もう一つの使役方法
「…とりあえず、はい」
すると、グランドダッシュドラゴンの身体が光るとグランドダッシュドラゴンは頬擦りをする。
『成る程、使役されたのですね』
『ふむ…これはテイムと言う奴だな。テイマーという職業はあるが、テイム自体はどの職業でもできる。テイマーはテイムがしやすくなる職業だからな』
「成る程…でもなんで…いや、とりあえずは情報を」
ー
名前:無し
種族:グランドダッシュドラゴン
状態:健康
能力:【大地俊足】【大地の恩恵】【竜の恩恵】
ー
「よし、次はスキルの詳細…っと」
ー
【大地俊足】
大地を駆けるスピードが上がり、どんな道でも走れる
【大地の恩恵】
土魔法が使用可能。この恩恵自体、かなりのレアスキル。大地に愛された者のみに与えられる。
【竜の恩恵】
身体能力アップと、威圧を使える。
ー
「…有難い能力だな」
『ふむ…【大地の恩恵】ですか…かなりレアですね』
『我も初めて見るわ…』
「そのレベルなのか…」
じゃあかなりのレアだな。と思いながら、名前を名付ける。
「次に名前だな…そうだな…ティラノでどうだ?」
すると、グランドダッシュドラゴンことティラノは雄叫びをあげ、喜ぶ。
「それにしても、土魔法かぁ…魔法ってどうやればいいんだ?」
すると、グランドダッシュドラゴンが土魔法を使う。地面から大地の槍が現れ、後ろにいたゴブリンを串刺しにした。
「…イメージか」
『ふむ、使役したモンスターが言葉を発せなくとも理解できる。良きマスターとしての証だ』
イメージする。そうだな…なら、まずは
「大地の龍」
すると、地面が東洋の龍に変化すると身体を蛇のように巻きながら、グランドダッシュドラゴンの後ろにあった穴に入り込んだ。すると、モンスターの悲鳴がこだました。
「…判定」
『やりすぎだ』
『やりすぎです』
「グォウ…」
ティラノにすらやりすぎと言われた俺は、少し落ち込んだ…
自重は…時と場合によります。
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