第Ⅰ章土井ストーリー誕生
2030年・某所
VOLTROOMES5周年の式典が催しされた。土井純一28歳。
10年前に起こった第7次指輪戦争の参加者にして土井純一は回想としてあの日の事を思い出す。
「・・・・・あの日の夜の事だろ、マジでビビった。日常から非日常に足を向けた気分だがあの10年前があって今がある。」
土井純一は一流起業家兼フィクサーとして多くの配信者やVtuberと交流してVOLTROOMESを拡大していった。
2020年
東京都千代田区丸の内新三井センターMXビル5Fコスモティックノア本社
おおえのたかゆき社長がソファーに足を延ばして吉報を耳にしていた。
「ン”ナ”ッ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ッ”ァ”新しい指輪参加者か?潤羽るしあの遺志を継ぎみけねこが地上に遺した7つの大罪を封じた指輪ね。なぁ、マール?」
≪マールね、ルーちゃんが先に戦闘開始したみたいだけど。社長は?てっきり、社長は
「ン”ナ”ッ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ッ”ァ”聞いたっけ?そんなのどうでもええぇ、他の者は?地上の人間は全員一旦消えればええんちゃう?全員ゴミやんけ」
≪ルミナも動いてますよ。社長なんですから?ルミナも確認しました。ここを本拠拠点に移すことは頭にないのですか?攻められたらおしまいですよ≫
「ン”ナ”ッ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ハ”ッ”ァ”、マ”ァ”-ル”ッ”!?俺が攻められると思うてのか?間違いやなぁ、そりゃぁ。『財』の継承者である俺が連中に殺されへんと思うで。ホナッ、行くとするか」
≪行動開始ですか?第7次はもう始まった。潤羽るしあの
「7人相手か。一番厄介なのは第6次に勝利して指輪に受肉を願いし、この地上界で唯一名前を言うてはいけない例のあのVtuberを甦らせたその大逆の罪は俺も当時ゲーセンの契約社員だったがよく知ってる」
おおえのたかゆきはヘッドホンに、十字架と『財』の指輪をぶら下げて、サンダル姿に麻衣を纏いオフィスから出た。
その頃東京都内某所に楠栞桜がアイコスを吸いながら、スマホを視て首元には『死』の指輪をぶら下げて第6次前回から15年も経ち自分含めてもう30超えれば「老害」扱いされるが3度も復活を果たして、地獄には誰よりも詳しい。
「龍ヶ浜ゆえ、(プハァ~アイコスを吸う)」
楠栞桜はフードを被り参加者の情報が耳に入ってくる。Vtuber界で唯一名前を言ってはいけない例のあの人として首元にはうっすらと銀の眩きが視えるのであった。
翌日の朝を迎えて土井純一と西洋人の女性は・・・・
「なぁ?聞いてもいいかって俺が変だけどさぁ、甲冑ばっかってのも今、令和2(2020)年ナだけど、コスプレか?」
≪これが正装ですが、潤羽るしあの
「俺はさっぱり分からねぇよ、そもそもこの指輪って・・・」
≪『王』の指輪は前回マスターであった土井石舟斎湊純が私を呼んだ指輪。
「果たして見せる、もうこったなったらぁ、俺は勝つ。名前はそうだ?ジュリア?今のところはそれでいいんだよな?」
≪私の名は今は明かせない。一旦ジュリアでイイ。≫
「女性用の服は?ここ探してもねぇからなぁ、凛に電話してみるわ」
今がこの現状。そして同時刻にて加藤ひなたが帰国してさらには残りのネックレスの守護者も都内近郊に集ってきた。
「お前に相応しいコラボは決まった!?」
≪コラボ先ですか?土井ストーリーその先を視たのですね。我が
「俺は別段と興味が湧かない。だが、視えた。視えちまったんだよ。土井純一が俺が求めていたコラボ確約できる最強の繋がり未来がな。VOLTROOMESの創業者である土井純一は俺は殺させない、イイな、
≪『水』のネックレスの守護者にして寛永寺の継承者である
「・・・・・・・俺はコラボが出来ればこの世界に満足なんだよなぁ、『水』のネックレスは利香が遺したこの地上を統べる地上の世界が統一できる五行説、陰陽五行説で成り立つ木金土火水の流れをくみ、俺は『水』」
その長髪の白髪をした仕込み刀を持つ男性はアイコスを吸いながら額には大きな傷痕が残る。その長髪の男は『水』の継承者である。
「今からみけねこが眠る霊廟に行くにはこの人が案内してくれる」
