第7話〈3〉【食育ですが、何か?】


『──A bad workman always blames his tools.(腕の悪い職人は、いつでも道具のせいにする)』


 これは、我が英国で使われている有名な諺の一つだ。


 他国で類似する別の言葉に言い換えるとするならば……。

 『良工は材を択ばず』

 『弘法、筆を選ばず』

 などが、それに該当されるだろうか?

 

 端的に言えば、これら全て。

 『本当の達人であるなら、道具の質によって結果を左右される事などない』という教えなのである。


 ……しかし。

 これらの言葉を初めて聞いた時。

 僕は正直、この様な感想を抱いてしまった。


 彼らは『たまたま近くに代用が効きそうな【道具】が揃う状況』にいただけの……。

 単なる幸福者という話ではないか、と。


 そう、例え……。

 卓越された腕。

 専門的な知識。

 適切な対処法。


 それが当人に備わっていようとも。

 そもそも代用が効く道具そのものが手元に無ければ、実力を発揮する機会すら得られなかったはず。


 人間という生き物は自分達が思っている以上に……。

 極めて無力な存在なのである。


 所詮、空手ではどうしようもなく。

 身体能力の限界値という絶対的存在を仰ぐばかりが関の山だろう。


 故に、僕がこの言葉から学びとった教訓は一つではない……。

 二つだ。


 一つは表。

 そのままの意味。

 『道具の質は、決して言い訳になり得ない』ということ。


 二つは裏。

 極端なる見解。

 『いつ如何なる場合でも実力を発揮できる人物こそが、真の達人である』ということ。



 ……忘れないでほしい。

 言葉とは、常に表裏一体の意味を併せ持つ暗号の様なモノなのである。


 表面上の言葉だけを鵜呑みにし。

 勝手に全てを学んだ気になっているようでは、人として半人前だ。


 今一度、自らの見解も踏まえつつ。

 学習した一つ一つの言葉達と対話してみてくれ。

 

 さてと、長々と語ってしまったが。

 道具といえば……。

 僕達──【超級使用人】も多くの『装備品』を携帯しているのはご存知だろうか?


 日頃から最高峰の結果を残すべく。

 中には、普段から勤務中に取り扱う『装備品』に人一倍の拘りを持っている者も少なくないだろう。


 ……という訳で、今回は。


 そんな【超級使用人】である僕達が持ち歩いている代表的な『装備品』について。

 一部、ご紹介しようと思う。


 〜 基本装備その一 〜

 【Hook Wire〈鉤爪付き鉄製ロープ〉】


 勘の良い方ならこの名称だけで既にお気づきかと思われるが、その通りだ。


 僕達が度々取り出して頻繁に使用しているアレ……。

 『先端にS字の鉤爪が装着されている、何の変哲もない鉄製ロープ』のことである。


 【超級使用人】は円形状に丸めて小さく収納された『ワイヤーケース』を携帯することが義務付けられており……。


 バトラーは、ジャケットの裏地背面部に。

 メイドならば、スカートの内部後方部に。


 それぞれ【Hook Wire〈フックワイヤー〉】なる名称の鉤爪付き鉄製ロープを隠し持っているのである。


 主な仕様用途は以下の通り。


 壁登りやジップラインによる移動効率化。

 難所での人体固定ツール。

 遠距離からの目標回収手段。

 緊急時での武器化。

 対象不審人物の拘束具。

 etc……。


 つまり、本人の技量に応じて無限の可能性に応えてくれる、まさに夢の様な万能アイテムなのだ。


 一昔前はワイヤーの射出を補助してくれる様な機械的電動ギミックが取り付けられていたようなのだが……。

 マナーや隠密などによる研究が重ねられた結果、今は静音性や多様性を突き詰めたこの形に落ち着いたらしい。

 

 ……確かに、何の変哲も無い普通の鉄縄を自由自在に操れる様になるまで血の滲む努力が必須となるだろう。


 しかし、万が一にも極める事が出来れば。

 間違いなく、業務上や日常生活で絶大な働きと貢献を見せてくれる事を約束してくれる筈だ。


 当の本人である僕だけでなく。

 同期のアメリアも……。

 今となっては、コレ無しの生活など考えられない程に頼りっきりとなっているだろう。


 それほどまでに。

 このフックワイヤーはどこまでも便利なアイテムなのだ。


 その証拠に。

 今まさに、この瞬間も……──



「コチラの新規アトラクション──【新ルーヴェイン・オブ・ザ・ライド】は急上昇、急降下……、又は急停車する恐れがございます。 ご乗車の際はお手元の『安全バー』を限界まで下ろし、必ず手足を乗り物の外へ出さぬ様にご協力をお願い致します」



