious one, the hero's name is Mikeneko)

 The glorious one, the hero's name is Mikeneko

 The glorious one, the hero's name is Mikeneko


 Mother is in my hands, hero's glory, what do I wish for on my planet? What is the meaning of living, living, living?

 On a cloudy day, what is love? This is a hollow temple cave. There is no meaning here. A crumbling temple, a crumbling king's throne, a divine throne that is about to collapse, and I will hold its decapitated head.

 My name is Mikeneko, the flame of revenge, the lament of the avenger, I will take revenge.This flame burns my blood, my courage explodes, my courage and revenge explode and I'm revived.

(Ring of deadly sin, pride, lust, laziness, wrath, greed, lust, vanity, gluttony, I am a monster.Can you hear me, my star given to me by my heavenly Father, the king of deadly sin?)

 Avenger, is there a path that you can show beyond the flames of revenge?Avenger, forever.I am Mikeneko

(Returning Savior, save all the sins of this earth, Return of the Savior, my hollow pilgrim's path will lead to hell and the highest heaven, and return everything to my heavenly Father.)

 Who am I, that glorious one who was beheaded, no, that was a hero? King and blood, the path that leads to the temple of the avenger of enmity and the empty pilgrim,Ego that is distorted, the world will resolve its distortions.


 My heart, this flame that burns with life, this unquenchable flame, at the time when a star is born, I will be reincarnated as Mike Neko and stand in my way as the one who rules this planet.

 Sleeping souls in the inner world of the imaginary compass, reincarnation, nothingness, the moment your life comes back to life once more, ``Humanity is a brain.'' You don't need a body. As long as you have a brain, you can return as many times as you like, my father.

 Sleeping souls in the inner world of the imaginary compass, reincarnation, nothingness, the moment your life comes back to life once more, ``Humanity is a brain.'' You don't need a body. As long as you have a brain, you can return as many times as you like, my father.

(My sin that cannot be thrown away, irreversible, my memory in the waste pit burns my life, as long as I can hear the heart of life, courage, explosion, courage explodes and revives the cross of my father)

(My sin that cannot be thrown away, irreversible, my memory in the waste pit burns my life, as long as I can hear the heart of life, courage, explosion, courage explodes and revives the cross of my father)


 This is destiny in heaven, I'm Mikeneko

 Doesn't it feel good to feel the awakening of a hero, the blow of courage that pierces my heart?Beyond that explosion of courage, your cross will show you the path to the final judgment of your heavenly Father, Jesus.

 My soul, the symbol of my sin, Tartarus is the final test of mortal sin, sleep, wait, but hope, Tartarus is the living one, give up all hope.

 This is your last chance, burn this life, as long as your life continues to burn, your courage and explosion will be your hero's courage power miracle! A miracle in your hands, Mikeneko!

 Let's decide what we, the righteous, can do. You who have the seven rings who can save this planet, the world, end deadly sins, wait and hope.

 Mikeneko, at the end of this story, only one man will weave the future.

 Mikeneko, at the end of this story, only one man will weave the future.

 Mafumafu, that means that the one who sacrifices your husband's life and many others to put an end to this endless ring is the "hope of humanity" and the call of responsibility as a person living in the present.

(Mafumafu, that means that the one who sacrifices your husband's life and many others to put an end to this endless ring is the "hope of humanity" and the call of responsibility as a person living in the present.)

 Mafumafu, that means that the one who sacrifices your husband's life and many others to put an end to this endless ring is the "hope of humanity" and the call of responsibility as a person living in the present.

 曲が終わる。これを遺したのはMASAYOSHIOOISHI・YUYUUTAだ。

 もこうは秋葉原に居た。

「指輪を持つ者として当然の事か」

 待ち伏せだ。シスターミルと差し詰め王覇山匡生だ。

 豊はSUPANKINGBANGの状態として覚醒を引き出す。覚醒の状態が秋葉原を包む。

「そう、来ましたか」

「データは摂れてんねん。その巨人の獣拳の使い手。べっつり、がっつり、ぶちかましてくとしますか」

 豊の本気にして非凡な才能だがSUPANKINGBANGは立石家には相性がいい。

「ハ”ァ”―――――メ”ェ”ッ”―――――――ハ”ァ”ッ”―――――――メ”ッ”――――――波ッア”ァ”ア””アァ”ア”ァ”ア”ァ”ア”ァ”ァ”ア”ァ”ア”ァ”ア””アァ”ア”ァ”ア”ァ”ア”ァ”ァ”ア”ァ”!?」