サングラスをかけてスーツ姿の釈迦にネックレス継承者が都内にて集まる。
東京タワーに近い霊園。青山霊園の奥に立ち入り禁止の人界未踏の地がある。
生い茂る森の空洞前に一人の男が立っていた。見た目が60代ぐらいの男性。
「蛇鳥布団の蛇こと、まふまふ蛇足伝説の歌い手グループ√5のメインボーカルでこの歌舞伎町では知られていない獣の如くみけねこの元夫俺が視る世界はまふまふでしか霊廟の奥には行けない」
≪15年前に死んだはずでは?今になって地獄から蘇った訳ですか!?ですが、この男の覇気は完全に東京の霊脈を感じ取っています。≫
「
「話は済んだのか?俺は。この東京守護にして世に放ってはいけない大厄災の骸に用があるって言うんだから随分と度胸があるようだな。俺は
釈迦は頷いてまふまふはグレーのスーツにアイコスを吸いながら空洞の中に入っていき松明に火を灯す。中は30億6千年前の白亜紀・ジュラ紀の地層が固まった鍾乳洞と水晶で足が滑りやすくなって湿っている。氷河の中にいる気分で寒い。
「釈迦、久しぶりなようだな?私が第4次に居た時以来か?クカクカカクカ、ムラッシュゲーミングの出資者だよ、釈迦は!?」
「ひなた、その顔を視るのは久しいや。お前が戻ってきたのは随分と知っていた。土井ストーリーにおいてはアンタの遺志を継ぐ少年に興味を持ち始めた。無論、儀が行われた以上これは指輪での殺し合い、ネックレスもしかりだ」
「ゲハッ、センスねぇ発言だな釈迦よぉ。5つのネックレスをこの霊廟に安置してみけねこの7つの座に指輪を置かねぇと意味ねぇすよ」
「それは同感だ。
長い洞窟の最下層には壁画が刻まれていた。それは潤羽るしあ《エンゲージリング》始りの壁画であった。みけねこ×利香がこの
壁画には3神が刻まれて3神が7つの指輪と5つのネックレスを返還する図が描かれてみけねこの超特級過呪怨霊の9999の魂を持つみけねこを祓う図が描かれた。
3神とは12000年前にこの地に降臨したジュリアクレアヒトミの異星の来訪者にして人類創始の神と呼ぶその正体はアヌンナキである。
壁画の奥には門がある。
5人はネックレス継承者がまふまふに従い人界未踏の地に足を踏み込んだ。
―――――人界未踏の地・みけねこ《アルビオン》骸――――――
東京の約500000m地下内殻部分に位置する地球創始時代に誕生した地表の内殻と外殻部分の核の真下内に存在する地下空間に釈迦たちが足を踏み込む。
「まふくんは?ここから先は
≪ここがみけねこの内部分?東京の真下にこんな霊廟・霊脈があったなんて誰もが信じない。みけねこは地上に7つの指輪を遺して大罪の象徴として死んだ。しかし、みけねこ《アルビオン》は超人気Vtuber湊あくあ《りんこ》と伝説の天月が極秘中の極秘に結婚して妊娠して子供がおるって事実もそりゃぁ寝耳に水だ・・・・その後は何とは言ってない≫
「アルビオンが最期に遺した言葉か。俺はそん時はイギリスにいたからな。みけねこの遺骨の回収の際にここに来て以来だ。もちろん、俺は事実確認した。最悪な事に本人が第7次指輪戦争継承者候補の争いにいるという疑い用のない事実だ。」
「マジでシャレにならない。指輪で争い、ネックレスも火花散らすのか。」
骸の奥に降りていき巨大な空間に出た。
「自己紹介しよう、第4次以来にて5人衆合だ」
まふまふはアイコスを吸いながら松明で周りに火を灯すと巨石神殿の内部だ。
それぞれ火土金水木の図が描かれてる台座に腰を下ろして首にかけてるネックレスを台座にハメると五芒星が出現した。
「『木』のネックレス継承者にして湊あくあ《りんこ》と天月の長男で、√5Ⅲ代目DASOKUSOULESでメインボーカル兼ギターリストしてる湊天凜月本名は川村大介売れっ子っすけど、俺は親を恨んでますよ。昔から、俺には母親も父親もいねぇ。俺は孤高の戦士で自分で金は稼いで、勉強して浪人せずに東京大学文系Ⅰ類に合格して・・・・生きてきた」