 ──僕が操るフックワイヤーは。

 目の前で大活躍を見せてくれている。


「わーいっ!! ……『あんぜんバー』ってどれ?」


「心の安全バーで結構。……さぁ、四巡目に参りますよ」


 現在、カノン様の執事である僕。

 ルーヴェインは……。


「ひゃぁぁぁ〜〜っ!!!」


 文字通り。

 青空の下にて。

 主である金髪幼女のカノン様を『鳥』にして差し上げている最中なのであった。


 綺麗な直角に固定された自らの片膝に器用なバランスで主を着席させながら、空にピンと一直線に張られるワイヤーの下をジップラインの形式で高速移動。


 右手に握られた先端部分の鉤爪からはギギギと激しく火花が散り……。

 とんでもない速度で屋敷の敷地内上空を駆け抜ける。


「ふっ!」

 

 道行くレールに終わりが見えそうになれば、遠くに見える木や過去に敷いた既存のレールを起点とした新たなレールを即席で生成。

 終わりが見えれば、また次へ。


 リアルタイムで次々と更新されていく新たな分岐レール。

 時にはカノン様を肩に担いで、綱渡りの様に張ったワイヤーの上を駆け登って高度形成。


「わぁぁーーーいっ!! たのしぃー♪」


 ……と、屋敷の周りをグルグルと旋回する様な周回軌道で。

 主と共にハイスピード飛行を決め込んでいたのであった。


 ちなみに、コレは四度目のフライト。

 僕は再び三階にあるカノン様の寝室前に舞い戻ると、一度そこで急停車。

 窓枠に足をかけながら、膝の上に座るカノン様にニコッと微笑みかける。


「これが翼を持つ者の世界ですね。……ご感想は?」


「もっかい! もっかいとぶーっ!!」


 我が主のテンションは見ての通り最高潮。

 可能ならば、このまま人間ジェットコースターを継続させたい所なのだが……。


 残念ながら。

 カノン様はまだ朝食が済んでいない状況だ。


 僕は少し困った様な笑いと共に。

 目を煌めかせている主にお言葉を返す。


「大興奮のところ大変恐縮ですが、間もなく朝食のお時間でございます。そろそろ食堂へと向かいましょうか」


「お、おわっちゃうの……!?」


 すると、僕の言葉を聞いた彼女は。

 分かり易く肩を落としてしまわれた。


「そう落ち込まないで下さい。本日の朝食は僕が担当させていただきましたので、きっとカノン様のお口に合うモノばかりかと思われますよ?」


「……わかった、あさごはんいく……」


 楽しすぎる時間に終わりが見えてしまえば、誰だって少なからず切なさや落胆を感じてしまうモノ。


 主の楽しみに水を差すのは非常に心苦しいが、僕は裏庭側から屋敷の側面を旋回する様にジップラインを形成し、空中から正面玄関側へと移動を開始した。


 そして、屋敷の正面玄関側……。

 即ち、屋敷の正面を横断するような形でゆったりと滑空。


 ここで鉤爪を握る手を離して地上に降り、玄関扉の先にあるホールから左手へと向かえば……。

 そのまま目標地点の食堂へとアクセスする事が出来るだろう。


「……」


 しかし。

 僕は地上へ降りようとはしなかった。


 緩い速度で下る滑車から手を離さず。

 暫く、そのまま主と共に空の風を浴び続ける。


 その理由……──



「──た、大変ですカノン様!! あちらをご覧下さい!」


 僕は焦燥感を演出しつつ。

 とある場所に向かって冷や汗混じりの視線を放ってみせた。


「……へ? なになに?」


 すると、膝の上にいたカノン様も僕の視線に釣られたのか。

 慌てて、その方角へと顔を向け始める。


 そう、僕の企画した。

 この『人間ジェットコースター』……。


 実はまだ。

 『最後のギミック』が残されていたのだ。


 僕達の視線が集中したのは。

 屋敷の屋根方面……。


 そして、そこにはなんと──



「──わぁぁぁーーーっ!? なにアレ〜!?」


 我が物顔で屋敷の屋根を陣取る様に仁王立ちする……。

 ──【緑色の身体を持つ謎の化け物】が存在していたのであった。


「るーびん! おやねに、なんか【へんなの】いるっ!!」


 全身真緑の刺々しいフォルム。

 目無しの長細い頭。

 裂けた口元から垂れた不気味な液体。

 ユラユラと不規則に揺れ動く胴体。


 一言で説明するならば。

 その名も……──



「アレはおそらく……! エイリアン!」


「えいりあん!?」



 ──地球外生命体の代表格。

 エイリアンである。


 唐突に屋根の上へと襲来した謎の化け物に対し、カノン様は酷く狼狽えている模様。


 そして、彼女はそれをキッカケに。

