【復讐編】1ー4
両親が殺された連中の名前はセト、ジン、ラム。その3人で白夜の暗殺者と名乗っていると知り、殺された日からレイナは独学で暗殺術を学び続け、そして
レイナはフード付きの少しブカブカの黒色のパーカーに着替え武器と薬や黒色の狐のお面を持って最近知り合った情報屋の蓮の元へ向かった。
蓮「いらっしゃい、レイナ」
レイナ「やぁ。彼奴らの情報を掴んだ?」
蓮「君の両親を殺した奴らではないが情報は手に入れたよ。まぁまぁ苦労したが。」
レイナ「…なんでいつもそんな情報しか掴めないんだ。」
蓮「まぁまぁ。こっちだって危ない橋を渡ってるんだ。…わかってくれ」
レイナ「…まぁ、蓮には感謝してる。」
蓮「んな…、そんな事言うなんてな…僕照れるよ。」
レイナ「…はやく教えてほしいな」
蓮「はいはい…。コイツだ。今も奴らと活動してる1人だよ。名前はルキだ。居場所は――」
レイナ「わかった。」
蓮「あと、ただの雑魚ではないから気をつけてな。」
レイナ「ん。じゃあね。」代金を払う
蓮「まいど。レイナ、ご武運を。」手を振る
レイナ「ありがとう。」立ち去って夜まで木の上で指定された場所で隠れて準備をする。
ルキは座りながらタバコを吸っている。
レイナ「あいつか」フードを被ってお面を付ける。
ルキ「ん?」携帯が鳴る。
ルキ「なんだなんだこの時間帯に…。ってセト様!?」電話に出る
セト「俺だ」
ルキ「ど、どうしました? セト様」
セト「いやなに。なんか起きそうな予感がしてな。」
ルキ「え、なんですかそれ…。」
セト「…いや、多分俺の気のせいだ。気にすることないが気をつけるんだな。」
ルキ「えー…。怖いですよ。」
セト「なんか起きたらすぐ連絡するんだ、わかったな?」
ルキ「わ、分かりました。」
電話がきれる
ルキ「な、なんだよ…。なにか起きるって。」
レイナが屋根から飛び降りてルキに向かって急接近する
ルキ「っ!!?」
レイナは心臓狙いで刺す。
ルキ「あ、あぶ…っ!!」ギリ体を反らして回避するがバランスを崩す。
レイナは間髪入れいれずルキを掴み、壁に向かって背負い投げする。
ルキ「ぐへあっ…!!!」思いっきり壁にぶつかる。
レイナ「吐け、お前らの仲間の情報を」馬乗りして首にナイフをむけた。
ルキ「な、なんなんだよ……!!急に……!!」
レイナ「吐け。白夜の暗殺者の仲間の情報が欲しいと聞いてる」
ルキ「だ、誰がお前なんかに教えるか!!」
レイナ「まだ喋らないと言うならこうするまでだ」手の甲にナイフで手をぶっ刺す
ルキ「――――――!!!!」
レイナ「さぁ、さぁ!」グリグリ抉る
ルキ「は…ははっ…、誰が身の知らずのお前なんかに話す…か…!!」
レイナ「ふん、こんな状況でもか。」
ルキ「……馬鹿め…その言葉をそっくりそのまま返してやる…!!」
レイナ「…なに?」
???は屋根に乗ってレイナに向け猛毒を塗った弓矢を何本も飛ばした
レイナ「っ…!?」咄嗟の判断で刺さってる刀を抜き、矢を切り続け、後ろに下がる
ルキ「ぐっ…。や、やれ…!!俺の子分達…!!」ナイフを抜き、仲間に命令する
レイナ「…ちっ、援軍がきたか」刀を構える。
仲間達「うおおぉー!!ルキ様を守れー!!」ルキの周りを守るように囲う。
レイナ「……」
医療班「すみません!遅れて…。ただいま治療します!」
ルキ「…大丈夫だ。ありがとうな」
医療班「いえ…!勿体ないお言葉です!」止血中
ルキ「ぐぅぅっ…!!」悶える
レイナ「これ以上はさせるか」刀を構えてルキに接近する
すると前からレイナより大柄の男性が現れ
レイナ「…!?」
大柄の男性「させぬぞ!!おらぁ!!!」レイナの体を掴み壁に投げつける
レイナ「がはっ…!」軽く吐血する
大柄の男性「ルキ様にはこれ以上触れさせん!貴様なんて俺で十分だ!!」背中にしまってある大剣を抜きグルグル回す
レイナ「…ちっ、めんどくさいな」口から血が混ざった唾を吐く
大男「うおぉ!!」ブンっと大剣でレイナを叩き切る
レイナは避ける
「甘いっ!!」
ブンっと大剣を横にふって剣圧を巻き起こす
レイナは避け、次に相手の背後に素早く取った
大柄の男性「!!」咄嗟に距離をとる。
大柄の男性「早いな…。だが俺も出来るぞ!!」大男はレイナの背後を取る
レイナ「…?驚いた体大きくて全身が筋肉の塊だと思ったが。少しは違ったか」
大柄の男性「なぁにぃ!!?癪に触るやつだな!!貴様はここで死ねぇ!!」重い一撃を振る。
ズドーン!!!と砂煙が出来るぐらい凄まじい音ともに地面は抉り、ヒビまで入った。だが砂煙の中から声がした。
大柄の男性「…!!?」
レイナ「そんな見え見えの技で当たると思ったのか?…脳まで筋肉が詰まってるようだな。…─そして」
大柄の男性の背後にいたレイナは「お前は死ぬ」言って刀を鞘に戻と
大柄の男性の首が斬られ、死亡する。
レイナ「さてと…次はお前らだな」仮面越しに睨む。
残りの仲間「ひ、ひぃっ!!」彼奴がやられるなんて…!!」怯える
ルキ「ちっ!怯えるな!いけぇ!!」壁に頼って立ち上がって命令を下す。
残った仲間達「う、うわぁぁ!!」全員でレイナに立ち向かった。
レイナ「時間がないな。…一気に片付ける」刀を抜く
数の暴力で仲間達は戦うが。圧倒的のレイナの強さで全滅する。
ルキ「な、何者なんだよてめぇは…!!」殺意をレイナに向ける。
レイナ「復讐者だ。」急接近
ルキ「貴様を許さねぇ…!!!餓鬼がぁぁ!!」
ガキィィン!と刀同士がぶつかり合う。
レイナ「っ…!」1歩下がる
ルキ「おいおいどうした!こんなもんか!」
レイナ「…次で決める」鞘に刀をしまう
レイナは構える
ルキ「…!…なるほどな」レイナと真似る
その場が静まる
レイナ&ルキ「死ね」2人とも見えぬ速さで刀を抜く
静る空気。そして─…勝負あったのは
ルキ「……」
レイナ「……」
ルキ「ぐはぁぁっ…!!!!」体から血飛沫が出てて、死亡する
レイナ「…うっ」刀を地面に刺し、地に膝を置いて胸を抑える
レイナ「こんな体じゃなければ…っ」懐から薬をだして、飲み込む
レイナ「っ…。」落ち着くまで休む。
レイナ「殺ってしまったな。何をやってるんだ私は…。」上を向いて月をみた。しばらくして調子が戻りルキの死体へ向かう
レイナ「なんか持ってないか調べるか」懐からなにまで全て調べる。
レイナ「…ちっ、なにもなし…か。」全ての死体を上手く隠して刀をしまう
レイナ「…次は情報を聞いてセトって言うやつの居場所を炙り出し、殺す。」
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