幕間1 好敵手として
【かなり短いです】
「…さっきはボロボロだったが、どうしたんだ?ボルネス」
「…ドライアか…少しやりあっただけだ」
「へぇ…傷を治すより先に報告するくらいにか?」
ある城の廊下にて、彼が王と崇めている者に報告をし終えたボルネスは、竜の尻尾を持つ竜人で彼の仲間 氷結将軍 ドライアと話し合う。
「…あぁ、あの蜥蜴が狂って人を襲ったからな…それはまぁ、ハヤト…私を傷つけたあの冒険者の従魔に倒されたからな」
「従魔?テイマーか?」
「多分だがな…まぁ、気になることは多いが、今は安静にするがな」
「…なんか、楽しそうだな。ボルネス」
「…あぁ、あそこまで楽しめたのは初めてだからな…ふっ、身体が治ったら次の決闘に備えて鍛えないとな…」
ボルネスはそう言うと自室へと戻る。
「…ハヤトねぇ、戦ってみたいな…」
ドライアはそう呟くと、鋭い牙が見えてしまうほどにニヤけた。
ー
氷結将軍 ドライア
竜人であり、ある者に仕える将軍。竜人ではあるが、他の竜人にはかなり嫌われている。これにはある理由があるらしいが、詳細は不明。
武器は氷結聖双剣 アイスピロテス
聖武器シリーズだとかなり珍しい双剣タイプ。というか、聖剣と呼べる聖武器はフレアネメシスかアイスピロテス以外ないような感じである。氷を操り、その全てを凍らせる。属性の関係上、フレアネメシスと対を成している。
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