第16話 陽太はヤンデレ
綾香は陽太の子供が欲しいと言い出した。しかし陽太は全く乗り気ではなくそれどころか不安で涙が静かに溢れていた。
綾香はそんな陽太をものすごく心配して『どうしたの、具合でも悪いの?』と優しく聞いてきた。
陽太は具合が悪いわけではなかったがなんで涙が流れたか自分でも少し分からなかった。父親がずっと家にいる子供は幸せなのだろうかと思ったわけでもなくいや少しは思ったかもしれないが泣くほどの理由ではないことは確かだった。
綾香が体温計を持ってきて熱を計ることになったすると37.2度と微熱がでていることに始めて気がついた。綾香は『明日はゆっくり寝てな私仕事休むって連絡しとくからと』いい、陽太はまるでお母さんみたいだなと小声で呟いた
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