登場人物 伍
※シュトルーヴェ家の人々。
・シュトルーヴェ家の私兵達……アドリアン(21)、ボッブ(24)、ドニス(34)、ピエロ(19)。他数名。貴族は御屋敷の警備や家人の警護も含め、私兵を雇っている事が多い。シュトルーヴェ家の私兵は、基本的に怪我や家庭の事情で退役した元軍人を雇っている。軍人の家なので、訓練も軍隊並みで優秀。私兵は退役軍人の再雇用先だったりする。ジェズと一緒に敷地内で訓練をするので、ジェズの射撃の精度を知っている。ジェズの反抗期には本気で心配してくれた。
・執事ドーミエ……シュトルーヴェ家の執事。今後も「シュトルーヴェ家の執事」で表記すると思う。
・アリシアとエリザベスの侍女……モニク(20)とコンスタンス(16)。この物語で名前を呼ばれる描写はないが、いつか彼女達との絡みも書きたい。
※ローフォーク家の人々(?)
・フィービー……ローフォークの馬。とても賢い牝馬。普段の世話はローフォークが行っているが、勤務先の連隊庁舎では厩舎係が、馬が馬房にいない昼間には近所の少年が馬房の掃除を行っている。ちゃんとお給金は出している。
・マルシャン……ローフォーク家の家令。やっと名前が付いた。馬の方が説明が長い。
※王都の人々。
・サーンス……セバスティアン・ヴヌーの伯父。王国の武器製造を請け負う特権商人の男。武器職人達の取り纏め、設計等を行なっている。代々軍部の中心にいるシュトルーヴェ家とは旧知。信頼のおける職人気質の男で、鋭い感性を持つ。ヴヌーの士官学校入学、第二連隊への入隊に際して、シュトルーヴェ家の助力は得ていない。自己研鑽を何より大事と思う大商人。
※治安維持軍の人々。
・ファルーイ中尉……ボナリーの第三大隊で小隊長を務める。優秀で真面目だが、若干、偏った物の考え方をする。嫌わないであげてほしい。
・ヴヌーの部下達……評価の低いヴヌーを馬鹿にして、違反を繰り返す。
・第一連隊……今の第一連隊は、かつての第一師団団長の副官だったフーシェ少将の統括下にある。ベルニエの時代に賄賂や裏取引が横行していたのを、一生懸命に矯正中。第一師団から引き抜いた兵士を各部隊に置いているが、大変そう。
※宮廷の人々。
・王宮近衛連隊長……現在の連隊長。実はローフォーク家の遠縁。
※コルキスタ王国の人々。
・アン=ルイーゼ・フレデリカ・コルキスタ
……コルキスタ王国の第二王女。十九歳。蜂蜜色の金髪。青い瞳。細身で背の高い女性。柔らかい物腰で知的な大人の美女。
※カラマン帝国の人々。
・マリー・アンヌ・フォントノワ・カラマン
……カラマン帝国第二皇子の妃。十七歳。グルンステイン国王フィリップ十四世の孫娘で王太子シャルルの実妹。十二年前の暗殺事件で起こったカラマン帝国との和解の印として、王族の権利を保有したまま、五歳でカラマン帝国へ実質的な人質として送られる。グルンステインに亡命してきた。
・カラマン帝国の大使夫妻
……カラマン帝国から派遣されている大使夫妻。他の王国の大使同様に、王宮庭園内に屋敷を与えられ、両国の調整にあたっている。長年グルンステインにいるので、わりかしグルンステイン風の思考。今後、どんな役回りにしましょうか。
※そっと紛れ込ませる忘れてた人々。
•オーギュスト・デュバリー
……初登場は第二話〜⑤。その後の登場人物紹介で紹介した気になっていて、いないことに気付かぬまま今に至る。
年齢・55歳。第一師団師団長から出世して治安維持軍軍団長になる。それに伴って階級も中将から大将へ。居場所は王都の第一師団庁舎から、王宮庭園内の治安維持軍本部へ移る。デュバリー侯爵家の当主。シュトルーヴェ伯爵とは士官学校時代からの悪友。伯爵と一緒にローフォークの父アンリを監獄から助けようとして牢屋に入れられた過去を持つ。
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