 もこうの本気の構えだ。いくら獣拳使い手の巨人でもシスターミルの盲点は突いていた。その空気中のエーテル・気力という相手の勇気や想いをエネルギーとして相手をハメ撮りハメ倒すという秋葉原に衝撃波が。秋葉原に大きな衝撃と地響きでニュースにはならなったのだがもこうの放ったこのハメ撮りの究極秘技のハメハメ波はもこうが非凡な故に手に入れて力。

「ゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

 頑丈なシスターミル。あれ程度では斃せない。

「ヤリますねぇ、えぇ、関心ですよ。私は巨人の末裔。人類以前の旧人類の末裔。40000年も前から生きてるんですからねぇ。そりゃ」

「俺はね」

 もこうは息を整える。『永遠』の指輪。みけねこ時代の『指輪』首にぶら下がってもこうはシスターミル以外にもこの秋葉原に顕現した嵐の王こと、王覇山匡生が牙を剥く。秋葉原は大混乱で、『永遠』が輝く指輪。もこうは過度なストレスとストリートファイター6のストレスで解放の鼓動が心臓が鳴り止まない。

「殺されてねぇ覚悟があるだけで来いよぁ!?全員殺されねぇ覚悟で来いよなぁ!?俺は・・・ア”ァ”ア””アァ”ア”ァ”ア”ァ”ア”ァ”ァ”ア”ァ”SUPANKINGBANGッ!?ア”ァ”ア””アァ”ア”ァ”ア”ァ”ア”ァ”ァ”ア”ァ”」

 先行に差して仕掛けてきたのはシスターミルだ。

獅子六王獣拳レオパルド・ディ・アレッサンディヴォルテェーゼ

 痛烈一閃の6連撃のツボを押すその衝撃波と全身のツボを6連撃の獣拳に、もこうは黒煙の中から解放の鼓動が解放のドラムがビートを刻んで心臓の鼓動が鳴り響く。

「真言・黄泉転生無為輾転」

 もこうの心臓が覚醒してドラムが鳴り響く。空間が固有空間に包まれて長い白髪に、真紅の眼をした大太刀を一閃放つ。下駄をはいて約1900年振りだ。

獣王獅子十六連銃焔拳ガルヴィート・ヴェルエッセチェリオ・ディ・サンタ・レッドエンハンスレオンガン

 シスターミルの獣を喰らい、獣を狩る豹そのものの爪による連続、神速呪術はもこうは避けてその大太刀の一閃がシスターミルを斬る。

「天照紅蓮浄土」

 真っ白とモノクロな世界が亀裂が走り、連続と連続の斬りこみと世界は小さく輪廻が廻る。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

 もこうはシスターミルを斃すと、まだ秋葉原は燃えていた。秋葉原にこの反応。みけねこの直系筋の子供たちにしてⅡ代目『王』の指輪の継承者が存命だったのはAD600~800年の頃合い。Ⅱ代目王覇山蔵王院の父方の子、王覇山姓を名乗る魔鈴・匡生だ。

「いやはや、いやはや、流石は太陽の神のその身に継ぐ子だね。解放の戦士?Ⅱ代目が存命であった七王国時代に解放のドラムを鳴り響かせた鬼がいたとか?」

「誰じゃ言うてんねんか?俺は豊の別側面だ。直に身体を還す。俺は通常時のもこうに抑えられてるが俺が力を貸すのはテメェらを斬るだけだ。なぁ?みけねこの残滓よぉ、王覇山の姓か。1900年振りに聞いたぞ、ローマに滅ぼされたかと思うたぞ、しぶときねぇ」

 大太刀の鞘に納刀して納刀からの見切り業。覚醒まこうは血の海に浄土と冥土の間このモノクロームな世界は静観だ。

「『永遠』の指輪の持ち主か?立石家には秘匿されたか。もこうこれは・・・・ハメ撮りされたね」

 バブルヘッドにパンダのバンダナを頭に巻いてアイコスを吸う39歳の王覇山匡生はサンダル姿にアイコス片手に目の下に隈が出来て覚醒まこうに匡生自身、久々だ。そもそもAKIHABARA区域の情報は清水美紀から聞き出している。

 唯一、みけねことの血縁関係がある清水美紀は一人でに動いていた。

「ま”っ”ちゃ”ぁ”ん”ん”っ”・・・・そうかい。よう、日本に来たな。ん”ん”~ま”か”ァ”ァ”ァ”う”ッ”!?俺が呼ばれた意味ってよぉ、豊かに代わって俺が出る意味って・・・オメェらかい」

「もこうくん?用があるのは『王』の指輪の継承者だよ。この地上がタルタロスに呑み込まれたら流石にチェックメイトだよ。もちろん、参加者に手を出さない」

「だったら手を引いてくれ、出る幕ないのだろ?」

「あるんだよなぁ、これが。んなぁ?金塊のGO!!!でも俺達は部外者で口も手を出さない。Ⅱ代目の末裔ってのも生きるのが辛いんだよなぁ、朝起きれたらスペシャル、朝起きれなかっちゃったら君はムラッシュだ。みけねこはタルタロスに待っている」

