短い過去編っぽい回想っぽいやつ
『雀トモコという少女』
私のクラスには不幸体質な女の子がいた。
名前は雀トモコちゃん。
弟君とよく一緒にいる、地味…というか、気の弱い女の子だった。
小学五年生の時に転校してきた雀姉弟は弟君のカッコよさと二人の身長の高さで人気になった。
当時すでにトモコちゃんは170cmを超えていて、弟君はひと月で1cmずつ伸びて、転校時にすでに176cmだったらしい。(クラスの女子が聞いていた)
そんな超身長姉弟だったが、転校初日から不幸体質が露見していた。
先生が力を籠めすぎて折れたチョークがトモコちゃんに向かって飛んでいき、それを弟君が止める。(先生涙目)
片づけ忘れたのか落ちていた雑巾に滑り、転倒しそうになり弟君が抱き留める。(クラスの女子涙目)
給食でワゴンを使ってふざけていた少年たちがコントロールを失い、ワゴンに突っ込まれる。(ちょうど弟君がトイレに行ってたので誰も守れなかった)
必死に謝る少年たちを鼻血を流しながらも責めずに大丈夫だからと連呼するトモコちゃんは二次成長期の私には守らなければ!と思わせるようなか弱い存在に見えた。
段々と転校とトモコちゃんの不幸体質について周囲の反応が落ち着いてきた時に当時まだ幼かった私はトモコちゃんを守らねば!という謎の責任感と大きな庇護欲から咲桜の力を惜しげもなく使い、少年護衛を転校させ、トモコちゃんの帰り道にSPを配置し、トモコちゃんの家の近所を買い占めて24時間体制でトモコちゃんの安全を守れるようにした。(本当に反省している)
当時私の通っていた小学校の教頭が頭のおかしいロリコン野郎でトモコちゃんを攫う計画を練っていたが、女の子の気持ちが分かるように女の子にしてあげた。
それは反省してないよ?
…まあ、そんな感じでトモコちゃんは不幸体質で、あってすぐに私はトモコちゃんに一目ぼれしたってわけ。
トモコちゃんは私のことを親友寄りの友達としか思ってないけどね!
^^^^^
姉さん…雀トモコは不幸体質らしい。
俺の物心がついたころには生傷の絶えない生活で、物心がつく前から姉さんは俺が守らなければという使命に駆られていた。
うちの家族は高身長だ。
だから、姉さんも小学3年生で170cmと身長が高く、女性らしいふくらみが胸部と臀部にでき始めていた。
だから、姉さんを性的な目で見るゴミどもやその体系に嫉妬するクソアマが多かった。
だから俺は姉さんと常に、共にいるようにして姉さんを守った。
姉さんに告白しようとするサルを投げ飛ばし、小学四年生の姉さんに手を出そうとする教頭を殴り倒し、彼氏ヅラする脳が股間についている高校生のタマをつぶした。
小学五年生のころに女子なのに姉さんに恋をしたヤベー女もいたが…ってか、いるが、姉さんも初めての友達に喜んでいたから何もしなかった。
白良 さくとかいう名前だったか?
長い付き合いになるとは思ってなかったな。
あとがき
わははは!
前回に書いたあとがき、まったくもって記憶がなくて怖い
寝ぼけて書いたか…?
あ、新小説はだしますよ?たびん…
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