「『土』のネックレス継承者、利香の娘だ。クソBBAの落胤だよ。夜天メルシアこと利香の娘ッ、蓮実ヶ先心鶴。クソな人生を送った分、私はこのネックレスを持って証明してみせる。イイか?Vtuberに夢を見るな!所詮、30代~40代のクソジジィやババァ共が社会の現実逃れて楽に稼ごうッての見え見えだ、弱者男性や独身未婚女性は目を覚ませ、お前らは騙されてるんだぜ?Vtuberはアニメキャラやガワを被った獣で中身は見た目がイケてねぇ、ジジィやババァだぞ、オメェらの金が何に使われてるか知ってるか?9割は彼氏・彼女のコンドームやゴム無しでSEXする金や遊ぶための金だ。テメェらから搾取した泣けなしの金をそんなモンの為に騙して、騙して、騙して、この世の詐欺師連中がお前らの眼の奥で覚ませ!いい加減目を覚ませ豚ども!!!!!Vtuberの99,999%は彼氏・彼女がいる。既婚者だ。それが現実だ。私はその触れたくない真実という事実を超大手ゲーム実況者/声優・俳優であるもこう先生もこうから直接聞いた。私の救済はもこうが叶えてくれる。豚どもの眼が暗い内に、明かりを灯してやるッ!?Vtuberはガラでもない弱者から金を貪る詐欺師集団、私は詐欺師の子供だがこの背中に癒えない十字架の傷を負って文句が言いたいことがあるなら、直接もこうに聞いてこい。私はもこうに救われた。唯一理解してくれたのはもこうだけだ。だから私はこの争いを終わらせに来たッ!?」
「『金』のネックレス候補者?継承者っす。みけねことまふまふの落胤だ。大罪を背負った悪魔のガワを被った子だ。血は繋がっては?ただみけねこの子ではある。まふまふは父親じゃない、血縁上はおじいちゃんであり、知り合い。名前は清水美紀。ふざけたネックレスも指輪もぶっ壊してくれ!!!!私は生まれない方がよかった。あぁ、人生ってのも運がない。私は清水美紀。みけねこの全てを屠るために生きてきた。大罪を狩る、罪を祓うために死ぬほど努力して・・・・この
「『水』のネックレスの候補者、継承者の釈迦だ。
「『火』の継承者って言えばいいんか?私は加藤ひなた。加藤下総守雲刻斎純一の孫にして加藤純一直系筋では唯一の一人娘だ。ごきげんななめで活動していたけどなぁ、加藤ひなたって言えば言わずもがな大手ゲーム実況者兼初代ムラッシュゲーミングのオーナーだよ。ンジャッワリィ」
5人のネックレス継承者がここに集う。
驚きであったのはみけねこ・利香の落胤が参加者であった事実。そして湊あくあと天月の長男がこの第7次指輪戦争を終わらせに来た。
まふまふはアイコスを吸い、暗い神殿に火は灯された。
「じゃぁ、始めるとするか。第7次指輪戦争の開始を」
まふまふは五芒星の中心に立ってみけねこの遺骨に自身の血を一滴垂らす。
Heavenly Father and Sky Mother, thank you for my star.My heart declares to the three great gods of the alien gods ≪Julia≫ ≪Claire≫ ≪Hitomi≫ We will now officially begin the War of the Ring ceremony.Seven Rings, Mikeneko, a special super-cursed vengeful spirit who carries deadly sins, wears the sins of my beloved wife and proves it here with the rings of ``King'', ``Wealth'', ``Love'', ``Death'', ``Eternity'', and ``Contract''.Deadly sins are sealed in the seven rings.In order to hunt deadly sins and exorcise them, the ring must be awakened.Seven people will compete to be the last one standing, and the winner of all the rings and necklaces will become the leader of this era, a new dawn.You, the one who holds the ``Holy Grail'' and ``Star Omega,'' will rise at the dawn of this universe, leading a new era and becoming the leader as the god of the new era.