「はぁ?はぁ?おい、ま”っ”ちゃ”ぁ”ん”ん”っ”教えてくれ。」

「もこうくん?世界はこれは変わりようがない未来。」

 衝撃的過ぎる。この静けさのモノクロームの中で太刀の納刀音がする。

 理由はどうであれだ。もこうはこの覚醒は抑えられない。抑制しようとできるのは一人では不可能。

(おじ様も同伴でもこれは不正解だったか。KINGSCUPESの『王』継承者歴代10名でも世界に選ばれたのは土井純一。しかし、みけねこが最後に立ちはだかるタルタロスの刻限は近い。よもや、オジサマ同伴確定でこの短期間に手を出すことはしない、みけねこ以上に手を焼く問題がある。葉加瀬ハヤトが目覚めた点だ。楠栞桜を一刻も止めたいけどなぁ、私たちは王覇山蔵王院の子孫だがなぁ、私は本来人づきあいが嫌いで人とのかかわりが苦手でそもそも日中に起きて苦で夜に活動したい派なんだよなぁ、ゲームが出来れば環境はどうでもイイ。おじ様も、私の性格を知ってもらいたいけどなぁ、こうなりゃ仕方ない)

 モノクロームの世界に王覇山魔鈴は瓶に入った紅麹の錠剤を呑む。

「ん”ん”~ま”か”ぁ”う”ッ!?やるしかねぇっこったぁよぃお」

 王覇山魔鈴は日焼けをした麦わら帽子に置く奥歯が抜けてアイコス片手にタバコを吸いながら鎖を弧を描くように宙に投げた。

「2人か、俺もこの高揚感が抑えられない。もこうには悪いが、俺は俺を楽しませてくれよなぁ!?」

 モノクロームで静寂な無の空間。覚醒まこうは2人を前にこの白黒の世界は虚無であり輪廻の螺旋だ。

「よう、魔鈴?だが、今は手を引いてくれ。Ⅱ代目の遺志を継いだのがⅢ代目は?王覇山蔵王院の血が流れている。」

「・・・・・・左様か」

「んじゃっ、それで。もこうによろしく頼んでくれよな。」

 秋葉原の彩り、色彩が戻る。もこうに戻るとその凄まじい消費にもこうは『指輪』をぶら下げて秋葉原のラジオ会館に姿を消していった。

 ――――――終末の予言――――

 同時刻・都内某所

 まふまふはされて完治してここにアイコスを吸いながらビールを飲んでいる。元みけねこの旦那であり、現在はこの指輪戦争エンゲージリングの監督責任が言及されている。68歳の齢になってかつての30年40年前とは違う世界だ。

「キミたちか?」

「おう、まふまふくたばってねぇか?それはそうだが、終末の時は近い。みけねこを斃してぇも世界は深淵だ」

「流石は加藤さん。『火』のネックレス守護者のアナタの意見だ。私はくたばりゃはしないよ。葉加瀬ハヤト・夜見冬雪・加賀美れなの3名に加えてこれは湊天凜月の情報だが、みけねこを斃しても世界はこの暗闇に・・・・本宮仁愛・本郷愛がこの終末に来る。世界は終末の予言とされている」

「何のための指輪戦争エンゲージリングと思ってる?世界が終わるまではどうにか持ち堪えてるんだぜ。まふまふ?テメェもジジィだ。」

「タルタロスの地獄は想像以上にキツイ。ひなた?MURASHUGAMINGその初代オーナーとして、加藤下総守雲刻斎純一が秘匿した神秘の隠匿にしてこの多重平衡世界は5次元6次元と、まぁ加藤純一が遺した14の秘宝は君が受け継いだのか?」

「ちげぇよ、ちがいに、違うけどな・・・・タルタロスの世界は流石に、君たち5人は挑むのか?土井純一を待て。5人がみけねこを斃せると思うのか?」

「いや、それはよぉ、私たち5人が同意したことだ。葉加瀬ハヤト・夜見冬雪・加賀美れなの3名がタルタロスの門まで来ている。最悪な終末は避けたい」

「ンンンッン”ン”ン”ン”~ま”か”ぁ”う”じゃねぇか、終末の予言に立ち向かえるなら、土井純一を3日寄こせ。みけねこに勝てない、勝てる相手には相手を修行につかせる。・・・・・・イイか?」

「キミがそういうなら、好きにするといいよ」

 まふまふはビールを飲みながら加藤ひなたと別れた。

 いよいよ、終末の時は近い。土井純一はまだ何も知らない。

 次章、土井純一は覚醒する。そして産まれた意味を。



 



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