 周囲の異変にも徐々に気付き始める事となる。


「あ、あそこにもいる〜! ……あっ!? あっちにもっ!」


 その通り。

 なんと、出現したエイリアンは単体ではなかったのだ。


 三種類の体格を持つ大、中、小。

 あらゆるタイプのエイリアンが、いつの間にか屋敷のあちらこちらに点在していたのである。


 僕は動かしていた鉤爪を丸ごと掴んで摩擦を加え、その場で動きを緊急停止。

 カノン様と共に屋敷全体を見渡しながら、わざとらしく苦々しい顔を浮かべる。


「くっ、何という事態だ! まさか、謎の勢力によっていつのまにか屋敷ごと支配されていたとは! ……別室で朝勉中の華殿も、その場で無事に身を隠せていると良いのですが」


 ……ちなみに、言うまでもないだろうが。

 これらは全て、僕が手がけた演出だ。


 無論のこと。

 全てのエイリアンは本物ではなく。

 僕が昨晩に手がけた超がつくほど精巧に作られたリアルな『模型』である。


 ……やはり『スリル』と言えば絶叫マシン。

 そして、非日常による危機体験だ。


 なので、今回はその二本仕立て。

 絶叫マシンwithエイリアン襲来!!


 ふっ、我ながら完璧だ。

 完璧すぎる。

 

 そもそも、楽しみというのは途端に終わってしまうからこそ、同時に大きな落胆を生んでしまうのだ。


 ならば、いっそ……。

 終わりを悟られぬ様に別の感情を書き換えつつ、そのまま有耶無耶にすれば良いのである!


「ひ、ひぇぇぇぇ〜〜〜……!!」


 ……ただ。

 模型のエイリアンに気合いを入れすぎて、少々リアルに仕上げてしまったせいなのか。

 予想以上に怖がってらっしゃるな……。


 ……も、もう少しポップ調にした方が無難だっただろうか?


 そんな事を冷静に考えていると。

 膝の上に座っていたカノン様は「はっ!?」と何かを思い出す様な仕草で。

 慌てて、僕の方に振り返ってきた。

 

「そ、そうだっ! あ、あめりあだいじょうぶかな!?」


 ……なるほど。

 どうやら、彼女は。

 現段階で一度も話題に出なかった銀髪メイド──【アメリア】の安否が気になっているらしい。


 流石はカノン様だ。

 こんな時でも自身より他人を優先なさるとは……。

 なんとお優しい方なのだろうか。


 しかし、僕は『アメリア』という単語を耳にした瞬間……。

 途端に全ての表情筋を失ってしまう。


 そして、目の前に蔓延る十体のエイリアンの中から『最も体格の小さいヒョロヒョロのエイリアン』を選出し、それにスッと指を差した。





『──ちなみにアメリアなら、あの一番雑魚そうな魔人の手によって一撃で葬られてましたよ』





 静かなるトーンで放たれる僕の報告に対し、カノン様は今日一番の驚声を吐き出す。


「えぇぇっーーー!!!!!??? いちげきでっ!!??」


 ……が、僕は一切悪びれる様子も無く。

 そのまま淡々と言葉を続けた。


「おそらく自身の力を見誤った結果、無謀にも一人で立ち向かう事を選んでしまったのでしょうね。……まぁ、ゴミですよ。控えめに言って」


「ぐすっ、あめりあ……。カノン、あめりあのゆうし、ぜったいにわすれないっ……!」


 冷たい口調の僕とは対照的に。

 自らの袖で視界を覆いながら、従者の死を嘆いているカノン様。


 そんな彼女に向かって。

 僕は懐から取り出したあるモノを手渡してみせる。


「という訳で、こんな事もあろうかと……、コチラでこの【対エイリアン用光線銃】をご用意させて頂きました。コレで奴らを一掃し、再び平穏を取り戻すとしましょうか」


 それは、プラスチック製のハンドガン。

 通称──オモチャの水鉄砲。


 彼女はその水鉄砲を受け取ると、かちゃかちゃと音を鳴らして手元で観察。

 首を傾げながら、不思議そうに呟く。


「こ、これで【えいりあん】たおせるの……?」


「ええ、僕がレールを移動して上手く敵の正面までカノン様をお連れいたしますので、貴方様は屋敷に蔓延る魔人達をどんどんその銃で撃退していって下さいませ」


 さて、ここからが腕の見せ所だな。

 

 あまり時間をかけすぎても、肝心の朝食が冷めてしまう。

 

 しかし、だからと言って迫力に欠ける演出の短縮は論外だ。


 最も臨場感のある飛行ルートを選択しつつ、あのエイリアン達を模型と悟られぬ様にカノン様を楽しませなくては……。


 僕は鉤爪を握る手を交互に入れ替えながら、今から酷使するであろう両手をぷらぷらと降って準備運動。

 そして、遊園地のツアーガイドの様な爽やかさと共に。

 カノン様にニコッと優しく微笑みかける。

 