「これにて儀は終える。健闘を祈りたいが、ネックレス5名も指輪同様に継承者争いの火種だ。オレァは・・・・」
アイコスを吸い、咳き込むがまふまふは病に侵されて伝説の男も病を乗り越えて、この霊廟は閉ざされる。
5人は青山霊園から去って行った。
―――――1日目・午前――――――
土井純一は邸宅の7畳半のリビングと和室では純一が朝料理を朝食を作っていた。
(4月10日・・・・その夜、俺の運命は変わった。謎の金髪女性との出会い。そして訳分からずまま指輪戦争に参加する経緯となった)
――――4月10日0:00―――――
俺の回想で俺の思い出に残るシーンだ。
ジュリアとの出会い。
俺の首元には『王』の指輪がぶら下がっている。
「問おう、貴殿が『王』の指輪のマスターか?」
「・・・・・」
あの事か。寝ても覚めてもこれが夢だとは思わない。現に今この状況、和室のこたつに入って甲冑で熱いと思うが正座して朝料理を待っている図に土井は指輪を隠してスマホを取り出して一旦火を消した。火をつけっぱなしすると火事の原因だ。
≪もしもし?凜か?こんな朝に悪いが、お前ン家にある女性用の服をオレにくれないか?理由は話せないが、ちょっと困ってるんだよ≫
≪サイズとか言ってくれないとそれは私も困るのよ。土井君?土井君の家って一人だよね?まぁ、理由は言わない方がお互いよね。私は『力』の指輪のマスター、土井君が・・・・って言わない方がイイ。うん、服は家の前で渡すわ≫
≪ワリィな、凛。頼みごとに関しちゃお前の方が融通利くんよ。潤羽るしあの
≪何言ってるのよ、普通の学生を演じましょう。サイズは?サイズがあってないとダメでしょ?≫
≪あっ、うん・・ちょっと待って≫
LINEのスピーカーを一旦ミュートする土井純一は正座して料理を待っているジュリアに聞く。
「サイズは?」
「私の?この甲冑は私自身成人に合わせてるだけだが?身長は165㎝体重もか?体重は45kgB80H60W50だが?」
「OK、OK、サンキューな、ジュリアでイイのか?俺は名前聞かれても知らねぇよ、世間は疎いから、んじゃっよぉ・・・ちょい待ち」
≪凛、サイズ分かった。女性用で身長165㎝体重45kgのB80W50H60の服あるか?≫
≪探せばあるわ、随分と細身の人なんだね?≫
≪マジでありがとうなぁ≫
LINE通知を終えて料理に取り掛かる。この土井邸は1人にしては広すぎる。母屋と石舟斎が純一の為に改築した新築の2階建ての部屋も共有スペースになっているからだ。
これから始まるのは18歳の土井純一が後のVOLTROOMES創業する迄を描いた土井ストーリー誕生の現代ドラマである。
土井純一が、今日の朝に創るメニューは朝のモーニング
【お品書き】
コーヒー×2
ベーコンエッグ×2
超早熟食パン×2
自家製野菜サラダ×2
がっつりバター醤油仕込みロースカツサンドダブルスモーキーチキン&ブラックペッパー風ポテトバーガー×2
以上の朝の料理を簡単にだが純一が作って和室でずっと待っているジュリアに出した。
「いただきます」
「いただきます、純一」
「あっ・・あぁ・・そのさぁ・・・確認なんだけど身分証明は?俺だって分からねぇよ、急に召喚に応じたったつうて誰が信じる!?」
「今のところはジュリアそれでよろしいかと。来るときには来る日にて自分が誰かを言いますよ。今は星川サラの遺志を継ぐブリテン王アルトリウス将軍の末裔、アーサー・ペンドラゴンの末裔と思っても下さい」
