第3話 裸エプロンだけはやめてくれ
"ヤンデレ"そんな言葉が頭の中によぎった。昔少し憧れてはいたが実際それっぽいだけでも少し怖いとは思っていなかった。
6歳上のいとこの綾香の行動力は半端なくもうすでにもともと都会っ子だっただけに田舎に憧れていて
もう既に僕と住む予定の一軒家を買ったそうだ。
一軒家は昔ながらのひらやで家も田舎ぽっくまさに綾香の憧れていた家だった。
僕と綾香はこの家で同棲を始めることになった。
僕は初めて親以外しかも女性と一緒に寝ることになった。僕は綾香さんに誘われて一緒の布団で寝ることになったのだが、緊張しすぎて寝るどころじゃなかった。
朝だ学校に遅刻してしまうような時間に起き慌てていると綾香さんが裸エプロンをしながら料理をテーブルに置いていた。
僕は頭がパンクしそうで何も考えらなくなった。
冷静になってなんで裸エプロンなんてしてるのか聞いてみた。そしたら天使のような笑顔でだって新婚と言ったら裸エプロンでしょと恥ずかしがらずに堂々と言い切ったせいで納得しかけてしまった。
裸エプロンは普通じゃないし危ないのでやめてくださいというと少し不貞腐れたような顔をして拗ねていた。
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