【休息編】1ー2

─翌朝─


レイナが起きるとドアの隙間からいい匂いが漂ってくる。

匂いに釣られ、リビングに行くと蓮がキッチンに立ち、料理をしていた。


レイナ「…いい匂いする。」


蓮「起きたか、レイナ。おはよ。」ニコッと笑う。


レイナ「おはよ。」椅子に座る


蓮「もう少しで朝ごはんが出来るから待っててくれ」


レイナ「え、う、うん。ありがとう…」


レイナ「…蓮は何時に起きたの?」


蓮「んー。6時…だったかな」


レイナ「早起きだね。」


蓮「まぁ…仕事がそうだったし。」


レイナ「あ、そっか。」


蓮「よし、出来た。」火を消す


ご飯を皿に盛り、テーブルに置く。


蓮「よし、いただこうか」


レイナ「うん、いつもありがとう、蓮」


蓮「お、おう…!」


2人とも『いただきます!』といって食べる


レイナ「おいひい…」


蓮「今日も美味くできてよかった」微笑む


レイナ「…!」そっぽを向く


蓮「?」


レイナ「…なんでいつもそんなにニコニコしてるの?」


蓮「えっ、あっ、してた!?」


レイナ「…うん、してた」


蓮「そんなつもりなかったんだがな…」


レイナ「…ふふ」少し微笑む


蓮「ん?どうした?」


レイナ「…別に!」


レイナは急いで食べて、『ごちそうさま!』と言い、走って中庭へ向かった。


蓮「はは…。ゆっくり食べればいいのに、ったく。」

ため息混じりに言う


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闇夜の暗殺者 ふうまる @humaru5656

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