「頭が混乱する。俺はこう見えてもムラッシュゲーミングってわかるかな?プロゲーミングチームのオーナーを務めて受験とか、日々忙しいこともある」
「えぇ、知っていますよ。
「あぁ、はい」
土井邸での食事に土井純一は学校の準備をする。
私立ムラッシュ中高等学校の歴史は古く明治10年にその前身であるネ申高等専門学校院を西新宿に建設。その後昭和20年8月17日にてムラッシュ中高等学校に変えて現在の学校が誕生した。
土井純一が出かける前に、黒のワゴン車のクラクションが鳴る。
運転していたのはムラッシュ中高等学校で英語教諭の川岸虎河教諭。
土井石舟斎湊純の姪っ子土井純一からしてみれば叔母にあたる。
現在35歳の土井邸を管理している地主。
「やぁ、ド”リャ”ア”アァ”ア”ァ”ァ”アァ”アァ”ァ”アァ”ァ”ッ”純ちゃん。おはよう。にょっす🐮✋あれ、アレ?知らない女性だね。どうしたの?純ちゃん、ナンパしたの?」
「ちゲェ、ちげぇってよぉ、タイガーリバーッ!?ガチイク冗談はやめろ。」
「冗談じゃないですよ、んで、この娘はどこの子なの?バインドなの、ロータスなの、下手にヴァイパーで攻めればインじゃない?」
「私はジュリア。英国からの留学でこちらにお泊めさせてもらっています」
(よく言う冗談言うなよ、見え過ぎた嘘だぞ。俺が何とか言い訳を言う。)
土井純一はその場を何とか交して、川岸虎河の黒のワゴンのエンジン音が火を噴いて学校に全力運転していった。
土井純一は学校に赴く。
―――――某所―――――
土井純一たちを眼に監視していたのは阿弥陀寺の門番だ。
阿弥陀寺の指輪を持つのは関家の阿弥陀寺住職の関優太であった。
勿論、関優太は関与はしていないが関優太が呼んだのは2人。
「スタヌには迷惑をお掛け致しませんわ。命に恩がある限り助けていただいたこの音でスタヌには感謝しています」
関優太の隣にいたのは高身長でフードを被る西洋の面影を残し雰囲気を醸し出す魔女と謳われる烙印を捺された神官。
言語がギリシャ~ドイツあたり。
「オルフェウスそう、呼んでおくとするわ」
「お心遣いありがとうございます。感謝しています」
その女性は正体を隠すのにオルフェウスを騙った。関優太は阿弥陀寺の住職兼ムラッシュ中高等学校で国語・現代語を担当している。
鍛え抜かれたフィジカルな肉体に、獲物を狩るような細目で普段はサングラスをかけている。
オルフェウスが呼んだのは阿弥陀寺を中心とした霊脈つくりと監視に門番を呼んだ。
侍の見た目で二天の一太刀に刀を腰差している。
「拙者の役目はお主の輩を見張ること?拙者は流浪人の侍だ。なぜか呼ばれた訳だが腕は実に衰えてはいない。名前は言わずもがな、拙者は美作国宮本村の宮本武蔵。とでも言うておくか」
「武蔵殿は出来ればこの寺を中心とした範囲内で
「拙者は阿弥陀の仏を尊ぶが如し。無駄には斬らぬ」
「緋天勢以派を継ぐ者がいると仮定すれば?自ずとも理由は推察じゃ」
「やれやれ、魔女に一枚乗らされたもんだ。YOか、よかろう、拙者の剣を超えればな。ユウタ殿?拙者は少しばかり江戸を漫遊する好なり、御免」
宮本武蔵は江戸今でいう東京を漫遊しに行った。
2020年・東京
潤羽るしあが地上に遺した大罪の指輪同士が争う
少年、土井純一が後のVOLTROOMES創業者の土井純一とまで10年経ってからの話。これは土井純一が大いなる運命に立ち向かいながらも成長していくドラマである。
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