第20話 食堂と教室

「」の前に名前を書くと読みずらい気がしたのでちょっと、今回は「」の前に名前を書かないでみます。

分かりずらかったら教えてください。



なんかさっきから真鈴が怖いんだけど、どうしたんだろう?


「真鈴?どうしたの」


「なんでもないよ!なっくん」


「そう?」


「なっくんは今日も弁当?」


「そうだよ」


「そっかー、空ちゃんが作ってくれてるの?」


「そうだよ」


なっくんの胃袋を掴んでるんだ、空ちゃん羨ましいなー


「私が明日から作ろうか?」


「えっ! いやいいよ、」


「ホントに?」


「大丈夫だよ!」


「そっかー」


せっかく私が胃袋を掴もうと思ったのになぁー

ざーんねん


「真鈴はお弁当なの?」


「そうだよ!」


「自分で作ってるの?」


「ふふん!そうだよ」


「凄いね!真鈴」


「それほどでもないよ!」


「はい、それほどでもないですね」


「あっ!空」


「はい!お兄ちゃん!あなたの大切な人ですよ」


「そんなこと言ってないでしょ!」


「空ちゃん、私と空のお昼を邪魔しないでくれるかなー」


「何を言ってるんですか?お兄ちゃんはあなたのものじゃありませんけど」


「空ちゃんのものでもないでしょ」


「2人とも食堂では、しー、だよ」


『か、可愛い』


「お兄ちゃんもう1回やって、今の」


「なっくん、私もう1回見たいな」


「えーと?喧嘩してたんじゃなかったの?」


『なっくん(お兄ちゃん)がしーって言ったから

やめたんだよ?』


うぅ、なんかデジャブを感じる


「いいから、食べよ!2人とも」


『はーい』



◇◇◇

「うぅ、真也ー」


「お疲れっぽいな、夏輝」


「どうしてお昼ご飯を食べるだけなのにあんなに疲れるの」


「まぁ、仕方ない」


「うぅ、他人事だと思ってー」


「いいや夏輝、」


「なに?」


「俺も大変だったんだぞ」


「えっ?どの辺が?」


「周りを見ても仕方ないだろ」


「あっ...そっか」


「実はな」


◇◇◇

「失礼!真也君というのはどの子だい」


「えっとー、真也は俺ですけど...何か用ですか?皇城さん」


「あぁ、実は君に聞きたいことがあってね」


なんだろう、凄く嫌な予感がしてきた


「えっと、それって拒否権は?」


「もちろんないよ!」


「やっぱりですか」


「では、生徒会室に来てもらおうか」


「はい...」


◇◇◇


「てなことがあったんだ」


「えっとまず皇城先輩が真也のところに来て、その後生徒会室に連れてかれた......その後は?」


「いや、言えない」


「どうして?」


「言わないように言われたからだ」


「どうしてもダメ?」


くっ、可愛すぎる······だが


「ダメだ夏輝」


「そっか、」


「悪いな」


正直聞かれたことは夏輝の好きなものだったり、夏輝の趣味、過去話など、夏輝関連の話ばかりだったからな...言えるわけねぇ




_____________________

あとがき

更新がしばらく遅れてすみませんでした。

明日からはきちんとしてみせますので、

よろしくお願いします。





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