第3話 学校の生活

校舎に入ったけど、僕は2年1組、真鈴が2組、

空が1年2組のためここでお別れだ。



「また後でね!お兄ちゃん」

「またね、空」



「じゃあ行こうか真鈴」

「うん!」



「なっくんってさ空ちゃんのこと実際どう思ってるの?」

「え!?うーん」

「可愛くて自分の命に変えても守ってあげたくなるような天使かな」

「へーふーん、そーなんだ」

「なんでそんなに不機嫌になるんだよ」

「別にー」

「なっくんのバカ」



僕はクラスではあまり大勢の人と話すことは出来ない、別にぼっちって訳でもないからね。



「おはよう夏輝君」

「おっ おはよう姫川さん」

「今日も相変わらずの登校だったね」

「そう思ってたんなら助けてよ〜」

「う〜ん それは無理かな」

「えっ なんで!」

「女の子には色々あるんだよ」

「うっ それを言われると何も言い返せない」

「また後でね」

「うん」



はぁーっびっくりした。いつもいきなり話しかけられるから最初の一声が挙動不審みたにいなっちゃうんだよなー。おっと紹介を忘れるところだったあの子の名前は姫川一架(ひめかわ いちか)と言ってこの学校で知らない人はいない

木ノ花学園四天王のひとりなのだ。1人目は空、2人は真鈴で最後の一人は出てきた時に話そう。




「よっ夏輝おはよう」

「相変わらず元気だな真也」



彼は僕の親友で名前は上瀬真也(かみせ しんや)いっつも元気でクラスの人気者だ。僕とは正反対なんだけど小学校からの付き合いだから自然と親友になっている。



「ホント羨ましいよなー夏輝は」

「なんでだよ」

「だってあんな可愛い子2人から言い寄られてるんだぜ たまったもんじゃねーよ」

「大変なんだよー」

「幸せ者の苦労はいいだろ」

「おっと、そろそろホームルームの時間か」



はぁ皆羨ましがるのはなんでなんだろう僕ってただの普通の生活をしているだけなのに。




_____________________あとがき

一日でフォローの数が2桁行くとは思いもしませんでした。フォローして下さった方々ありがとうございます。

今回は仲のいい女の子と親友を出してみました、まだ登場キャラは出る予定なので楽しみにしてくださるとありがたいです。

次の話もよろしくお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る