「さて、準備は宜しいですか? いざ、エイリアン退治へ……──」


「──る、るーびんっ、まって!」


 しかし、その瞬間。


 膝の上にちょこんと座った主役の彼女から突然、その様にストップサインを出されてしまった。


「ど、どうかなされましたか?」


 その声により、僕は出発する手を中断。

 目をパチパチとさせながら、恐る恐る主の顔をゆっくりと覗き込んでみる。


 すると、彼女は。

 手元の水鉄砲と屋敷に散らばるエイリアンの模型達を交互に見つめながら、不安そうな表情を浮かべていた。


「あめりあでもだめだったのに、カノンじゃたおせないよぅ……! それに、あんなにいっぱいいるよ……?」


 自身より数倍も存在する敵の群れ。

 自身より格上であるアメリアの敗北。


 おそらく、それらの要因により。

 戦う前から彼女の戦意が大きく削られてしまっていたのだろう。


「……」

 

 そんな彼女を見て。

 どの様な言葉をかけるべきか迷ってしまった僕であったが──


「──良いですか、カノン様」


 ここは静かに。

 主の命令を無視する事を選んでみた。


 鉤爪を滑らせて、勝手に空中移動を再開してみせる。


「この先、貴女様の人生の中では『数えきれないほどの多くの敵』が待ち受けていることでしょう。……大変遺憾ですが、貴方様の場合は特にね」


 そして、彼女が握っている水鉄砲にそっと手を添えた。


「……ですが、それはどの様な生物に生まれたとて同じこと。生者である以上は決まって味方の数より敵の数の方が多くなるように世の中は仕組まれているモノなのです」


 狙うは、丁度ここから真下にいる地上のエイリアン。


「まぁ、だからと言って悲観する必要は全くありませんがね。何故なら、どうせその大半以上は──」


 彼女の指越しに軽く力を込め。

 そっと水鉄砲の引き金を引くと。

 銃口から一筋の水飛沫が発射される。


 そして、それをまともに浴びた真下のエイリアンは……。

 濡れた箇所から中心に。

 ボロボロと独りでにその身を崩してゆく。


「──このように、少し小突いた程度で黙り込んでしまう雑魚ばかりなのですから」


 そう、エイリアンの材質は。

 全身が【薄い紙】で出来ていたのだ。


 故に、水に濡れた箇所から徐々に溶け。

 最終的にドロドロの液状物体に姿を変えているのである。


「まぁ、当然ですよね。そもそも一人の人間が一生の内に出会う『どうしようもない強敵』なんて、そう簡単にポンポンと現れるモノではありませんし」


 僕はカノン様の手元に添えていた手を離すと、膝の上で不思議そうにコチラの顔を見ていた彼女と目が合った。


 なので、僕は。

 

「いつの日か未来で待ち構える強敵に備えなければならないと言うのに、道中に現れるこの様な雑魚達に気苦労をかけさせられるなんてあまりにも馬鹿げているとは思いませんか?」 


 余裕そうな笑みを彼女に見せつける。


 正直、僕の言葉の真意が。

 今の彼女に理解できるかどうかは不明だ。


 しかし、それでも構わない。


「ですから、それ以外の敵は全員雑魚だと考えて下さって結構です。……重要なのは、本当に歯が立たない強敵と出会うまで、何があっても決して立ち止まらないこと。恐れず怯まず、堂々と我が道を突き進んで下さいませ」


 いつか。

 貴女がこの言葉の意味を理解して下さる日が来るまで……。


 それまでは僕が貴女の代わりに。

 命を賭して、雑魚共を屠らせて頂きましょう。


「わかった! カノンやってみるっ!!」


 すると、不安げだった主もようやく。

 僕に、にこやかな笑みを見せてくれた。


「その意気ですよ」


 彼女の笑顔を確認した僕は。

 手を背中にやり、腰にあるケースから新たなワイヤーを掴んで引っ張り出す。


「……それと言い忘れてましたが、全ての魔人を打ち倒すことが出来れば、なんだかんだ不思議な力でアメリアも勝手に復活すると思います。頑張りましょう」


「へぇっ、そうなのっ!? あめりあすごっー!!」


 そして。

 そのワイヤーを対面上にある屋敷の屋根に目がけて投げ飛ばし……。


 僕達は二人揃って。

 目の前のエイリアン一派に立ち向かうのであった。



 ──見ておられますか?

 前女王陛下……。

 

 貴女のお孫様は。


 今も立派に成長しておりますよ。



         *

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