現実は悲しいことも多いけど、同じくらい素敵なものも、たくさんある。

二人の少年の出会い、そして共同生活を通じて、現実社会の理不尽さ、悲しさ、そして、その中にあるほんの少しの優しさを感じ、頑張って生きよう、という気持ちにさせてくれる作品です。
それぞれの登場人物の心情などもリアルに描かれていて、読みながら「自分だったらどうするだろう」と、考えさせられました。
静かで落ち着いた、温かみのある物語。
BL、というよりも友情の物語と感じました。なので、万人におすすめできると思います。
前半部分でまず、一旦、区切りとなっているので、まずは気軽に読んでみてください♪