*解説〈3〉【専門用語】


     〜作中に登場する専門用語〜


神子徒みこと

 人類神へ魂を献上した者にのみ与えられる称号。

『神の子』という意味合いを持ち、称号を与えられた者には人類神より人智を超えし力が授けられる。


天鎖兵てんさへい

 夜間にのみ出現する『黒い骸骨』姿の化け物。

 人々からは〈不死身の死神〉として恐れられており、初めに目標として定めた個体をどこまでも追跡し続けるという凶悪な特徴を持つ。


変異種へんいしゅ

 突然変異で巨大化した生物達の姿。

 あらゆる生物達による唐突な凶暴化現象は大陸各地で死傷者を招いており、出現場所によっては国から指定危険区域として大移動令が出されることも。

 作物は荒らされ、付近に住まう原住民達が畑ごと住処を放棄せざるを得ないこの現状に、各国も頭を悩まされ続けている。


未来人フューチャーの箱・ギフト

 未来の技術が詰め込まれていると噂される、謎の四角い機械箱。

 大陸全域で発掘され始めたこの堅牢な遺物を開封するには、外面に施された難解な仕掛けを解読する必要があり、今も多くの賢人達によって研究が進められている。

 ……が、未だに開封できた人類は一人も現れてはいないようだ。


【邪教団〈黄泉よみ〉】

 禁忌とされている異教信仰に手を染めた秘密民間組織。

 弱った民衆達の心につけ込み、誘拐や洗脳といった行為を繰り返して密かに勢力を拡大し続けている。



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