第26話 特徴17:気安いが、決め手。

 岡山資本の紳士服専門店「はるやま」。

 西田敏行氏がCMに出ていた頃の合言葉は、「安いが、決め手」。


 さて、無能の特徴では、どうか。

 それは、「気安いが、決め手」!


 無能というのは、群れるのが常道、人とじゃれ合いレベルのことをしておれば日も暮れて夜も明ける、おめでたいものなのです。

 そういう人間の決め手は、価格の安いとか高いとか、そういう問題ではない。

 ズバリ、「気安い」が、決め手、なのです。


 その気安さたるや、気軽さとは似て非なるものであることは、言うまでもない。


 そこから派生してくる無能の言動ってのも、いろいろバージョン、あるよ。

 浅知恵は浅知恵なりに、いろいろ、知恵が回るらしいね。

 以前述べた「一生懸命」とか、また稿を改めて書くけど「精一杯」とか、テンパりバージョンもあるにはあるけど、無能の無能たるゆえんを知るには、「気安い」故の言葉を分析したほうが、よりわかろうというものです。


 というわけで、その「気安さ」から繰り出される言葉を、次あたりから改めてご紹介してまいる所存であります。

 では。

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